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2012年11月21日(水)

【映画マニア視点でレビュー】ビバ銃撃! グレート爆発! 『コール オブ デューティ ブラックオプスII』で心の導火線に点火しろ!!

文:電撃オンライン

■敵兵士の驚きの武装&猛ダッシュ! アンゴラこわい!

 オープニングムービーが終わった後、とあるキャラが回想するという形でいきなり1986年のアンゴラ内戦ステージへと放り込まれます。

 どうやら味方らしい赤ベレーにヒゲの指導者、ジョナス・ザヴィンビが持っているのは……リボルビング式のグレネードランチャー! 戦争映画を見てると、この手の上官タイプは周囲の一般兵とは違う武器を使っていて、だいたいハンドガンやサブ・マシンガンだったりするんですが、えらくデカイのを持ってるじゃないの! 見た瞬間にホレました。

『コール オブ デューティ ブラックオプスII』

 その後、サヴィンビが車両に乗ったので、「お! 俺も乗って備え付けの機関銃でヒャッハーか!?」かとワクワクしてたら、味方の兵士たちが走り出してそれについていくことに。え、ちょ、走って敵陣を突破するの!? それなんてオリンピア?

 そういや『ブラックホーク・ダウン』のラストで、米軍レンジャー部隊の兵士たちが、自分たちの基地まで走って帰っていったなーとか思い出していたら、荒野の向こうから猛ダッシュしてくる人たちが。「なんだパニクったのか? アグレッシブな投降だなー」とか呑気に構えていたら、あれなんかシルエットが妙だぞ? よく見てみたら、走ってくる敵兵士の装備は山刀一本だけ。山刀を高く掲げて「ワリャァァァオラァァドララァァァ」と走ってくる光景は、ホラーすぎて軽く漏らすレベル。

 「アイエエエエ!? こっちライフルあるよ? ナンデ、近接武器一本ナンデ!? コワイ!」と取り乱してたら、山刀でサクサクされて初のゲームオーバーを味わうことに。気合い大事。超大事。実際大事。

『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
▲山刀オンリーイベント in アンゴラ。山刀アタックをしのいだと思ったら、今度は敵の装甲車両を破壊する必要があったりと、オープニングステージからテンション高すぎです。

 なんとか敵を制圧! サヴィンビと祝杯でも……なんていう展開は当然なく、すぐさま敵の基地に捕らわれている戦友を助けに行くミッションが発動。さっきは荒野だったけど、今度は河を進んでいる船にダイブ! その後もさらに鬱蒼としたジャングルで、数的に圧倒的に不利なミッションが待っています。

 ここで脳内再生されたのは、捕虜救出ミッションを描いた名作『ランボー/怒りの脱出』『地獄の7人』『プルーフ・オブ・ライフ』。どれも主人公側は装備や頭数の面で不利。でも、仲間を助けたい一心で、敵に立ち向かう姿は、ハートと涙腺を刺激されること請け合いなので、事前に見ておくと盛り上がりますよ!

『コール オブ デューティ ブラックオプスII』 『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
▲捕虜が捕らえられている船での戦いは、敵の兵士&武装ボートとバトル! ジャングルでは、ドンパチだけじゃなくて隠密行動を要求される場面もあってハラハラ。ブチ切れて「ジェロニモー!」とぶっ放したくなりますが、我慢我慢……。

→ムジャヒディン、ソ連軍、騎馬戦闘ときたら……(3ページ目)

(C) 2012 Activision Publishing, Inc. Activision and Call of Duty are registered trademarks and Black Ops is a trademark of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.

データ

▼『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2012年11月22日
■価格:オープンプライス

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