アニソン界の新たな歌姫・藍井エイルさんのXmasライブを“ほぼ独占”取材！ サンタコスに萌え萌えいるぅ～♪

文：カズ

　会場の熱気が冷めやらぬまま、エイルさんは『dear brightness』『frozen eyez』『AURORA』の3曲を熱唱。さらには「みんなまだまだ盛り上がれますか!?　まだまだ元気はありますか!?　もっともっと跳べますか!?」とはやし立て、次の『End of The Earth』をファンと一緒に歌い、飛び跳ねる。そして、いよいよこの日最後の曲となるメジャ・デビュー曲『MEMORIA』へ。「えー!!!?」という声が響き渡るも、彼女の歌声を耳に焼き付けようと、全員が静かに聞き入った。

　こうして大盛況のまま幕を閉じ……ないのがワンマンライブの醍醐味。観客のアンコールならぬ「えいえいるー！」コールが続くこと数分。エイルさんとバンドメンバーがそろってステージに戻ってくる。しかも衣装を変えて、だ。この日はクリスマス。バンドメンバーはトナカイやツリー、鹿（!?）などの衣装をまとい、本人はサンタ姿をファンにプレゼントしてくれた。

　アンコール曲は「学生時代にクリスマスが近くなると聴いていた、思い入れの深い曲」だという、B’zの『いつかのメリークリスマス』。男性シンガーの曲をどのように歌うのか予想がつかなかったが、ここは女性的にしっとりまとめる。ちなみに、つい先日インタビュー（近日掲載予定）をさせていただいたのだが、歌詞の“君”にあたる部分を“将来の夢”としてとらえると、“幼いころのエイルさんの話”に重なる部分があったのが非常に興味深い。

　いよいよ本当のお別れが近づき、「2013年に『BLAU』を引っ提げて東京、大阪、地元の札幌の3カ所を回るツアーが決定しています。赤坂（BLIZ）で会える日を楽しみにしています」と、来年に向けてのメッセージを送ったエイルさん。ラストソングとして、アルバム『BLAU』より冬にピッタリな新曲『Reunion』を熱唱した。

　この後、全員で「えいえいるー！」の三本締め＋おまけの1回を行う。さらにエイルさんがマイクを置いてお礼の言葉を叫ぶと、「したっけ！（※）」の挨拶で閉幕となった。

※北海道弁で「じゃあ」「そうしたら」の意。別れの挨拶で用いられる。

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関連サイト

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