2013年4月8日(月)
ボタンを押すとボカロ曲が流れたり、カードにオリジナルボイスが付いていたりと、最近の携帯電話向けアプリは驚くほど手が込んでます。この勢いで進化が続くと、いずれコンシューマゲームに匹敵するようなタイトルが無料で配信されてしまうのでは……と、いらぬ心配をしてみたり。さて、今回ライターMが紹介するのは、ほぼフルボイス仕様の美少女シミュレーションゲームです。
▲丁寧な作りが好感触の恋愛SLG。バックログ表示中の音声読み返しにも対応しています。 |
『私がお世話してあげる!』は、3月19日にGoogle Playで配信が始まったばかりの、Android端末向けオリジナル恋愛シミュレーションゲームです。まずは気になるストーリーをサクッとご紹介。
両親の仕事の都合で、姉の“いとは”と一緒に叔母の家に居候することになった主人公。2人は、叔母の母校でもある私立白悠凛学園(しりつはくゆうりんがくえん)に、試験免除で編入を果たす。ところが、学園は今年から共学になったばかりの元お嬢様学校で、2年生の男子は主人公1人だけ。男子1人ではなにかと不便だろうと、学園公認の“お世話係”が選出されることになり……。
お世話係なんて、どこまでお世話してくれるのでしょうとモヤモヤしていたら、主人公からもまさに同じ質問が! それに対する担任の答えが「あらま……うふふ」って一体……。直後、教頭先生から速攻で「常識の範囲内」と釘を刺されたのはご愛敬。思わず「それなんてエロゲ!?」と突っ込みたくなるほど、うらやま……けしからん、もっとやれ的なシチュエーションが楽しめます。そんなお世話係に立候補したのは下記の3名。
共通ルート(序章)終了後、プレイヤーはいずれか1人のヒロインを選択。以降はルートが確定(途中変更は不可)となり、メインストーリーへと進んでいきます。各章は複数話で構成され、1話読み進めるごとにシナリオチケット(毎日1枚配布)かラブ(課金チケット)を消費。他にも、期間限定シナリオが約2週間ごとに配信され、シナリオルーレットを回してイベントを入手することで、とっておきのストーリーが楽しめます。
▲ルーレットを回すには、行動力(時間で回復)かラブ(課金チケット)が必要になります。 |
→次のページでは、序盤のプレイレビューをお届け(2ページ目へ)
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