News

2012年12月19日(水)

14人の少年少女が生き残りをかけて殺し合う――『ルートダブル』スタッフが手掛ける新作『リベリオンズ』の魅力を総まとめ!!

文:ごえモン

 イエティから、2013年3月28日に発売されるPSP用ソフト『リベリオンズ Secret Game 2nd stage(以下、リベリオンズ)』。電撃オンラインでは、本作の情報をまとめた特集ページを12月17日より掲載している。

 特集ページでは、『リベリオンズ』の最速インタビューや本作の最新情報をまとめている。今後は、前作『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』の魅力を紐解く記事や、『リベリオンズ』のプレイレポートなどの特別企画を発売までお届けしていく予定だ。

 連載1回目となる今回の記事では、『リベリオンズ』の概要や魅力などをまとめて紹介する。『シークレットゲーム』シリーズファンはもちろん、『リベリオンズ』で初めてシリーズのことを知った人も、ぜひチェックしてほしい。

■『シークレットゲーム』シリーズ第2弾『リベリオンズ』とは?

 本作は、2011年3月にWindows PC用ソフトとして発売された『シークレットゲーム CODE:Revise(以下、CODE:Revise)』のリメイク作。極限状態に置かれた登場人物たちが、生き残りをかけて殺し合いをするという緊迫感や、人間の深層心理が描かれるストーリー、“デスゲーム”内で描かれる“信頼・裏切り・愛”といった人間ドラマなどで人気を博したAVG『シークレットゲーム』シリーズの第2弾にあたる作品だ。

 PSPへの移植にあたり、ディレクションに中澤工氏、シナリオにはチーム月島(月島総記氏、日向もやし氏、月島トラ氏)という『ルートダブル -Before Crime * After Days-』の制作陣が新たに参加。原作スタッフも全面的に制作に協力しており、最高の環境下で『CODE:Revise』を進化させている。

『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』 『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』

   このゲームを否定せよ、反抗せよ。

しかして、ありのままを受け入れよ。   

† 『リベリオンズ』ストーリー †

 周囲を山に囲まれ外界から隔絶された廃村、“阿尾嵯村”。

『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』

 建物は朽ち果て、無人の廃墟となったその場所に14人の若者が集められた。彼らは首輪に仕掛けられた爆弾と、一台のPDAによって、否応なしに“ゲーム”へと巻き込まれていく。

 “ゲーム”のルールは、それぞれの参加者に与えられた特定の条件を達成すること。条件をクリアするためにあらゆる行為は正当化され、参加者同士が殺し合うことすら許容される。条件を満たせなければ首輪が爆発してプレイヤーは命を落とす

 生き残るために仲間を作るか、裏切りを恐れ孤独を貫くか、それとも―――
 PDAに搭載された特殊機能と、フィールド内に設置された各種の銃火器を駆使し、生き残りをかけた過酷なデスゲームが始まる。

 世界から見放された廃墟の村で繰り広げられる、14人の少年少女が辿った最期の記録。信頼と裏切り、嘘と真実が渦巻くこの舞台で、何を得て、何を失うのだろうか。

 ―――ここにまた、新たなる“ゲーム”の幕が切って落とされた。

『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』

 上記の通り、『リベリオンズ』では少年少女が極限状態に置かれ、生き残りをかけて殺し合いをするという“デスゲーム”をテーマとしている。しかし、ただ残酷なシーンを描いているのではなく、絶望的な状況化で、それでも希望を持って生きる少年少女の姿や、最後まで他人を信じ抜く人としての矜持(きょうじ)、人間の多種多様な生き様が描かれている。犯罪を助長するものではなく、しっかりと“人間賛歌”を描いている点が『シークレットゲーム』シリーズの大きな魅力だ。

→『リベリオンズ』で追加される“7つの新規要素”を紹介!(2ページ目)

(C)FLAT/イエティ/Regista

1 2 3 4

データ

関連サイト