【ソードアート・トゥデイ】MMORPG好きが『SAO』のレビューと序盤の注意点をお届け！ そしてアスナが水浴びするCGなどゲームの最新情報も！

文：ライターM、てけおん

■アインクラッドで朽ち果てないために……■

　「このゲーム、結構手応えあるので、攻略っぽい内容も軽～くお願いします」と依頼され、「うんわかった、オッケ～♪」などと某芸能人のように安請け合いしたのが運の尽き。ここまでMMO仕立てのRPGになると、一朝一夕でどうこうなるものではありません。ましてや、昔ながらのRPGしかプレイしたことがないという人は、システムに慣れることが先決です。

　あまり長々と書き連ねてもきりがないので、気になったいくつかのポイントを簡単にまとめてみました。

～フィールド探索時～

●フィールド探索は隅々まで調べ尽くす

　何を当たり前のことをと突っ込まれそうですが、基本ということで。このゲーム、迷宮や森などのせまく入り組んだフィールドにはマップがあるのですが、平原などの広いフィールドにはマップがないので、注意しましょう。ただ、広いフィールドでも出入り口（隣のフィールドへの接続ポイント）は表示されます。各フィールド同士のつながり方などを記憶しながら進めていくように心掛けるといいでしょう。

●ボス攻略に無関係で、なおかつ適正レベルを超えているNMには手を出さない

　NMと遭遇したら、まずはカーソルを合わせてモンスターのレベルを確認。適正レベルと思われるNMでも、周囲に護衛のザコが多数配置されている場合は要注意です。ザコをせん滅してからボスを離れた場所まで誘導すれば安全に戦える……などと思いきや、再出現したザコは遠くからでも律儀に救援に駆けつけます。

●初めて訪れるエリアでは退路を確保して、モンスターがアクティブか否か確認する

　本作ではキリトの移動速度が速いため、モンスターに追われてもほとんどの場合エリアの境界まで逃げ切ることができます。明らかに受けるダメージが大きすぎたり、敵の数に押される場合は撤退も重要です。

●他のパーティは積極的にバックアップ

　他のプレイヤーと接触すると、経験値稼ぎにつき合ってほしいという依頼も発生します。彼らは攻略組としてボス戦で貴重な戦力となるので、迷わず依頼を受けてレベルを上げて味方の戦力アップを図りましょう。

▲攻略会議を取り仕切るのは、血盟騎士団副団長のアスナ。彼女の号令のもと、一斉にボスに躍りかかっていくシチュエーションは無闇にアツイものがあります。

▲「強力なモンスターの気配がする」というメッセージとともに、「○○分以内に討伐せよ」とミッション開始。ボス討伐に無関係な場合でも同様のメッセージが表示されるのが難点です。時にはメッセージすら表示されず、ひときわ強力なNM（写真右端）に遭遇することも……。

～バトル～

●パリングでリスクブレイクを狙う

　パリングとは、格闘ゲームで言うところのブロッキングとか当て身のようなもので、敵の攻撃を受ける直前に入力＆成功することでダメージを無効化できます。単に攻撃を弾くだけでなく、敵のリスクレベルを高めてリスクブレイクを狙えるのがポイント。リスクブレイクは敵の強化を消し去って速度を低減、さらに与えるダメージが倍増するため、ボス戦では必須のテクニックとなります。

　多少のコツはありますが、パリングを成功させられるようになると、戦闘が飛躍的に楽になります。ただし、パリングできる攻撃は、物理攻撃に限るので注意しましょう。

●特殊攻撃のエフェクトが見えたらエグザクトオンスロートで阻止

　強打によってスタンさせ、敵の行動を問答無用で妨害する強力なスキルで、ボスの特殊技にさえ有効という無敵ぶり。再使用間隔が長いので無闇には使えませんが、ボスが使う強力な範囲技は確実に止めたいところです。

●パートナーのスキルに合わせてチェインを狙う

　パートナーがソードスキルを使ったらダメージアップのチャンス。一定時間内にソードスキルを合わせることで、スキルチェインが発生します。スキルチェインは敵へのダメージを飛躍的に上げてくれるので、積極的に狙いたいところ。ちなみに、スキルチェイン後にパートナーの行動を評価することで、パートナーのほうからスキルを合わせてくれるようになったりもします。

●さまざまな種類の武器を幅広く試す

　本作では、武器の習熟度を上げることでスキルポイントが増えて、ポイントを消費することでさまざまなスキルを習得できます。武器レベルは徐々に上がりが鈍くなっていくため、さまざまな種類の武器を浅く広く試すほうがスキルポイントを稼げます。ひと通り試すことで、自分のプレイスタイルに合った武器も見つかるでしょう。

　筆者の場合は、キリトのイメージに引きずられて、片手剣装備の二刀流でスタート。そのまま二刀流をレベル5まで上げて高威力のソードスキルを習得したことで、ボス戦もかなり楽にこなせました。

●武器から派生するスキルにも注目

　スキルには武器以外にも、片手剣レベル１から派生するScout（索敵）や、槍レベル1から派生するTactics（戦術）など、さまざまなカテゴリが用意されています。ゲーム序盤では片手棍レベル１から派生するGrace（加護）の、分身で物理攻撃を防ぐ“慈悲の衣”と、パーティ全員の状態異常を治癒する“浄化の炎”を覚えておくといいでしょう。

　長々と書いた割にはあまり“経験者らしい的確な助言”になっていない気もしますが、そこは軽くスルーするところです。本気で書くと、武器の性能を比較して攻撃間隔毎のダメージ効率を計算したり、ソードスキルごとに最適なステータス補正を与える装備の組み合わせが云々……などときりがないので、初心者向けの軽いアドバイス程度に受け止めてください。

　 →ゲームの最新情報は次のページから！（3ページ目へ）

(C)川原 礫／アスキー・メディアワークス／SAO Project (C)2013 NBGI
※画面は開発中のもの。

データ

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