2012年11月21日(水)
というわけで、“アメリカの歴史から見た『コール オブ デューティ ブラックオプスII』”という切り口で、1980年代のミッションを中心に見てきたわけですが、前作以上に実在の人物が活躍し、史実をしっかりと踏まえた内容になっているということがよく理解してもらえたのではないかと思います。
その一方で、2025年のミッションではドローンや光学迷彩といったハイテク兵器をフル活用して、フィクションならではのド派手な展開を楽しむことができるので、プレイしていても気分が変わって、ちょうどいい対比になっています。続けてプレイしていると、2025年から1980年代へと時代をさかのぼるたびに、銃の性能がガクッと下がって苦戦してしまうのは、我ながら情けなかったですが(苦笑)。未来の銃はフルオートで連射しても、照準がぜんぜんブレないんだから、ズルいよなぁ……。
▲2025年の世界では、複数の部隊を同時に指揮するリアルタイム・シミュレーション風の“ストライク・フォース”にもチャレンジできます。でも、ついつい、ユニットを自分で操作して攻撃しちゃうんですよねぇ。 |
ドラマ的にも大いに盛り上がる本作のキャンペーンは、シリーズのファンやFPS好きの人はもちろん、FPSやミリタリー物にはあまり興味がないという人にも、ぜひ遊んでもらいたいオススメの内容になっています。そして本作をプレイした人が少しでも、アメリカと中南米諸国の過去と未来について、興味や関心を持ってもらえたら嬉しいです。(イトヤン)
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