2013年2月19日(火)
アスキー・メディアワークスは、メディアワークス文庫より発売中の『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの最新作、第4巻『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~』を2月22日に発売する。
『ビブリア古書堂の事件手帖』は、鎌倉の古書店“ビブリア古書堂”のうら若き美貌の店主・篠川栞子(しのかわ・しおりこ)と、本が読めない無骨な青年・五浦大輔(ごうら・だいすけ)が、奇妙な客が持ち込む古書の謎と秘密を鮮やかに解き明かしていくミステリー作品。夏目漱石『それから』や太宰治『晩年』など実在の名作が登場し、古書に関する薀蓄や、その背景にある人間ドラマを丁寧な筆致で綴っている。
第4巻の初版発行部数は80万部にのぼり、これは文庫としては最大規模となる数字だという。また、これまでに刊行された第1巻~第3巻までと合計すると、470万部に達するという。
フジテレビ系列で月曜9時より放映されているTVドラマや2誌でのコミカライズなどメディアミックス展開も盛んな本作。今後の広がりにも注目だ。
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