爽快アクションを楽しめるアクションMORPG『ラスティハーツ』が今冬サービス開始！ クローズドβテストの電撃オンライン枠は250人

文：電撃オンライン

　セガは、PC用3DアクションMORPG『RUSTY HEARTS（ラスティハーツ）』の日本国内でのサービスにかんするライセンス契約を、韓国・Windy Softと締結。今冬には正式サービスを開始することを発表した。

　『ラスティハーツ』は、韓国のゲーム開発会社Stairway Gamesによって開発されたベルトスクロール型の3DアクションMORPG。アニメ調の独特なグラフィック表現や派手なエフェクト表現、スピーディーで爽快なアクション性が魅力となっている。さらにヴァンパイアや魔女の血を引く個性的なキャラクターたちが登場し、重厚なサウンドとともにストーリーを盛り上げる。2012年10月現在、韓国と北米、ヨーロッパにてサービス中のタイトルだ。

　日本国内での正式サービスは今冬予定で、それに先駆けて11月1日より5日間限定でクローズドベータテストが開催される。その参加者募集が、本日10月17日より開始された。電撃オンライン枠として、250人分を用意してもらったので、興味がある人は申し込んでほしい。

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■ストーリー

　14世紀半ば、ヴァンパイアロード・ブラッドが昼の世界に出現。ほぼ同時期にヨーロッパの全地域ではウイルスの蔓延により全人口の3分の1を失う大災厄が起きた。民家の前には死体の山とひどい異臭、村の上空ではカラスの鳴き声が絶えなかった。

　ヨーロッパ全土が死を恐れていた1350年の冬。このすべての根源がブラッドにあると判断したデンマークの王バルデマル4世は、犬猿の仲で知られる魔道士連合と東方正教会の間に一時的に和解させ、ブラッドへの対抗することを決断した。長きに渡り、仲が悪かった連合と教会は最恐の敵を前に、“黄金騎士団”を設立。飢餓や疾病により対抗すら厳しい状況だったが、魔道士連合首長の魔女・ペリシティの要塞セイントゴラス建設と東方正教会によるハンターたちの力もあり、わずかではあるが被害を減らすことができた。

　戦争の長期化を誰もが考えていたある日、災厄の原因であるブラッド突如消息を絶ち、戦争はうやむやのうちに終結した。黄金騎士団の幹部たちはブラッドの行動に疑問を抱いたが、被害の収束を最優先とし、国の復興に力を注いだ。この日以降、何らかの事件でブラッドを匂わすことはあっても、本人を見たものは誰もいなかった。戦争後も騎士団の追跡は続いたが、目標を定めることができず、徐々に連合と教会は従来の関係性に戻ってしまう。国同士の固い結束も崩れ始めた状況で追跡もままならず、腐敗していく騎士団に対する人々の視線は変わり始めた。

　300年余りすぎたある日……突如としてヨーロッパ全域が恐怖する出来事があった。世界中のヴァンパイアが沿岸の名もない村に集まり、消息を断つ事件が発生。これを大災厄の兆候だという噂は、もはやとどめることはできなかった。黄金騎士団は失った信頼を取り戻すべく、ブラッドの要塞として知られていたカーティス城周辺の村・ブラムネズに総司令部を設置。城の周辺に7つの結界石で結界を構築し退路を断った。

　そして、騎士団創設以来最強と呼ばれるフランツとアンジェラを戦場へ投入。ブラッドとの最後の戦いを迎える少し前……『ラスティハーツ』は長くて短い一週間の物語。

■キャラクター

●フランツ

　黄金騎士団所属のヴァンパイアハーフ。産気を感じた両親が馬車に乗って議会へ急いでいる途中、森の中でヴァンパイアの襲撃を受けて死亡してしまう。しかし、フランツはヴァンパイアがいなくなった後、死んだ母から生まれた。しかし、彼はその事件が原因でヴァンパイアハーフに生まれ、覚醒を抑えたまま自分の血を呪いながら成長することになる。

　23歳になった年、彼は教会で出会ったアメリアと恋に落ちて、結婚を約束する。しかし、結婚式の3日前、アメリアは馬車の事故で頭に大けがをして昏睡状態に陥る。愛する人を失いたくなかったフランツは自らヴァンパイアに覚醒してアメリアを噛んでしまう。

　しかし、数日後昏睡状態から目が覚めたアメリアはどこかに去ってしまい、フランツはアメリアを探してブラムネズ村までいくことになる。皮肉にも、彼女の血を体内に宿したことで、ヴァンパイアとしての覚醒を押し留めることができたフランツは、今はまだヒトを保つことができている。ヴァンパイアとなった彼女を人間に戻すことだけが、今の彼の生きる目的。

　得意武器は剣、斧。接近戦だけでなく、黒魔術にも長けており、高い戦闘力を誇る。

●アンジェラ

　黄金騎士団所属の魔女。4歳の時、疫病で家族全員が急死するが、彼女は無事な状態で発見された。その後、村の人々は彼女を疑い恐れ、ついに彼女を魔女扱いして殺そうとまでする。しかし、街に物々交換をしに来ていた魔女・レベッカの目にとまって、街の人々からつぶてを打たれていたことを止めてもらう。アンジェラはレベッカについていきエンブリオの森に入ることになり、レベッカは彼女を弟子に受け入れる。

　黄金騎士団の要請でレベッカに「力を貸してほしい」と尋ねてきたが、レベッカはこれを断る。しかしアンジェラは、自分が黄金騎士団に入ってブラッドをやっつけるという功を立てたら、国王の名でレベッカの魔女としての地位を認めてほしいという条件を出す。結果、国王からは条件を受け入れるという約束を受ける。アンジェラは見習い魔女であるため、魔力が充分に成熟していない。森を離れる前にレベッカから受け継いだ魔剣グライストラと契約を結び、人ならざる力を得て、ブラムネズに足を運ぶことに。契約の証として、彼女の美しい髪は魔剣と呼応するかのように、燃え上がる赤となった。

　得意武器は身の丈以上の大鎌や大剣。

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データ

関連サイト

• 『ラスティハーツ』公式サイト