2013年4月25日(木)
日本一ソフトウェアの設立20周年を記念する特設ページ“電撃日本一ソフトウェア”の連載コーナーとなる、開発スタッフのコメントつきで名キャラクターを紹介していく“キャラクター辞典”。
第17回目となる今回は、前回に引き続き『マール王国の人形姫』シリーズをクローズアップ。プロデューサーであり、企画原案、シナリオを手掛けた新川宗平氏のコメントとともに、主に『リトルプリンセス マール王国の人形姫2』のメインキャラクターを紹介していく。
『リトルプリンセス マール王国の人形姫2』
・発売日:1999年11月24日
・対応機種:PS
・ジャンル:ミュージカルRPG
・希望小売価格:6,090円(税込)
[備考]
・廉価版『リトルプリンセス マール王国の人形姫2 PSoneBooks』が発売
・おまけディスクが付いた廉価版『リトルプリンセス+1 マール王国の人形姫2』が発売
・PS Storeのゲームアーカイブスでも配信中
第1作で活躍したコルネットとフェルディナンドの間に生まれた娘で、『リトルプリンセス マール王国の人形姫2』の主人公。年齢は12歳で、通称クルル。
明るく元気な性格で、母と同じく人形と話せる不思議な力を持っている。また、若いころのフェルディナンドと同じように、しばしば無断で城を抜け出すことから、家臣たちにおてんば姫と呼ばれている。母の若いころの冒険譚にあこがれていて、自分の王子さまを見つけることを夢見て城を飛び出し、冒険の旅に出た。
▲クルルからコルネットへと受け継がれる「女は行動力」の合言葉を胸に、自分の王子さまを見つけるために頑張る、一途なおてんば王女。 |
『マール王国の人形姫』シリーズの2世代にわたる物語において、受け継ぐ側の主人公として用意したのが、このクルセイルです。
夢見がちなところはコルネットから、元気で行動力抜群なところはクルルから受け継いでいます。(新川)
エトワールの1人娘で、クルセイルの親友。おてんばなクルセイルとは正反対に、礼儀正しく清楚な雰囲気を持つ少女。年齢は12歳。親しい者は彼女をクレアと呼ぶ。
天然かつマイペースなところがあり、クルセイルをトラブルへと巻き込んでしまうこともしばしば。ただし、本人に悪意はまったくない。ローゼンクイーン商会の最新技術で人形を操ることができる他、護身用として母から銃の扱いを学んでいるため、おっとりした見た目に反して、高い戦闘能力を持つ。
▲クルセイルの親友で、いつも一緒に行動している。ゲーム中は天然ボケなところが目立つが、世間知らずなクルセイルをたしなめるなど、意外にしっかりした一面も。 |
エトワールお嬢さまの1人娘として、大切に育てられた女の子です。見た目に反して戦闘能力が高く、エトワールの教育が細部まで行きわたっていることがわかります。
クルセイルのことが大好きで、何かとかまってくれます。クルセイルとのミュージカル『二人はいつも一緒だから』は、シリーズ屈指の名曲だと思っています。(新川)
→次のページでは、ミステリアスな少年と抜け目のない魔女を紹介!(2ページ目)
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