シリーズ最新作『龍が如く5 夢、叶えし者』が首位を獲得！ Wii Uは『New スーパーマリオブラザーズ U』が一番人気

文：電撃オンライン

　12月8日、任天堂からWiiの後継機となる新型ゲーム機・Wii Uが発売されました。任天堂の据え置きゲーム機としては、2006年に発売されたWii以来、実に6年ぶり。6.2型のタッチパネル液晶を搭載した専用コントローラ・Wii U GamePadを採用したWii Uの発売2日間の販売実績は、推定31.1万台（店頭消化率85％前後）。タイプ別の販売構成は店舗によって大きなバラツキが見られましたが、平均でプレミアムセットが50％、ベーシックセットが25％、『モンスターハンター3（トライ）G HD Ver.』同梱版が25％で、内蔵メモリ容量が32GBのプレミアムセットに人気が集まりました。

　一方、ソフトは11タイトルが同時発売され、全タイトル合計で推定37.0万本を販売。本体に対するソフトの装着本数は1.2本、最も人気を集めたのは『New スーパーマリオブラザーズ U』で、販売実績は推定16.4万本（本体装着率52.6％、ソフト市場内構成44.2％）。次いで『モンスターハンター3（トライ）G HD Ver.』の11.1万本、『Nintendo Land』の6.9万本と続き、前記3本でソフト市場内の92.8％を占めました。

　今週のソフト販売ランキング（集計期間：2012年12月3日～9日）は、Wii Uのソフトを押さえてPS3の期待作『龍が如く5 夢、叶えし者』が1位を獲得しました。リアルな人間ドラマを描く大人気アクションAVG『龍が如く』シリーズの第5弾となる今作の販売実績は、本体同梱版も含めて推定34.8万本（店頭消化率65％前後）。実数的には、2010年3月に発売された前作PS3『龍が如く4 伝説を継ぐもの』の初週実績38.7万本（累計69.1万本）をやや下回る滑り出しとなりました。

　この他の新作では、ペラペラのマリオがペーパークラフトのような不思議な世界をシールを集めて冒険する3DS『ペーパーマリオ スーパーシール』が3位に初登場。販売実績は推定12.8万本、店頭消化率は35％前後でした。また旧作では、3DS『とびだせ どうぶつの森』が引き続き活発な動きを続けています。今週も推定9.2万本を売り上げ、累計販売数を126.2万本（ダウンロード版含まず）まで伸ばしました。店頭では依然として品薄状態が続いており、十分な出荷があればまだまだ数字の上乗せが期待できそうです。（アスキー総合研究所）

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
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