2012年12月14日（金）

職人の妙技が込められたPS3型の高級重箱が完成――“究極のキャラ弁”の続報を紹介

　SCEは、“究極のキャラ弁”プロジェクトから、PS3本体の形状を模した“漆塗り究極のお重箱”を公開した。

　このプロジェクトは、生誕25周年を迎えた『ファイナルファンタジー』シリーズと『メタルギア』シリーズの開発スタッフへ、SCEが功績と感謝の意を表してキャラ弁を贈る企画。登場キャラクターや心に残る名シーンを題材にして作られるキャラ弁は、ユーザーの意見を取り入れながら鋭意製作中だ。

　“究極のキャラ弁”に見合うべく作られたこの重箱は、CECH-4000型のPS3をモチーフとした縦230mm×横290mm×高さ145mmの2段組。本体部分には杉材を採用し、PS3特有の直線と曲線が組み合わさった美麗なラインは、木工職人がハンドメイドで作り上げたもの。なお、天板部分のPS3ロゴは、レーザー加工によって0.1mm単位の削りだしを行い、実機さながらの刻印に成功している。

　こうして完成した木型の重箱を仕上げるのは、本場・京都の漆職人。表面と内面に漆を丁寧に塗り重ね、伝統工芸品に負けないほどの美麗な出来ばえとなった。側面や内面には塗った漆を拭き取る作業を繰り返す“拭き漆”、天板上部には和紙を利用した“一貫塗り”という技法が質感を表現。さらにPS3ログマークは、銀箔で飾られている。

　重箱やキャラ弁の造形にこだわっても、弁当の味が悪ければ“仏作って魂込めず”のことわざ通り。“究極のキャラ弁”は味にもちゃんとこだわり、全国各地から集めた1級品の食材を使用する。

　米を選ぶのは、こだわり米専門店“スズノブ”を営む、“5つ星お米マイスター”の西島豊造さん。“お米日本一コンテスト”で最優秀賞に輝いた『土佐天空の郷ヒノヒカリ』や、キャラ弁のためのスペシャルブレンド米が用意された。卵は、埼玉県・秩父の山奥で生産される、1個500円の『輝』。醤油は、100年以上の伝統がある木桶で熟成された、島根県・カネモリ醤油の高級品が使われる。

　“究極のキャラ弁”にはこれまでの情報以外にも、まだまだ驚きのギミックが仕掛けられているとのこと。全容が公開されるのは12月18日ということなので、楽しみに待とう。また“究極のキャラ弁”を真の意味で完成させるため、プレコミュでは最後のピースである各タイトル開発スタッフへのファンメッセージを募集中。締め切りは12月16日なので、スタッフへメッセージを届けたい人は急いで送ろう。

データ

▼『PlayStation 3 スターターパックチャコール・ブラック（HDD 250GB）』: ■メーカー：SCE; ■型番：CEJH-10022; ■発売日：2012年11月22日; ■希望小売価格：25,980円（税込）; 　; ■『PlayStation 3 スターターパックチャコール・ブラック（HDD 250GB）』の購入はこちら

▼『PlayStation 3 スターターパッククラシック・ホワイト（HDD 250GB）』: ■メーカー：SCE; ■型番：CEJH-10023; ■発売日：2012年11月22日; ■希望小売価格：25,980円（税込）; 　; ■『PlayStation 3 スターターパッククラシック・ホワイト（HDD 250GB）』の購入はこちら