2012年12月27日(木)
本作のストーリー序盤のシナリオが、アニメーションのカットやゲームのスクリーンショット、重要なキャラクターであるインカローズとリチアのビジュアルとともに公開された。
辺境の村に祖父と2人でクラス少年・シングは、その日も祖父との剣の修業に打ち込んでいた。初めて祖父から1本を取ったシングは、褒美として神秘の武具“ソーマ”を譲り受ける。
「オレのソーマは……剣?」
祖父の外出中にシングは、浜辺へ流れ着いた少女・コハクと出会う。ソーマを求めて祖父を訪ねてきたコハクを、シングはもう1つのソーマを奉ったほこらへ案内する。村人以外で初めて会う異性に戸惑いつつも、シングはコハクの笑顔に惹かれていく。
「わたし、コハク・ハーツ。きみは?」
ほこらへ向かう途中、海ではぐれたコハクを探していた彼女の兄・ヒスイと合流する。その後、ほこらへ無事にたどり着いた3人は、ソーマを手に入れる。
「コハクに余計なちょっかい出してねぇだろうな?」
しかし、女魔道士・インカローズが突如出現。インカローズはコハクの生命の根源“スピリア”に術をかけ、シングの祖父にも重症を負わせる。シングは譲り受けたばかりのソーマを使い、スピリアに入って治癒する行為“スピルリンク”を、コハクを助けるために試みる。
そこで、シングはこの世界に伝わるおとぎ話“ねむり姫”の絵本に出てくる夢を喰う怪物・ゼロムや、エメラルド色の髪をした『ねむり姫』本人・リチアと出会う。
シングは、コハクのスピリアを傷つけている原因をリチアと考え、捕らえようとする。しかし誤ってコハクのスピルーンを壊し、四散させてしまう。
「コハクに、なにをしてくれた?」
すべて飛び散ったと思われたコハクのスピルーンだが、優しさの感情だけはまだ残っていた。シングは、死に際の祖父にコハクを助ける方法を教えられる。
「飛び散った欠片を、すべて集めれば……スピリアを取り戻せるはず……だ」
祖父を見舞っていた際、突如としてコハクから光が伸びて町を指す。シングたちはそれがスピルーンの欠片を指していると察し、冒険へと旅立つ。
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