| 月島総記：さて次は、皆大好き瞳さん！ 全プレイヤーの中でも圧倒的な存在感と異様さとかわいらしさを放つ謎のメイド。それが粕谷瞳さんです。 | |
| 月島トラ：存在感が半端ないですよ。普通に考えたら“いちゃいけない”タイプのキャラです。 | |
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| 月島総記：何もかもが想像の埒外なところが、かわいらしいヒロインですよね。ラチガイなところがね。 | |
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| 月島トラ：かわい……らしい……？ そんな生易しいキャラでしょうか？（苦笑） | |
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| 月島総記：マチガイですかね。 | |
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| 月島トラ：ダンチガイにね。 | |
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| 月島総記：えー、キャラの魅力について語りましょうか。瞳は本作における、重要なキーワードをいくつも内包しているキャラです。“強さ”、“美しさ”、“クレイジーさ”、“残酷さ”、“優しさ”、“切なさ”、“悲劇”、“罪”、“恋”。それらすべてを抱えつつも、そのどれ1つとして制御できず、暴走し続ける女性です。 | |
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| 月島トラ：彼女自身、とても自分を客観的に見られてはいませんよね。そういう次元にいない。 | |
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| 月島総記：だからこそ目が離せないんですよ。全プレイヤーが彼女の動きに戦々恐々とする。ユーザーも含めてね。 | |
| 日向もやし：なるほど……でも私にとっての瞳は、例えるなら“ガラス細工”みたいな感じがしますね。 | |
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| 月島トラ：それは、押せば壊れそうという意味でしょうか？ | |
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| 日向もやし：いやいや、もう壊れているガラス細工といったところかな。美しさは一級品だけど、触ると手が切れてしまう。 | |
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| 月島総記：なるほど、言い得て妙ですね。彼女に近づく人間は、たいてい肉体か精神が傷つきますから。しかしその痛みに耐え、瞳の内面にまで深く踏み込むプレイヤーが現れた時、彼女はどうなるのか？ そして踏み込んでしまったプレイヤーは、痛みに耐えられるのか？ そこがリベリオンズの見所でもありますね。特に“Episode B”以降の。 | |
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| 月島トラ：原作からさらに手を加えた、という点では瞳が一番ですかね？ | |
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| 月島総記：手を加えたというより、“描ききっていなかった部分を描いた”というところでしょうか。 | |
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| 月島トラ：愛なしにはダイブできない、あまりにも深いキャラでしたねぇ……。 | |
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| 日向もやし：確かに、一番辛いものを背負っているプレイヤーでしょうしね。 | |
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| 月島総記：ともあれ原作をプレイして瞳のファンになってくださった方々にも、今回でさらに深く描かれた瞳を見ていただきたいですね。世にも美しい地獄が待っていますよ。 | |
