2013年3月4日(月)
lightから、2013年4月25日に発売されるPS Vita用AVG『神咒神威神楽 曙之光(かじりかむいかぐら あけぼののひかり)』。その登場人物たちを3回にわたって紹介していく。
本作は、美少女ゲームブランド・lightから2011年9月に発売されたWindows PC用ソフト『神咒神威神楽』のPS Vita移植作。神州・葦原中津国を舞台に、化外(けがい)との戦いを描いた“和風剣戟アドベンチャー”だ。『PARADISE LOST』、『Dies irae』に続く、“座”シリーズの最終作にあたる作品と言われている。
電撃オンラインで展開している本作の特集企画の一環として、登場人物をシナリオライター・正田崇氏のコメントとともに紹介する。誕生経緯や裏話なども明らかとなるので、ぜひチェックしてほしい。連載1回目は、東征軍の坂上覇吐や久雅竜胆、凶月刑士郎など6人をピックアップ!
「惚れたぜ、久雅の姫さん。あんたのために俺は死のう」
士族としてもっとも古い血統を持つ家の出だが、先祖が過去の東征で高濃度の汚染を受けたために迫害され、今では凋落しきっている。とはいえ、本人はそんなことを一切意に介していない自由人で、無頼かつ放埓(ほうらつ)で好色な傾奇者。要するに、ただの馬鹿スケベである。
竜胆にひと目惚れし、彼女を自分のものにするために東征への参加を決意。仲間たちからは馬鹿のひと言で認識されているが、どんな苦境にも笑みを失わない天性の明るさで、彼らの中心となっていく。
※……三百年前の東征を境にして、西側で生じるようになった異能者のこと。一度境界を踏み越えたことで、人界に毒が混じり出したのだと言われている。
【正田崇氏のコメント】
自分がまだ小中学生だった時に、よくありがちだった少年漫画の主人公を意識しました。冴羽りょうとかダーク・シュナイダーとか新堂功太郎とか、あの辺りですね。こういうキャラって、最近は本当にめっきり見なくなりました。見なくなったどころか、最近だと“友だちB”みたいなキャラに成り下がっているじゃないですか? ……なぜだと!!
こういうよくも悪くも男らしいキャラクターは、ギャルゲーの世界でこそ映えるだろうと、やりたくてしょうがなかったので生まれたキャラですね。
(C)2013 light
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