2013年1月29日(火)
ターンが回り、ヴァンガードに《ぞーいがる・解放者》をライドして、グレード2に。ここからは、能力を持ったユニットも登場し、戦いが本格化してくるようです。このユニットは、パワー8000で、「このユニットがアタックした時、カード名に“解放者”を含むリアガードが3枚以上いるなら、パワー+3000」という能力を持ちます。要するに、仲間が多いと強くなるのです。このデッキは“解放者”のデッキなので、とりあえずリアガードを並べれば能力を使えそうですね。
▲能力を持ったユニットが登場し、ファイトは本格化してきました。 |
お互いがアタックし合い、ファイトは順調に進行。ダメージを+1するクリティカルトリガーも引けて、5点目のダメージをドクター・オーに与えられました! あと1点です! 本格化してきたと思ったらもう終盤です。ここまで、約10分ぐらいでしょうか。この展開の早さも魅力的ですね。
ダメージゾーンにデッキのカードをめくって送るドクター・オー。しかし、なんとここで向こう最強カード《抹消者 ボーイングソード・ドラゴン》が出てしまいました! ダメージゾーンに送られたカードを回収できるカードは、このトライアルデッキにはありません。つまり、向こうの脅威が1つ消えたことになります! これはいい感じですよ!
▲超強力なカードが、戦わずしてダメージゾーンに……。これはラッキーです! | ▲陣形も整ってきました。リアガードも前列に2体並び、しっかり3回攻撃できます。万全の構え! |
しかしドクター・オーも、グレード3の《ディスチャージング・ドラゴン》にライド。もうカードのイラストからして強そうな感じがしまくりですね。しかも、このユニットは、ダメージが4点以上の時にパワーアップする“リミットブレイク”という能力持ち。もちろん発動しているので、パワーがメチャクチャ上がっています。
▲《ディスチャージング・ドラゴン》 |
さらに、ドクター・オーは慣れた手つきで後列にいる《砂塵の抹消者 トコウ》の“カウンターブラスト”を発動。ほうほう、なんですかねそれは。
「カウンターブラストというのは、ダメージゾーンのカードを裏返すことで使える能力です。この《砂塵の抹消者 トコウ》は、1枚裏返すとパワーを+1000できるんです」。
なるほど、受けたダメージを使って逆転する能力というわけですね。パワー+1000だそうです。うーん、まぁそんなに問題はないかな? パワー7000+1000に、ヴァンガードの合計パワー15000で、合計23000ですよね。うん、守れる守れる。と手札を見ていると……。
「ちなみにこれは起動型能力なので、コストがあれば1ターンに何回でも使えるんです!」
えっ、なにそれずるい!
▲ダメージを裏返して、パワーを上げるドクター・オー。こんな能力があったとは……。 |
「というわけで、3回使って合計パワー25000だ!」
うーーーーーん! これは手ごわい! とりあえずリアガードの攻撃を受けた後、本命の《ディスチャージング・ドラゴン》がアタックしてきました。こっちのグレード3《ディグニファイド・ゴールド・ドラゴン》のパワーは10000です。このユニット、攻撃する時は強いんですが、守る時はちょっと心もとないですね……素のパワーは大事だね!
しかしこっちもダメージが4とちょっと危ない感じ。当然守ります! +10000と+5000のガーディアンで合計25000! これでどうだ!
▲超強力な一撃を、必死に防御。通してしまうとなんかヤバそう! 相手はヴァンガードだし! |
「パワーが同じ場合は、こっちの勝ちですよ?」
そうでした! うーん、これは参った! なら+5000をもう1枚足してどうだ! これで合計パワー30000! あと1点は受けれるのできっと大丈夫でしょう!
「本当に大丈夫ですか? ドライブトリガーで+5000が出たら攻撃が通ってしまいますよ? さらに、私の《ディスチャージング・ドラゴン》は“ツインドライブ”を持っているから、ドライブトリガーを2枚めくれるんですよ? クリティカルトリガーが出たらダメージ2点入って終わりですよ?」
ちょっとちょっとちょっと、それってかなり危険なんですけど! うーん……でも、これ以上手札は使いたくないので、ここはこのまま受けましょう!
「では……いきますよ!」
勝負の瞬間です。ここでクリティカルトリガーが1枚でも出たら僕の負け。出なければ、こちらの攻撃をあと1点通せば勝ちとなり、勝利は固くなるでしょう。
1枚目をドクター・オーがペラリ。
うおおお! アイコンがある! なんですか、その効果は!
「これはカードを1枚引ける効果です。1枚引いて、手札に加えますね」
あ、危ない……。クリティカルトリガーではなかったようです。しかしこれで、パワーを上回られてしまったので1点ダメージは確定です。2枚目……頼むよ……!
ドクター・オーが2枚目をペラリ。
アイコンが……。
ない!
ほっと胸をなでおろします。
こうして5点ダメージを受けて、こちらのターン! ここで決着がつきそうです。ちなみに、この決着がつきそうな時は、「ファイナルターン!」と宣言するのが通な『ヴァンガード』ファイターらしいです(笑)。とのことなので、「ファイナルターン!(になるといいな……)」
やることは1つです。とにかく全力で相手のヴァンガードに攻撃!
まずはリアガードでアタック! ……は当然向こうがガーディアンでブロック。続いて本命のヴァンガードでアタック! ドクター・オーも後がないので、カードを全部投入して守ってきます。しかし、こちらもツインドライブなので2枚ドライブチェック! 運よくパワーを上げることができ、最後の1点を与えられました! しかもドライブチェックで“ヒールトリガー”を引いて、ダメージも1点回復! 勝ったー!
▲ヒールトリガーが発動し、パワーを上げつつダメージを回復! まぁ、もう勝ったのでダメージが回復してもあんまり意味はありませんけどね。フッ。 |
――が、しかし。
「フフ。まだ終わっていませんよ」
ええっ!?
「私がデッキをめくって、もしドライブトリガーで“ヒールトリガー(ダメージ回復効果)”を引き当てれば……まだファイトは終わらないんです!」
な、なんですってー!? そう、そうなのです。ダメージを受けてデッキをめくった時にも、ドライブトリガーは発動するらしいのです! これでダメージを回復される可能性がある! ま、まさか……。
「私は『ヴァンガード』にすべてをささげた男、ドクター・オーだ! ここで都合よくヒールトリガーを引き当て……られなかったー! ありがとうございました!」
よ、よかったー! これで無事に勝利できたようです。最後の最後まで気が抜けませんねー! なんだろう、このものすごい達成感! がっしりドクター・オーと握手をかわし、無事にファイトを終えることができました! このゲーム、やってみて思いましたが、終盤の押し込み合戦がとてつもなく熱いですね!
▲最後の盤面はこんな感じ。リアガードを並べて攻撃するという理想のプレイができました。 |
→調子に乗ってもう1戦! “ブレイクライド”がさく裂!?(4ページ目へ)
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