2013年3月1日(金)
皆さん、こんにちは。楽しいゲームライフを送っているかしら? 『マジック:ザ・ギャザリング(以下、MTG)』初心者のための『MTG』講座、第2回を始めます。 | ||
待ってました! ダイチだぜ! | ||
こんにちわ。ヒカリです。前回は“『MTG』とはどういうゲームなのか?”という話でしたけど、今回はどんなお話しなんですか? | ||
今回からは少しずつ内側の、実際のゲームについて話をしていくわ。今回のテーマは『MTG』に登場する色とカードの種類よ。 | ||
おお! なんか実戦的な内容のにおい! ナイスな展開じゃないか! | ||
ふふふ、やる気まんまんで先生うれしいわ! それでは、さっそく始めていきましょう。 |
『MTG』における“色”というのは、簡単に言えば“属性”のようなものね。『MTG』には白・青・黒・赤・緑という5つの色があって、それぞれ異なる特徴を持っているわ。 | ||
白が正義で、黒が悪者みたいな? 青ってよくわからねーな。 | ||
う~ん、単純な色のイメージだけだと白が好きなんだけどなぁ……。 | ||
ふふ。じゃあ、それぞれの色の特徴をここで見ていきましょう。 |
白は平和や秩序、法や正義を司る色となっているわ。兵士や騎士、天使といった種族の多くが白のカードに所属しているの。また、秩序を重んじる色というだけあって、攻守のバランスがとてもよく、何でもできる色と言えるわね。 |
青は水や大気、高度な知性や精神を体現した色ね。海に住む生物や妖精、魔法使いの研究者などが青のカードに多くみられる種族ね。相手の呪文を無力化したり、逆に利用したりというように、相手の攻めをかわしながら、じわじわと相手を追いこんでいくような戦い方を得意としているわ。 |
黒は死や恐怖、狂気の色よ。ゾンビや吸血鬼、デーモンといった種族が黒に属しているわ。あらゆる手段で相手を攻めることができる色で、とにかく攻撃的なのが特徴ね。時には自分の身を削ってまで相手にダメージを与えるようなカードもあるわ。 |
赤は炎や怒り、混沌といったものを支配する色よ。赤にはドラゴンやゴブリンと言ったファンタジーによく登場する種族が多いわね。炎を使った呪文で相手を攻撃するのが得意で、黒とはまた違った意味で攻めに特化した色になっていると言えるわね。 |
緑は大地や自然、生命といったものに支えられている色ね。エルフやワーム、ビーストといった生き物が緑の代表的な種族よ。呪文を使って相手を攻めることは得意ではないけど、自分たちを強化する手段が豊富で、真正面からのぶつかり合いでは他の色を圧倒することができるわ。 | ||
ふむふむ。これで5色ですね | ||
おお~(パチパチパチ)。俺はやっぱり赤だな! 立ちふさがる敵はすべて燃やす! ドラゴンの炎で燃やす! | ||
やっぱりわたしは何でもできるっていう白がいいかなぁ。ちなみに先生、始めたばかりの人にオススメの色とかってあるんですか? | ||
自分の感覚にマッチしそうな色を使えばいいと思うけど扱いやすいという点では白・赤・緑のどれかがオススメかしらね。青と黒はテクニカルなところがあって、カードの強さを引き出すのに少し慣れがいるわ。あ、ちなみにわたしは大好きですよ、青と黒。 | ||
青と黒はオトナ向けのカラーなのか……。 | ||
ふふ、ダイチ君も使ってみたら青と黒の魅力にハマっちゃうかもしれないわね。では、各色の特徴を知ってもらったところで、次はカード・タイプの説明に移りましょうか。 |
→『MTG』には7種類のカードが登場するのよ(2ページ目へ)
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記事内イラスト:うさ城まに
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