2013年3月29日(金)
head:HG シャア専用ザクII
body:HG ドム
arms:HG ザクII
legs:HG ドム
backpack:HG マスターガンダム
shield:シナンジュ・シールド
weapon:大型ヒート・ホーク
今回は名前先行型ということで、全般的に“ズッシリ感”を重視してセレクトしてみました。盾やバックパックもゴツさを前面に出して、重量感あふれる接近戦が得意なパワーファイターをイメージした形です。
カラーリングはめちゃくちゃ悩みましたが、重みを意識して暗めの赤銅色と黒をベースに、一部で緑系を差し込んでみました。バックパックの明るい緑は、ケレン味としてあえて明るくしましたが、ちょっとバランスが悪いかもですね。ただ、明度を落とすと、周囲となじんでしっくり来るんですけど、見た目のインパクトがなくなって、なんだかつまんないんですよね……。本当に色使いは難しい。
ちなみに、頭部を真っ黒にしたのは、闇の中でのカモフラージュ用だったんですが、むしろモノアイの光が目立つ結果に(笑)。カモフラージュ目的で考えると、別のMSの頭部のほうがよかったんですけど、一応ながらジオン製をイメージしているので、シャア専用ザクIIのままにしました。
▲実際に出撃してみたところ、意外とバックパックの明るい緑がアクセントになっているような気が。明るい場所ではもちろん、暗い場所でもかっこよく見えるかなと。 |
反省点としては、ドムとザクIIに頼りすぎてしまったため、よく言えば無難に、悪く言えばオリジナリティに乏しく感じられる部分があります。重量感=マッシブなパーツという連想からドムを多用してしまいましたが、より選択肢が広がる製品版では、もっと別の組み合わせを考えたいと思っています。
もう1点の反省は、特殊な塗装処理がうまくいかず、結果的に初期状態に近い形になってしまったこと。傷を付けたり、チッピングを施したり、いろいろと試してみたのですが、どうにもかっこよく見えなくて……。カラーリングやパーツの面積など、いくつかの要素を考えると効果的に演出できるらしいので、これは今後の課題としたいです。
余談ですが、この“オレ的最強ガンプラ”で遊び続けていたら、なんだか『機動戦士ガンダムZZ』に登場したゲゼを思い出しました(特に、機体のカラーリングが赤茶っぽいヤザン機)。ゲゼは、ジャンク屋のゲモンがジャンクパーツを寄せ集めて作ったMSで、腕が4本あったり、コクピットがレール上を動いたりと、デザイン的にはなかなかピーキーな感じ。個人的には、かなり好きと言うか、印象に残っているMSです。
MSのカスタマイズ中は特に意識をしていませんでしたが、無意識のうちにゲゼをリスペクトしてしまっていたのかもしれません。むしろ製品版では、ゲゼをイメージしたジャンクっぽいデザインでも作りたくなってきました。
ちなみに、今回作ったMSのオリジナルカラー版がこちら。
ドムのボディにザクIIの腕や頭をつけただけな感じで、なんとも変な感じですが、実際にこのMSで出撃してみると……思いのほか、かっこいいかも? カスタマイズ画面で静止した画像をじっくり見て調整するのもいいですが、出撃をしてゲーム中で動く姿を見ることも大事だと再認識したしだいです。
『ガンダムブレイカー』は最大4人での協力プレイもできるので、他のプレイヤーとの違いを出すために、あえて大胆なカラーリングをするのもアリかもしれませんね(同じ色がかぶると、見分けがつきにくくなりますし)。
▲配色のバランスがちょっと微妙でも、プレイ中は意外と気にならない。むしろ、周りより目立つぶん、遊びやすくなるかも!? |
というわけで、そみんにゾ=ミンを作ってもらいました~。これからの特集記事でも、ちょくちょくDOL編集部員によるカスタマイズ作例をお見せしていくことができればと思っています。また、そみんのようにカスタマイズをきっかけにして、周りのガンプラ世代と盛り上がるのも楽しみ方の1つ。ぜひ、このソフトを楽しみつつ、身近にいるガンプラ世代と震える愛を確かめ合ってくださいね。
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS.
※画面は開発中のものです。
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