2012年11月16日(金)
ある程度操作に慣れて落ち着きを取り戻すと、ゲーム中のさまざまな演出を楽しむ余裕が生まれてくる。ミッション開始時は、天下一武道会にブルマで参戦したような絶望感を味わったが、今ならヤムチャくらいの強さを獲得できているはずだ。
ミッション序盤は主に敵兵や戦車の殲滅が目的だったが、ゲームを進めるとロケットランチャーでヘリを狙撃したり、敵のアジトに隠密行動で潜入したりといったシチュエーションも発生する。どの場面も美しいグラフィックと相まって臨場感たっぷりであり、目を閉じれば硝煙や草木の匂いまで感じ取れそうなほどだ。
そして、忘れてはならないのが本作はZ指定の作品であること。グロテスクな描写や過激な暴力表現が含まれており、特に1つ目のミッションの人質救出シーンの凄惨さには息を呑んだ。Z指定のタイトルが遊べる歳になってまだ数年の筆者が言うのもなんだが、これはある意味戦争モノの定番要素であり、『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の魅力の1つであることは間違いないだろう。
▲暴力表現もさることながら、ストーリー的な演出からも戦争の悲惨さが伝わってくる。 |
ストーリー上の要人を救出すると、今度は彼を守り抜く防衛戦が展開。岩陰に隠れながら戦う他、高台に登って有利な位置から攻撃するという戦術も可能だ。さすがに少しは場数をこなしたので善戦を続けていたが、画面に何やらパイナップル型の小さなアイコンが……? そういえば仲間が「敵のグレネードに気をつけろ!」とか叫んでいたなあ、と思い出したあたりでグレネードが爆発。一瞬でゲームオーバーとなり、ヤムチャ気取りで足元がお留守になっていた筆者は見事にボロクズにされてしまった。
ちなみに、再チャレンジの時に敵が投げたグレネードを投げ返せることに気づいた。これから本作をプレイする読者は、くれぐれも筆者と同じ轍を踏まぬよう用心してほしい。そう、グレネードは投げ返せるのだ!
▲ロケットランチャーのミサイルをスティック操作で誘導し、ヘリを撃墜するシーン。通常とは違った流れの戦闘が豊富に用意されているのも本作の醍醐味だ。 |
→未経験者も大歓迎! こりゃ、人気が出るはずだ(4ページ目)
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