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2013年2月16日(土)

本邦初公開となる貴重なラフ画も! 『リベリオンズ』登場キャラクター14人の魅力に迫る連載企画がスタート

文:ごえモン

『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』
▲本作のファーストビジュアル

 イエティから、3月28日に発売されるPSP用ソフト『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』。その登場キャラクターたちを開発スタッフのコメントやラフ画とともに紹介する。

 本作は、2011年3月にWindows PC用ソフトとして発売された『シークレットゲーム CODE:Revise(以下、CODE:Revise)』のリメイク作。ディレクションに中澤工氏、シナリオにはチーム月島(月島総記氏、日向もやし氏、月島トラ氏)という『ルートダブル -Before Crime * After Days-』の制作陣が参加。原作スタッフも全面的に制作協力しており、最高の環境下で『CODE:Revise』を進化させている。

『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』 『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』

 本作には、“デスゲーム”に参加させられることとなったキャラクターが14人登場する。そのキャラクターを毎回2人ずつ、全7回にわたって紹介していく。初回は、主要視点者の藤田修平と、本作のファーストビジュアルでフィーチャーされた藤堂悠奈をピックアップ。原作スタッフの寺月恭一氏、はやかわ凛太氏、己即是空氏、『リベリオンズ』でディレクターを務める中澤工氏、シナリオを執筆するチーム月島のコメントや、貴重なラフ画もお届けするので、ぜひチェックしてほしい。

【藤田 修平(ふじた しゅうへい)】

「俺には誰も必要ない。仲間ごっこはもう終わりだ」

『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』 『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』

【プロフィール】
CV:須賀紀哉
Birthday:7月4日
Blood Type:AB
所属:西扇学園
プレイヤーナンバー:4
クリア条件:ナンバーが素数のプレイヤー全員のクリア条件を満たす
PDA特殊機能:半径10m以内にあるPDAの特殊機能を無効化する

 本作の主要視点者。気がつくと見知らぬ森の中に置き去りにされ、“ゲーム”に参加させられていた。幼いころに肉親と死別して孤児になった不遇な生い立ちから、物事に対して達観した見方をすることが多い。しかし、その内面には強い闘争心と情熱を秘めている。“吹石琴美”とは同じ学園に通う知り合いで、幼いころからの親友でもある。ゲームのクリア条件は“プレイヤーナンバーが素数のプレイヤー全員のクリア条件を満たす”こと。複数のプレイヤーとの協力関係が必須となる高い難易度の条件が与えられている。

『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』 『リベリオンズ Secret Game 2nd stage』

【寺月恭一氏のコメント】

 修平の初期設定を漁ってみると……平凡な容姿。特に特徴があるわけでもない。多少目付きが悪いぐらい。という感じでした。

 その結果、キャラデザ当初は不良チックな外見だったので、もっと主人公らしくしたほうがいいと判断して、カッコよさと若干の優しさをスパイスした感じで今の形になりました。

 性格的には聖人君子でなくとも、主人公として多少の正義感と人間味が欲しいという流れから、思考錯誤の結果、最終的に以下の形になりました。

 基本的な人格は“ぶっきらぼうで無愛想だが、人間味にあふれた男気のある性格”。琴美に対しては特別な感情を持ち、他のキャラクターと態度が違う。ただし、●●●●●後については自暴自棄になり、人間不信、残虐性が強くなる。

 ライバル的な立ち位置の天才同士の駆け引きを盛り込みたいというのがあって、頭のよさとしては司と並んで二大巨頭な感じになっていますね。


【はやかわ凛太氏のコメント】

 最初は修平のデザインは違うものでした。原型は髪型の雰囲気ぐらいでしょうか。他キャラはオリジナル感が強い制服が多いように感じたので、正統派の学ランを着せました。彼はいろいろキメる場面が(正しいにしろ悪いにしろ)多いので、少しカッコよさを意識しています。


【中澤工氏のコメント】

 『リベリオンズ』にリメイクするにあたり、14人全員が主人公という位置づけとなりました。シーンごとに視点者=主人公が切り替わる構成ですので、ユーザーさんによって感情移入しやすいキャラクターは変わるかもしれません。

 その中で修平は“主要視点者”、“より中心的な主人公”にあたる存在です。中核の人物だけに、彼がどんな活躍をするのか気になってくると思いますが、そこはチーム月島の面々が頑張ってくれたのでご期待ください。原作(『CODE:Revise』)からぐっと増量しておりますよ。

 前作(『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』)をプレイ済みで、かつ、原作を未プレイの方向けに補足しておきますと、修平は総一(前作の主人公)とは大きく異なるタイプです。総一が“全員を守りたい”思想の持ち主だったのに対して、修平の思想は“大切な人を(どんな手を使っても)守りたい”です。彼がどんな境遇から、こんな思いに達したのか……プレイして確かめてください。


→2ページ目では、チーム月島の対談や修平のラフ画をお届け!

(C)FLAT/イエティ/Regista

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