2012年11月13日（火）

【G-STARレポート・その3】日本のコアゲーマー必見!! これがモバイルゲーム大国・韓国のハイクオリティスマホゲームだ！

【9】タッチパッドを駆使する新感覚MMORPG『ARK SPHERE』

　惑星ギガスと3つの大陸からなる世界で、主人公は種族間紛争に巻き込まれる。紛争を終わらせるために、裏で暗躍する強大な悪を倒すために冒険に旅立つ。タッチパッドを最大限にいかして、簡単操作で多彩なアクションスキルを繰り出せるのが、本作最大の魅力だ。他のプレイヤーと協力してダンジョンを攻略できる他、スマホならではのコミュニティ要素も存在するようだ。

　WeMade Entertainmentの『ARK SPHERE』プロデューサーのイ・ヒョンスン氏と、WeMade Online代表取締役社長チェ・ジョング氏に、日本メディア合同のショートインタビューが行われたので、いろいろ聞いてみた。


▲左からチェ・ジョング社長、イ・ヒョンスン氏。

――新感覚MMORPGと銘打った理由とは？

イ・ヒョンスン氏（以下、イ）：新感覚と銘打ったのは、タッチスクリーンを最大限活用した“フィンガースキルコマンド”が挙げられます。

チェ・ジョング氏（以下、チェ）：これは、ボタン式のスキル発動ではなく、画面上に現れた模様を指でタッチスクリーンに描くことでスキルが発動するシステムになります。

イ：フィンガースキルは、キャラクターごとに10種類用意してあり、レベルアップの際にどのスキルを習得するかをプレイヤーが選ぶことができます。

――製作するにあたって日本のゲームの影響を受けましたか？

イ：ないとは言えませんね（笑）。子供のころから日本のアニメとゲームが大好きでしたから。会社からの要望は“コンパクトな作りのMMORPG”ということだったので、今まで培った知識をいかして、ライトユーザーでも楽しめるMMORPGを作りました。

チェ：彼は自他ともに認める日本マニアで、日本語をアニメとゲームだけで独学で習得したという話を聞いて、私もビックリしました（笑）。

――モバイルゲームは日韓ともに手軽に遊べるゲームが人気のようですが、あえて本格的MMORPGを製作した理由とは？

イ：App Storeができた時点で、お手軽なゲームが人気になる傾向がありました。ですがスマホを使ってらっしゃるユーザー層というのは、何事に対しても動きが速いんです。ですから、ユーザーが手軽なゲームに飽きるタイミングを狙って、本格的なMMORPGを作りました。

――他のプレイヤーとのコミュニケーション手段とは？

イ：ユーザー同士でチャットができますし、お互いにプレゼントできる“ソーシャルポイント”を集めることで、アイテムを購入することもできます。

――PvPは可能なのでしょうか？

イ：PvPは非常に重要なコンテンツだと考えています。サービス開始直後はまだ実装されていないのですが、いずれ必ず実装します。スマートフォンの処理能力でPvPは難しいと思われるかもしれませんが、問題なくPvPを行うことができます。モバイル回線で行うことになるので、若干のラグが発生する可能性はありますが、お互い同条件ですし、モバイルで行うことが前提になっているので、あまり問題にはならないと考えています。

――今後実装を考えているコンテンツを教えてください。

イ：私は元々企画をやっていましたので、いろんな構想を練っています。ですが具体的な内容については、今後の楽しみに取っておいてください（笑）。

チェ：1年という限られた開発期間で作っておりますので、やりたいことをオープン時にすべて実現するのはさすがに無理がありますからね。アップデートでの新要素実装をぜひ期待してください。

→最後にほのぼの系SLG『PET ISLAND』の紹介＆インタビューをお届け（3ページ目へ）

【G-STARレポート・その3】日本のコアゲーマー必見!! これがモバイルゲーム大国・韓国のハイクオリティ スマホゲームだ！

【9】タッチパッドを駆使する新感覚MMORPG『ARK SPHERE』

【G-STARレポート・その3】日本のコアゲーマー必見!! これがモバイルゲーム大国・韓国のハイクオリティスマホゲームだ！