2012年12月8日(土)
メインイベントである5on5は、まず1次予選として25チームが3~4チームからなる7つのブロックに分けられ、それぞれ総当り戦が行われた。7つのブロックをそれぞれ1位で抜けた7チームがそのまま決勝トーナメントへと進み、残りの18チームは代表者1人によるシングルトーナメント戦を行い、勝ち上がった1チームのみが決勝トーナメントへと進出できる。
このシステムは『バーチャファイター』の大会“ビートライブカップ”でおなじみのワイルドカード制を踏襲したもので、5人の命運をメンバー1人が背負うという、実にマゾいルールである。
各ブロックの組み合わせは、STRIKE.2の5on5組み合わせページをご覧いただくとして、それぞれのブロックを1位で勝ち抜けたのは以下の7チーム。
各ブロックともに強豪チームが1位抜けするという順当な結果に。とはいえ各ブロックでもっとも激戦だったのがDブロックで、1位抜けしたVFキャリバー部:破と惜しくも2位となった段位戦チームは、どちらが勝ってもおかしくないという総合力を誇っていた。しかし、ラスベガスで行われたEvolution2012にも参加していたしろぬこ選手(パトロクロス)が、段位戦のメンバーを相次いで撃破し、決勝トーナメントへと駒を進めた。
▲段位戦チームの美原ナオ選手を破り、勝利を喜ぶしろぬこ選手。 |
なお、実は筆者であるmeganeも取材にかこつけて5on5に参加していた。平均年齢が30代後半という、ある意味ハイレベルなチームで戦いに挑んだものの、初戦で対戦したチーム“準PS勢”のメンバーである女性プレイヤー・ももえみ選手にいきなりチーム全員が5タテされるという体たらく。ちなみにそのももえみ選手は、その後の“ビートラ☆VISION”チームとの戦いで、STRIKE.1の他ゲー勢大将を務めたハメコ。選手をも破るなど、その強さは本物だった。
▲初戦に挑む筆者。しかし、当日一度もプレイしていない状態では、まるっきり戦えなかった。 | ▲我がチーム・バブルと就職氷河期と団塊の世代jr.のリーダー、なるちん選手とももえみ選手。 |
まるで決勝かという盛り上がりを見せたワイルドカード→(3ページ目へ)
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