2012年11月19日(月)
【重要設定4:プレイヤーを導くエアリーの存在】
~3DS版は精霊で、ブラウザゲーム版は妖精?~
イデア同様、エアリーも3DS版とブラウザゲーム版の両方に登場する。彼女も3DS版と同一人物であるかどうかは明言されていないが、ブラウザゲーム版のオープニングで“クリスタルの欠片から生まれたエアリー族の妖精”という発言がある。一方、3DS版のエアリーは“クリスタルの精霊”と呼ばれている。
▲かわいらしい口調こそ同じものの、3DS版とブラウザゲーム版のエアリーは別人である可能性が高い。 |
いずれにせよ、ブラウザゲーム版のエアリーはプレイヤーを導くナビゲーター的な存在で、主にシステムのチュートリアルで助言を与えてくれる。3DS版と違ってクリスタルが砕けてしまった世界だが、プレイヤーを助けてくれる点では同じ役割を持つようだ。
▲左は3DS版で、右はブラウザゲーム版。それぞれのエアリーは別人なのだろうか。 |
【重要設定5:両作品で共通する地名】
~崩れゆく世界の中にも、かつての国や地名の名残が存在~
200年の時代の隔てはあるものの、3DS版もブラウザゲーム版も同じルクセンダルクの世界を舞台としている。そのため、フロウエルやエイゼンベルグなど、両作品で共通する国や地名が出てくることもある。ただし、ブラウザゲーム版の世界は大地が崩壊して、一部の浮島や浮遊大陸のみが残っているという設定なので、同じような場所でも異なる地形になっていることが多い。
▲左は3DS版のカルディスラのイラスト。右はブラウザゲーム版の本拠地で、カルディスラに酷似しているが、大地が空に浮いていたり、港付近の赤い屋根の建物が大きくずれ落ちていたりと、地形が変わっている。 |
ブラウザゲーム版で登場しているマップはまだ一部だが、かつて時計の国と呼ばれた場所(おそらくラークリカ)が荒れ地となった“壊れ時計”、3DS版でオミノスと戦ったセントロ砦跡と同じ名前を持つ“セントロ地底湖”、旧エタルニア地方の一部と言われる“まどろみ樹海”など、3DS版を連想させる場所も登場している。特に合戦が行われる地名には、3DS版でおなじみのものが登場する場合が多い。
▲200年前の名残として、おなじみの国や地名が登場することが多い。 |
その一方で各キャラクターに用意されたプロフィールを見ると、雲の国や朱の国、アスタリスク王国や東の魔法教会など、ブラウザゲーム版で初めて登場する国や組織の名前も見受けられる。同郷の出身や同じ組織の仲間であるなど、複数のキャラクターのプロフィールを読むことで見えてくる設定もあるので、ブラウザゲーム版を遊ぶ際は土地の解説文章やキャラクターのプロフィールにも注目してほしい。
▲土地の解説文やキャラクターのプロフィールを読むことで、より深く世界設定を知ることができる。 |
【重要設定6:ジョブを司るアスタリスクの違い】
~アスタリスクが量産される裏にはどんな背景が?~
3DS版では終盤のサブシナリオで明かされる、アスタリスクに関する裏設定。だがブラウザゲーム版ではその設定とは異なり、クリスタル教団がアスタリスクを量産できるようになっている。
災害を逃れ生き延びた人々は、その量産品を作り出すことに成功していた。
4人の巫女のもと、人々はアスタリスクを利用し、さまざまなジョブの能力を身につけながら、戦場を駆け巡る。
老師の秘術であったはずのアスタリスク生成。
それが一体どのようにして生み出せるようになったのか?
新たな教団の手によって量産されたアスタリスクは、所詮模造品でしかないのか?
真のアスタリスクはもはや存在しないのだろうか?
深読みのしすぎかもしれないが、この設定に出てくる“真のアスタリスク”という表現は気になるところだ。ちなみにゲーム中では不要なアスタリスクを合成して、強化させたり、別のジョブのアスタリスクに進化させたりすることができる。
▲ジョブチェンジやアビリティのカスタマイズなど、ジョブ&キャラを育成する際の自由度の高さは、ブラウザゲーム版でも踏襲されている。 |
なお、3DS版に登場したジョブはほぼすべてブラウザゲーム版にも登場する予定だが、それだけでなく“戦士”などの新ジョブも用意されている。また、各ジョブが覚えるアビリティには、3DS版をベースにしながら、新たに追加されたものや同名でも効果が異なるものが存在する。3DS版を遊び尽くしたと自称するような人でも、ブラウザゲーム版は新たな気持ちでキャラクターやジョブの育成を楽しむことが可能だ。
▲3DS版同様、ジョブに応じてバトル中のグラフィックが変化。基本的に男女で外見がガラリと変わる。 |
→3DS版のキーマン“ロッソ”の家名を継ぐ者とは?(3ページ目へ)
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