“萌え擬人化”サイコー！ 日本各地の特産品にお祭りに観光名物さえも萌えキャラにしちゃった『天下統一クロニクル』プロデューサーは天才!? 変人!?

文：きっしー

■キャラクターギャラリー・パート3“イケメン編”

　女性ユーザーのために、イケメン男子も多数登場。富山の薬売りや岐阜の鵜飼いだってめちゃめちゃカッコイイのです！

▲茨城/イバラキヤンキー（漢）		▲富山/薬売り（職業）		▲福井/杉田玄白（偉人）		▲山口/高杉晋作（幕末の志士）

▲高知/板垣退助（偉人）		▲岐阜/鵜飼い（職業）		▲岐阜/鬼岩（妖怪）		▲島根/尼子経久（戦国大名）

▲京都/鞍馬天狗（妖怪）		▲鳥取/桂蔵坊（妖怪）		▲福岡/果心居士（伝説）		▲宮崎/伊藤マンショ（司祭）

みーな：なるほど。岸さんのお気に入りカードがあったら教えてください。

岸：僕は“讃岐うどんちゃん”や武将の“直江兼続”がお気に入りです。讃岐うどんちゃんは2段階目で茹でられて、最終段階で器の中に入れられちゃうんですが、特に最終段階が気に入っています（笑）。

▲岸さんお気に入りの讃岐うどんちゃん。文字通り、食べたくなるほどのかわいさ！

みーな：直江兼続のイケメンぶりにキュンキュンしちゃいます！　ちなみに兼続はどういう風に進化するんですか？

岸：最終段階は描き下ろしで、馬に乗りながら合戦している状態のイラストになります。最終段階では甲冑を着ますので、戦国武将が好きな女性ユーザーさんにはたまらないイラストになるんじゃないでしょうか。

みーな：怪談の“お菊”さんも登場しますが、最終段階でどんな姿になっちゃうのか、気になっています……。

岸：お菊さんのような悲劇系のキャラ進化は、どういう結末に持っていくのかをいつも悩みます。他にも、浦島太郎は最初イケメンですが最終段階はお爺さんに変身しちゃっていいのか……とか。おとぎ話や伝承など物語があるものをベースにしてカードを作る時は、同じ結末にするか、いつも迷います。

▲お菊や浦島太郎は、進化の最終段階でどんな姿に変わるのか……!?

みーな：個人戦がないソーシャルカードゲームって、珍しいですよね？

岸：同じ県の仲間と一緒に戦ってほしいと思い、個人で勝ち負けを競うのではなく、みんなでワイワイやれる合戦システムという形式にしました。「個人ランキングで上位に入る」というのもモチベーションの1つではあると思いますが、「●●県には負けられない！」といった対抗意識をモチベーションに遊ぶのもアリなんじゃないかなと。

みーな：私は神奈川県出身なので、お隣の東京都に負けたくないなという気持ちが強いです（笑）。東京を相手に合戦しているところがあると、不利な戦いでも「加勢するぞ！」って参戦しちゃいますね。合戦がリアルタイムで行われているのも、珍しいですよね？

岸：他のゲームだと、同じギルドのみんなと時間をあわせて戦闘に参加する場合が多いと思います。『天クロ』では、ギルドよりも大きい“県民”でゲーム内のコミュニティを楽しめるようにしています。それと、すべてのユーザーさんが同じ時間に遊べるわけではないので、合戦に好きなタイミングで参加できるように、リアルタイムで合戦を起こせるようにしました。

みーな：私は夜遅い時間もログインすることがあるので、どの時間帯でも合戦に参加したり、合戦を起こせるのはうれしいです。それに、みんなの力で逆転勝ちした時は、同じ県民同士の絆が深まった気がします！

▲9人の隊士でデッキを組んで対戦相手と戦う。基本的にオートバトルだが、隊士のスキルやコンボボーナスなど、さまざまな要素がバトルに影響を与える。

みーな：でも、負けている合戦と勝っているか合戦があると、勝っているほうへ参加したくなりますよね……。

岸：負けている県の攻撃力が上昇したり、逆転勝利するとポイントが多くもらえるなどのメリットがありますし、負けても何かを失うことはないので、気軽に参加してほしいですね。今後は、逆転時のボーナスを追加するなどして、みなさんのモチベーションが上がるようなシステムも実装したいと考えています。

みーな：自分よりもレベルが高い対戦相手でも、連戦で相手の防御ptが低下していると勝つことができるのはうれしいです。

岸：戦うたびに防御ptを消費しますので、だんだん防御力が低下していきます。みんなで集中攻撃すれば高レベルの相手を倒すことができます。防御ptがほとんどない状態まで減らせば、みんなで倒し続けることもできます。もちろん、戦うたびに攻撃ptを消費するので、連続で戦うには、アイテムを使って攻撃ptを回復させる必要もありますが。

▲都道府県ごとにプレイヤーが書き込める掲示板があるので、作戦会議を行ったり、ご当地ネタで盛り上がることも。

みーな：合戦の結果で次第で47都道府県のランキングが変動しますが、1位の時もあれば一気に40位に下がることもあって、上位にとどまるのが難しいですね。

岸：上位がいつも同じ県で固定化されてしまうとおもしろくないと思いますので、下位の県が上位に上がりやすいようにバランスを調整しています。それに、本作では合戦ごとに報酬がもらえるので、ゲームを始めたばかりの初心者も勝利チームに参加していれば報酬がもらえます。ランキング報酬もプレイヤー単位ではなく、県単位で平等に配布されるので、自分の所属している県を頑張って上位に上げるメリットがあります。

みーな：ゲームシステムで改善したい部分はありますか？

岸：負けている合戦でも参加したくなるようなメリットを持たせることと、現在の遊び方が合戦と冒険に限定されてしまっているので、同じ県のプレイヤーと巨大なボスに立ち向かうようなシステムを導入したいです。

みーな：今はクリスマスのイベントが行われてますけど、年末年始に実施するイベントはありますか？

岸：12月末から、おせち料理やお雑煮に焦点を当てたお正月イベントをやる予定です。お雑煮は日本全国にありますが、地方で味付けや具材が違うので、北から南の6地域（北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄）で異なるお雑煮の擬人化カードを実装します。一足先に電撃の読者さんにお見せしましょう。

みーな：ついにお雑煮まで擬人化しちゃったんですね！　やっぱり普通じゃないです！　師匠と呼ばせてください。私はイクラが入っているお雑煮が気になります！

岸：それは、北海道・東北のお雑煮ですね。北海道は海産物が特産品なので具材は海産物がメインになるみたいですね。僕は関東出身なので、ほうれん草とか人参、里芋あたりが入った醤油ベースの味付けのお雑煮しか知らないので、機会があれば食べてみたいですね。

▲お正月のイベントで実装されるお雑煮のキャラクターイラスト。イベント期間中に“お餅”を3つ集めると交換できるようだ（どれが当たるかはランダム）。

▲特別にイラストの設定資料を見せてもらった。お雑煮は地域ごとの違いが色濃く出るので、細かく指定しているとか。ちなみに、お椀に地域のマークを入れているのもポイント。

みーな：それでは最後に、これから『天クロ』を始めるユーザーの皆さんへメッセージをお願いします。

岸：県民性重視のゲームではありますが、好きな県を選んで遊ぶことができます。難しいことをやらなくても200枚くらい、簡単にカードが集まりますので、いろいろなカード収集を楽しんでください。合戦に負けても何も失うものはありませんので、ご当地掲示板なども活用して同じ県に所属しているユーザーさんと仲よくなっていただけたらうれしいです。

みーな：これからも、日本各地のあらゆるものを擬人化してくださいね！　本日はありがとうございました！

　自分の出身県の特産品や名物がどんな萌えキャラになっているのか!?　気になる人はぜひ萌えキング・岸プロデューサーの『天クロ』をプレイしよう！

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関連サイト

• 『天下統一クロニクル』公式サイト