2012年12月11日(火)
先ほど説明した“絶招秘計”は、名声が上がることで覚えていきます。1つの名声を伸ばすのか、さまざまな名声を上げていくのか、プレイヤーの思う進め方によって、変わっていくのがおもしろいところです。もちろん条件を満たせば複数覚えていくので、“絶招秘計”をたくさん覚えることを目的にしてもOKです。
▲“絶招秘計”は、戦闘や軍略に使える必殺技のようなもの。かなり大きな威力を発揮しますが、その分、食料や資金などを使うものもあります。 |
戦闘中には、戦闘前に選んだ複数の“絶招秘計”を使えます。十字ボタンの下、もしくはL2で秘計表示している状態で○ボタンを押すと、発動できます。とはいえ、発動条件が必要なものもあるので、注意が必要です。
▲設定していた“絶招秘計”を、戦闘中に使えます。発動は、今までにない操作方法になっているので、慣れるまでは戸惑うかも!? |
▲“宝物拠点”は、拠点を宝物拠点にするというもの。ここを制圧した状態で戦闘を終えると、資源を獲得できます。個人的にはかなり好きです。 |
“絶招秘計”には、組み合わせることでさらに効果的なものもあります。例えば“挑発”で敵武将を引き付けたところに、伏兵で敵を攻撃したり、大火計発動後に火計や投石拠点の効果を上げる“陣風”を使ったりという具合です。他にも、“防御拠点”で拠点を防御拠点にしたうえに、武将を“不屈”で復活させて、堅固にするということも可能です。
▲1つでも爽快な“絶招秘計”は、組み合わせることでより強力になります。赤壁の戦力差をひっくり返したような、大逆転も可能!? |
先ほども軽くふれたのですが、軍議とは勢力の方針を決める会議のようなもの。地位が高くなると参加でき、太守の意見に異議を唱えることができたり、自分で勢力方針を選択できるようになったりします。方針はしばらく変えられないので、早めに参加できるように、地位を上げたいところです。
▲君主の何進は、他勢力との戦争を考えているようです。 |
“絶招秘計”には、軍議で使えるタイプもあります。よし、ここは“赤壁の戦い”で降伏を進めていた武将たちを一蹴した孫権のごとく、自分の意見を通してやる! ……立場的には君主に逆らうので孫権ではないのですが。
他勢力との戦う準備を進める、他勢力との戦争を考える君主・何進。兵力さに加えて、周りを敵に囲まれているので、できれば北伐を優先したいと思うkbj。幸いにも、“絶招秘計”の“威圧”を覚えているので、せっかくなので使ってみることに。食らえ!!
▲たまたまだけど覚えていた“威圧”を使わない手はない。従わぬなら、この机のようにしてくれる!? |
“威圧”で、こちらの意見を通してくれるわ! と思ったら、何進の口から出たのは「お前の言うことはどうも納得できねえな」の一言。え? それは拙者がござる口調だからですか? それは違うでしょうが、意見が通らずしょんぼり。さらに、軍議での方針を押しつけられることに。いや、反対したんだから、そこは他の武将にやらせてくださいよ!
と、このように軍議や外交時に意見を通りやすくする“絶招秘計”もあるのです……が、絶対ではないので過信しないように。
▲意見が通りやすくなる“威圧”を使ったのに、自分の意見が通らず、しかも太守の方針を押し付けられてやることに。方針に反対した人にやらせるんですか? |
“人事”で交流したり、戦闘を一緒に行ったりすると、友好度が上がって、義兄弟や配偶者になることがあります。今回は、戦場で曹仁に認められ、ともに義兄弟の契りを結ぶことに。しまった、好きな甄姫と結婚すればよかった……と思ったのですが、それは次にするとしましょう。もちろん、呂布や董卓といった、ちょっとできれば近寄りがたい武将と義兄弟や配偶者になることも可能。これまでの作品では見られなかった一面を見られるので、そういう楽しみ方もできます。
▲友好度が上がれば、義兄弟や配偶者になれます。“人事”で交流を選べば、そこまで大変ではありません。 |
▲義兄弟といえば、桃園。桃かどうかもわかりませんが、脳内では桃ということになっています。「同日に死せん事を願わん!」。 |
ちなみに義兄弟は2人まで、配偶者は1人まで契りを結べますが、一度選ぶと解除はできません。あと、イベントが起きることもあるので、気に入った武将と契りを結ぶのがいいでしょう。孤高に生きるというのも、プレイヤーの生き様なのでもちろんアリです。
▲義兄弟や配偶者がいる場合は、謀反を起こせます。これを使えば、一般武将から君主になれる!? |
とにかく自由度が広がった『真・三國無双6 Empires』。エディットだけでなく、争覇モード、オンライン対応など、これまでの『Empires』シリーズ以上に幅広い遊び方が可能です。武将として武に生きるのか、軍師として智を尽くすのか、君主として将を引きいるのか、それはプレイヤー次第、プレイ次第です。
▲かなりシミュレーションっぽくなっている本作。慣れてくるとやれることが多いので、かなり遊び応えがあります。 |
▲戦闘中に、ムービーシーンが挿入されることも。え? 呂布!? いや、こっちくるなって。 |
▲ムービーシーンには、自分の作成した武将も登場。こだわって見栄えのいい武将にしておくと、ぐっと映えます。 |
“街へ”や“休養”は×ボタンで戻れないのは、気になりました。他にも、衣装を変更するのに街に行く必要があるのですが、ココも個人的には自由に変更したいポイントです。
▲街では、武器や装備品を購入できます。個人的には、衣装は拠点で自由に変更したかったですね。 |
とはいえ、ゲームとしてこれまでにない遊び方を実現した『真・三國無双6 Empires』。より思いのままに三国志の武将の生き様を楽しめる『無双』シリーズを探している人や、また新たな『Empires』の魅力を感じてみたいという人こそ、プレイしてみてはどうですか?(在野武将で諸国をふらつくのが好きなkbj)
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