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2012年12月8日(土)

『ソウルキャリバーV』5on5大会“STRIKE.2”が開催! 25チーム125人が頂点を目指して戦った濃密な6時間とは

文:megane

■いよいよ決勝戦! ギャラリーも熱くなった戦いの行方は?

『STRIKE.2』

 決勝戦で戦うのは、バーチャ勢5人で作られたチーム“VFキャリバー部:Q”と、地方勢3人と関東勢2人で作られたチーム・魔剣のまっけんと四人の修羅。VFキャリバー部:Qは板橋ザンギエフ選手が3タテ、魔剣のまっけんと四人の修羅はきょーぬま選手が4タテして勝ち上がってきており、勢いとしては両チームとも十分。

 先鋒に登場したのはまっけん選手と大須選手。フルカウントまでもつれ込んだ試合は終盤、まっけん選手のジャンプ攻撃を大須選手がガードインパクトで跳ね返し、壁当たりになったところをアドリブコンボで倒すなど、思わず実況のハメコ。さんも「なんだこれ!」と叫んでしまうほどの展開となった。この試合についてはSTRIKE CHANNELの保存動画にて1時間44分あたりから見ることができる。

『STRIKE.2』
▲実況・解説として、そして選手としても決勝トーナメントで戦っていたハメコ。さん。▲起死回生のアドリブコンボで勝利を手にした大須選手。

 会場を沸かした大須選手だが、続いて登場したヘイズ選手(使用キャラ:アルゴル)に倒され、VFキャリバー部:QはEvolution世界7位のかまあげ選手(使用キャラ:ミツルギ)が登場。

 フルラウンドの末にヘイズ選手を倒したかまあげ選手だが、中堅に登場したねずぎよ選手(使用キャラ:アスタロス)にまたもやフルラウンドまで持っていくも、クリティカルエッジからのゲージを使ったコンボで半分、そして怒涛のタックル3連発の前に倒されてしまう。どうやら敗因の1つはボタンチェック中のジャストガードアピールにあったようだが、真相は定かではない。この試合(とハメコ。さんによるジャストガードへの煽り)についてはSTRIKE CHANNELの保存動画の最初から見ることができる。

 VFキャリバー部の中堅として登場したのは、闘劇2012の『バーチャファイター5FS』で覇者に輝いたかいぶつ選手(使用キャラ:アルゴル)。イーブンからリードに持っていきたいねずぎよ選手だが、かいぶつ選手の攻めがねずぎよ選手にうまくかみ合い、コンボもきっちりと決めてねずぎよ選手を撃破する。この試合はSTRIKE CHANNELの保存動画の5分あたりから見ることができる。

 続いて、準決勝で4タテして勢いに乗る副将きょーぬま選手が登場。相手側にでーち選手、板橋ザンギエフ選手という2枚が残っているために、なんとかイーブンまで持っていきたいきょーぬま選手。

 細かい下段攻撃で牽制し、そして時にはタックルを刺して大胆に攻めてくるかいぶつ選手に対して、きょーぬま選手はヴィオラらしいコンボを駆使して対抗する。1対1でむかえた3ラウンド目、この試合初めて放つ渾身の下段攻撃(1A)がヒットし、そのままクリティカルエッジ(椅子)が確定。2本先取したのはかいぶつ選手だった。

 そして4ラウンド目、牽制で置いておいた相手の攻撃にまたも椅子がタライのように降ってくる。ゲージも残っていたことから大ダメージコンボが確定し、かいぶつ選手が勝利。これで魔剣のまっけんと四人の修羅チームは大将SHK選手のみとなってしまう。この試合はSTRIKE CHANNELの保存動画の9分あたりから見ることができる。

『STRIKE.2』
▲2人抜きを果たし、勢いに乗るかいぶつ選手。

 VFキャリバー部:Qは中堅のかいぶつ選手、対して魔剣のまっけんと四人の修羅は大将SHK選手を残すのみ。普段からプレイヤーマッチなどで数多く戦っているかいぶつ選手とSHK選手。お互いに手の内は見えていたようだが、1本対1本で迎えた3ラウンド目、SHK選手が起き攻めにセラフィムミーティア(66b-A+B+K)を仕掛けたところ、かいぶつ選手がきっちりとジャストガードを決め、そこからのコンボでラウンドを落としてしまう。SHK選手いわく、エンジェルミーティア(66B)で攻める場面だったが、移動避けへの対処も頭にあったところ、思わずブレイブエッジを出してしまったとのこと。

『STRIKE.2』
▲追い詰められたSHK選手と見守るチームメンバー。

 かいぶつ選手がリーチをかけた4ラウンド目、一進一退の攻防が続く中、かいぶつ選手の激しい猛攻の前にSHK選手のガードがブレイクしてしまい、アルゴルのゲージもふんだんにあったことから大ダメージコンボが決まり、勝負あり。『ソウルキャリバーV』初の5on5は、バーチャ勢で結成されたVFキャリバー部:Qが優勝に輝いた。この試合はSTRIKE CHANNELの保存動画の14分30秒あたりから見ることができる。

『STRIKE.2』
▲ガードブレイクを決めた瞬間から歓声が上がった最終ラウンド。コンボをきっちりと決め、かいぶつ選手が勝利。この瞬間にVFキャリバー部:Qの5on5優勝も決定した。
▲STRIKE.2『ソウルキャリバーV』5on5 優勝は、前回STRIKE.1 10on10でキャリバー勢に勝利したメンバーで結成された“VFキャリバー部:Q”

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