アニメ『ぷちます！』最新情報！ P役・間島淳司さんのロングインタビュー……に中村繪里子さんも参戦!?

文：イマイチP

■間島さんと『アイマス』

――間島さんは、元々『アイマス』について知っていましたか？

間島：もちろんアーケードのころから知ってましたよ。でも、同じ事務所のタレントが多く出演していて……。どんなにカワイイ絵を見せられても、どうしても本人たちの顔がチラッと（笑）。

中村：（爆笑）。

間島：あ、このゲームは俺は遊べないなぁ……って（笑）。たとえば“真がお気に入り”とかになっても、どうしても平田がチラッチラッって。そうなると、誰がお気に入りとかも言いづらくて。深く触れてはいなかったですね。歌を歌っているPVとかを見たことがあって“カワイイ女の子がステージで歌って踊る”ぐらいの知識しかなくて。

中村：一番間違っていない、キレイな認識ですよね。

間島：皆さんが支持し続けてくれている息の長いコンテンツだからこそ根付く土壌ができて、こういう『ぷちます！』みたいな派生のものが生まれたのかなと。『アイマス』の人気の秘密みたいなものが見えますよね。なかなかこんなに長く続いているコンテンツはないですよ。中村さんも、こんなに長く演じている役はないでしょ？

中村：そうですね。一時期、春香を演じる機会が“ラジオでのミニドラマ”が一番多いという時期があって。そうすると、春香の中にどんどん私の成分が入って、春香の存在そのものがコメディになってしまって。ラジオのパーソナリティとして自分がしゃべっていて、途中に春香を演じるところもあったので。「春香じゃなくて中村だよ！」って言われることも増えちゃって。

――いざ、ゲームやCDのドラマパートなどの収録があると……？

中村：そう！　可憐な少女に戻れない！　みたいな。なんか味付けが足りない!?　とか逆に悩んでしまう、そんな苦しい時もありました。でも『ぷちます！』の春香は、その当時のラジオの春香に近い感じがあって。それが春香だけじゃなくて、作品の雰囲気全体がそうだから、味付けが濃すぎるとか……いわゆる“やりすぎ注意”みたいなことも言われなくて。すごい楽しいですね。

――たしかに音響監督さんが「もっとやりすぎちゃってもいいですよ～」って言ってくれますよね。

中村：そういう空気はスタッフのみなさんにもあるかもしれませんね。『アイマス』あっての『ぷちます！』ではありますが、どちらも楽しんでもらえたらいいですよね。

■間島さんとアフレコ現場

――あのパワフルなアフレコ現場について、間島さんの感想は？

間島：女性が多い現場というのは多々あるのですが、この現場は特殊ですよね（笑）。『ぷちます！』の現場は以前から知っている人が多いので、あまり気を使わなくて楽ではあります。ただ、放っておくと無限にからんでくる。僕をなんとしてでもイジろうとしてくる。

中村：何もカメラとか回ってないのにね。間島くんはイジられるポジションというのが、私の中にあって。多分、安心感からそう思うんでしょうけど、自分の中で小さいステージイベントが行われてるみたいな感覚になっちゃうんですよね。1対1の。

間島：このインタビューも、そんな風に見えるのかもしれませんね（笑）。でも、ファンの方に“僕らの代表”みたいに好意的に言ってもらえるのは、うれしいですよ。実際僕もゲームを遊んだり、アニメを見るオタクなので。

■間島さんとぷちどる

――間島さんが“ぷちどる”を初めて見た印象は。

間島：はるかさんが印象に残っています。ずっと「かっかかっか」言っていて、すごいアプローチのキャラだなって。なんなんだろう……って。でも、こういう世界もあるんだろうなって、わりとすんなり受け入れてしまいました。それは、元になる『アイマス』の世界観がちゃんとあるからなんでしょうね。その派生としての『ぷちます！』なので。

――一緒に暮らしたいぷちどるはいますか？

中村：ちびきはカワイイんだけど、何を呼び出すかわからない怖さがあるんですよね……。

間島：やっぱりゆきぽじゃないですかね。でも、カベに穴とか開けられちゃうのか。

中村：大事にしてればきっと大丈夫だよ。冬毛になった時のしっぽ、カワイイよね。

間島：もしくはぴよぴよですね。だって、なんでも家事とかやってくれそうじゃないですか。

中村：私はまこちーかなぁ。太っちゃったエピソード読んでから、すごい好きになりましたねぇ。ゴムベルトのマシーンで“ブルブルブル”ってやせようとしてる時、超カワイイ！

――今回、プロデューサー以外にも、いろいろな役を演じてもらっていますが。

間島：男性が僕と大川さんしかいない現場なので（笑）。普通、こういうプロデューサーっていうような重要な役がある場合、そんなに兼役って振られないんですけど。でもこの現場では普通にあることなので、その遊びがまた生きてくるといいなと思いますね。

中村：みんな気づいてくれるとイイね。クレジットとかどうなるのかな？

間島：●●●の声とかね。予告でも●●●の声があるとは思わなかった。

――●●●はおもしろかったですね。今は秘密にしておきましょう。制作スタッフの方も、現場の雰囲気をフィードバックして、そういう遊びをドンドン入れていますよね。

間島：やりがいはありますよ。演じてみて、おもしろければそれを採用してもらえるので。作品としての懐の深さを感じますね。

■配信を楽しみに待っている皆さんへ

――では最後に、1月1日からの配信を楽しみにしている皆さんにひと言お願いします。

中村：最初に『ぷちます！』を知った時は、ただひたすら愛でる存在というだけだったんです。でも、次第に展開が大きくなっていって“ぷち”の枠で収まらないぐらいになってたなぁって思っています。皆さんが作品から感じたものが、『アイマス』そのものや『ぷちます！』にフィードバックされて、ここまで育ったんだと実感していますね。声がついて、動きがついたぷちどるたちを見た時に、皆さんにどう思ってもらえるのか。それをさらにフィードバックする機会があったらいいですよね！　もっと大き～な画面で、小さいぷちたちを見たいなー……なんて。ちょっと気が早いのですが（笑）。そのためにはみなさんの力が必要なので、応援よろしくお願いしますね。

間島：作品としてもすごくおもしろいですし、きっとご覧になる方は原作も読んでいて、そのおもしろさを知っているんだと思います。ただ、アニメ化するにあたって、絵が動いて、声がついて、音がついて、漫画にはないたくさんの要素が加わりました。この作品のキモである“おもしろさ”、皆さんが原作を読んだ時に感じた、その“おもしろさ”を超えられるように、僕らも色を付けていけたらいいなと思っています。原作がおもしろければおもしろいほど、僕らのハードルも上がるわけで。その相乗効果で、お互いにどんどんおもしろくなるといいですね。

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　はい！　というわけで再びイマイチPです。『ぷちます！』のプロデューサーを演じてくださる間島さんの熱意！　意気込み！　皆さんに届きましたでしょうか。担当の私はよく、『ぷちます！』のプロデューサーを“2.5枚目”とか“やるときゃやる人”みたいに表現するのですが、このへんのニュアンスを間島さんにうまく声に乗せていただけているので、それを皆さんにも早く聴いてもらいたいなー、と思っています。もちろん、今回インタビューにも参加いただいた中村さん演じる春香＆はるかさんをはじめ、アイドル＆ぷちどるたちとの会話もテンポよく、おもしろく仕上がっているのでお楽しみに！　それではまた来週、お会いしましょう！　ぷっちまーす！（イマイチP）

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(C)窪岡俊之 (C)NBGI
(C)NBGI/ぷろじぇくとあいます・ぷち

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