2013年2月16日(土)
月島総記:はい、次は“藤堂悠奈”! ファーストビジュアルでピン登場を果たした、今回のたぶん一押しキャラです。 | ||
月島トラ:赤い髪も手伝ってか、主人公らしさはともすれば修平よりも上ですね。お互いの意思がぶつかり合うこの物語において、一番意思が強いのはこの人かもしれない。 | ||
日向もやし:一番筋が通っているプレイヤーな感じがしますね。そして何もかも真っ直ぐなので、いろんな主義、人、ルールとぶつかりまくる。 | ||
月島総記:鋼の意思と、それを貫くに足る勇気。並外れた度胸と、高い身体能力。適度な厳しさと内に秘めた優しさ……。確かにこう見ると、まさしく“主人公”的なキャラですね。総じてカッコいい女なんですよ。 | ||
月島トラ:ええ、カッコいいです。何しろあるシーンでは、木の上で仁王立ちしながらババーンと登場しますからね! 凄い緊迫したシーンなのに。 | ||
日向もやし:登っているところを想像すると、ちょっとカワイイですよね(笑)。 | ||
月島トラ:イメージとしての“ヒーロー”を、女性という器にぶち込んだのが藤堂悠奈というキャラかもしれませんね。逆に“ヒロイン”って感じはあまりしない。 | ||
月島総記:そこも悠奈さんの魅力なんですよ。悠奈っていうか“悠奈さん”ね。ついさん付けしちゃいたくなる女性。今回修平と並んで紹介されているのは、彼女が修平と正反対でありながら、また別の意味で“主人公”らしいキャラだからでしょうね。 | ||
日向もやし:じゃあ女性キャラとして見た悠奈さんって、2人はどう思う? | ||
月島総記:うん……「か、カワイイよね!」……って言わないと蹴られそうな女性ですよね。 | ||
日向もやし:ほうほう(笑)。トラさんは? | ||
月島トラ:蹴られたいですね。……ってのは冗談として、悠奈さんが「私について来い!」って言ったらどこまでも追いかけたくなる、そんな感じのイメージですかね。 | ||
月島総記:それ、女性キャラに対する感想じゃないなぁ(笑)。 | ||
日向もやし:でも私がもしプレイヤーだったら、開始早々に怪我をして、「しかたないわね」とか言われながら優しくされたいです。 | ||
月島総記:どうしようもないですね、2人とも(笑)。と、まぁそんな感じの女性です。もちろん私は大好きですよ。蹴られたいです。 | ||
月島トラ:え、結論そこ? “感情移入の賜物ですよ。修平に影がある分、読者のハートをキャッチしやすいのはむしろ悠奈さんですからね。修平が陰とするならば、悠奈さんは陽です”、くらいまで言っておかないと、僕たち単なるマゾじゃないか! | ||
月島総記:おっと、確かにその通りだ。じゃあマジメに語ると……。徹頭徹尾前向きでエネルギッシュな女。この殺伐とした物語を照らすひと筋の光のようなヒロイン。それが藤堂悠奈ってところでしょうか。 | ||
日向もやし:おお、それは悠奈さんらしい! | ||
月島トラ:そこが構造的におもしろいんですよ。一番最初に出る主人公・修平が時に陰となり、次に出る第二の主人公の悠奈の基本属性が陽ですからね。ひと粒で二度美味しい2人組なわけです。 | ||
月島総記:この“修平と悠奈の関係”というのも、『リベリオンズ』を貫く重要なキーです。はたして、この2人がどこでぶつかり合うのか、そもそもぶつかるのか? ここに注目してもらいたいですね。 |
※次回は琴美と瞳を紹介予定!
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