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2013年2月14日(木)

シミックの一員として『マジック:ザ・ギャザリング』の新セット『ギルド門侵犯』プレリリースイベントに参加してきました!

文:カワカミ雁々

<1回戦>

 1回戦の対戦相手はボロス(白赤)に黒をタッチしたデッキ。1ゲーム目。先攻をとった対戦相手は2ターン目に《ウォジェクの矛槍兵》を展開する幸先のいいスタート。こちらは0/1の《雲ヒレの猛禽》を出し、攻撃を受けつつ《深緑の安息所》でライフを回復し、使えるマナを増やしていきます。

 対戦相手は《突撃するグリフィン》《オルドルーンの猛士》と順番に展開し、次のターンにはボロスの能力“大隊”が発動してしまう事態に。しかしこちらもなんとか《すがりつくイソギンチャク》《キヅタ小径の住人》でクリーチャーを進化させつつ守りを固めます。

 その後《練達の生術師》を引き、戦場に出しますがこれはあえなく《天使の布告》。そしてこのこう着状態を打破したのはボロスのプロモーション・カードである《鋳造所の勇者》! 《キヅタ小径の住人》が破壊され、返しにクリーチャーを展開できなかったので“大隊”状態の攻撃を受けきれず、負けてしまいました。

『マジック:ザ・ギャザリング』 『マジック:ザ・ギャザリング』
▲自分のデッキも整っていますが、相手のデッキも強力なのがプレリリースパック入りのシールド戦。相手に6マナそろった時点で《鋳造所の勇者》が来る、と警戒すべきでしたね。

 2ゲーム目は相手の方の土地が2枚で止まり、その間に《エリマキ眼魔》《ドレイク翼の混成体》《水深の予見者》とよどみなく展開し、さらに《水深の予見者》の“進化”で追加ドローをし始めたところで相手が投了。

 3ゲーム目はお互いにマリガンを1回。3ターン目に《ウォジェクの矛槍兵》スタートする相手に対し《雲ヒレの猛禽》《キヅタ小径の住人》《瓦礫帯の略奪者》と続けて《雲ヒレの猛禽》を“進化”させ、同時に《キヅタ小径の住人》を3/4にして体勢を整えます。ここで相手は《誘導稲妻》を唱えて《キヅタ小径の住人》を除去しにきますが、残していた1マナから《力の噴出》を合わせて回避。こうなると《雲ヒレの猛禽》と《瓦礫帯の略奪者》で攻撃しているだけで、どんどん《瓦礫帯の略奪者》が巨大になっていきゲームセット。

 レアカードのパワーに助けられた感はありますが、なんとかかんとか初戦をものにすることができました。

『マジック:ザ・ギャザリング』
▲コモンカードですが、振り返ってみると、デッキの陰の立役者はこのカードでした。クリーチャーを強化するという点では《練達の生術師》と同じで、効果の幅はそれよりも小さいですが、+1/+1カウンターを乗せる先を選べるのがとにかく便利でした。

<2回戦>

 2回戦はオルゾフ(白黒)デッキと対戦することになりました。1ゲーム目は序盤から《排水路潜み》2体で攻められますが《大都市のスプライト》に《暴動用具》を装備させて2/4にして守ります。

『マジック:ザ・ギャザリング』 『マジック:ザ・ギャザリング』
▲上で、投入は失敗だったと言った《暴動用具》ですが《大都市のスプライト》の能力と相性がよく、活躍してくれました。2/4と3/3を選べるようになるのはとても便利ですね。ほかのゲームでは《ドレイク翼の混成体》を4/3にするのも強いと感じました。

 そうやって時間を稼ぎ《深緑の安息所》でライフを回復、マナをのばして6マナ4/4で《雨雲を泳ぐもの》をプレイ、これは除去されてしまいますが、次のターン《大都市のスプライト》を能力でパワーを上げて3/3にして《首席議長ゼガーナ》! 4/4クリーチャーに4枚ドローという爆発的なアドバンテージを得ます。

 相手も《宝庫のスラル》でアドバンテージを獲得しにきますが、追加ドローで得た《ドレイク翼の混成体》2体が頭上を飛び越えライフを削り取ってくれました。

 2ゲーム目はこちら3ターン目に《神出鬼没の混成体》、相手は4ターン目に《欄干のスパイ》を展開したあと、後続が全く続かず次のアクションは、それぞれ7ターン目に《陰鬱の始源体》、《氾濫の始源体》をプレイしあうというもの。どちらのクリーチャーも相手の墓地にあるカードを利用できるのに、お互い墓地に何もないという状況でこれには自分も相手も苦笑い。

 とは言え《陰鬱の始源体》の“威嚇”によりこちらは《陰鬱の始源体》をブロックできないため、何もしなければ数ターンで倒されてしまいます。しかし、こちらは次ターンからの引きが強く《練達の生術師》→《瓦礫帯の略奪者》と展開し一気に高パワーの戦線を構築。さらにここで攻守を逆転させる《交通渋滞》! 相手のクリーチャーをフルタップにして、返しの全軍攻撃で勝利を得ることが出来ました。

『マジック:ザ・ギャザリング』
▲地味なカード名ですが、クリーチャーによる戦闘が中心のシールド戦やドラフトでは戦況を一気に引っくり返せるカードです。唱えるのに必要な色マナが青1点だけなので、ボロスデッキがタッチして投入するというような使い方もできそうですね。

  →前半戦は快勝! 後半戦は……?(3ページ目へ)

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データ

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