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2013年4月12日(金)

【第9回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー『ガールフレンド(仮)』――堀江由衣さんら60名以上の女性声優が登場する学園カードゲーム

文:リプトン熊田

『ガールフレンド(仮)』

 現在配信されている『ガールフレンド(仮)』を、“声優に興味を持ち始めたキッカケは池澤春菜さん”で定評のあるライター・リプトン熊田がミニレビュー風味で紹介していきます! 好きな特撮ヒーローは“ボイスラッガー”です!

 『ガールフレンド(仮)』は、同じ学校に通う100人以上もの女の子たちと出会いや交流を繰り返し、絆を育んでいく学園カードゲーム。最大の特徴はなんといっても超豪華な声優陣! 堀江由衣さんを始め、戸松遥さん、寿美菜子さん、高垣彩陽さん、豊崎愛生さん、佐藤聡美さんなどなど、少しでもアニメやゲームに興味のある人なら一度は聞いたことがあるであろう実力派の女性声優さんたちが集結しているんです!

 そしてキャラクター原案はQP:flapperさんが担当。個人的には、ストレートにかわいらしいキャラはもちろんのこと、ちょっと毒のある表情のキャラもちゃんとかわいく魅力的に仕上がっている辺り、QP:flapperさんの持ち味がキッチリ押し出されているなぁと感じました。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲“学園モノ”という縛りの中で、実に多彩なヒロインたちが登場するのが本作の大きな特徴。かわいらしい系はもちろん、かなり個性的な娘も多いので、ヒロインとの新たな出会いが本当に楽しいんですよね。

■聞き慣れないゲーム内用語に最初は戸惑うかも?

 さて、ここからはゲームシステムを解説してきます。『ガールフレンド(仮)』は基本的にカードを集め、レベルアップさせてデッキを組み、他のプレイヤーとバトルをして順位を上げていくといった、いわゆる“カード対戦モノ”なのですが、世界観を重視する本作では聞き慣れた用語が別の言葉に置き換えられています。そのため、ゲームを始めたばかりのときはちょっと戸惑うかもしれません。そこで、まずは以下の用語を理解しておきましょう。


ガール→登場するヒロインの総称。

進展→同じガールのカードを組み合わせることで、カードをランクアップさせる。

エール→他のカードを素材として与えることで、対象カードをレベルアップさせる。

卒業→カードを売却すること。

センバツ→カードデッキのこと。


 ……以上、とりあえずこれだけ覚えておけば、比較的すんなりとシステムを理解できるはず。ここからは、具体的に一連の流れを追ってみましょう。

■ゲームを始めたら、なにはなくともまずは“登校”!

 ゲームを開始したら、まずはプレイヤーのタイプをスイート、クール、ポップの3種類から選ぶことになります。この3タイプは登場するガールにも設定されているのですが、いちばん理想的なのは、気に入った女の子と同じタイプを選ぶこと。でも、そもそもどんな女の子がいるのか、その子はどのタイプなのか、というのはゲームを始めてみないとわからないですよね。なので、慎重を期すなら事前にネットで情報を集めてみるのもいいかもしれません。ちなみに現時点でのゲームバランスだと、クールタイプが強いとされているようです。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲センバツの強さにこだわるのであれば、自分と同じタイプのガールカードで固めるのがオススメ。

 自分はスピードワゴンさんもビックリするほどクールな人なので、迷わずクールタイプを選択。そう言えば中学時代、真夏のクソ暑い日にクラスの女子から「熊田君って夏でも寒そうだよね」と言われたことを思い出しました。あのころは感情がなかったのでしょうがないんです。あれです、ちょうど中学2年生だったんです。いわゆる、あの病気です。実話です。

 さぁ、そんな黒歴史に自らSAN値を下げながら、最初に入手した文学少女・村上文緒さんを本命に設定してゲームスタート。ちなみに文緒さんのCVは名塚佳織さん。『アマガミ』の絢辻詞さんや、『交響詩篇エウレカセブン』のエウレカで有名ですね。「エウレカーーーーーーー!!」と無意味に叫びたくなりますね。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲今回、“本命”に設定した村上文緒さん。1つ年上の先輩で、本が大好きな文学少女です。おとなしくて落ち着きのある先輩ですが、カードの種類によっては、意外と大胆なお姿を披露してくれたり……。

 すっかり前置きが長くなりましたが、まずは“登校”してみます。“体力”を消費して経験値やガル、そして“メンズpt”を取得していきます。メンズptというのは、簡単に言うと“どんだけ男前か”みたいなものでしょうか(笑)。登校やバトルで取得でき、プレイヤー同士のランキングの順位にかかわってきます。ぶっちゃけ、最初のうちはあまり気にしなくてもOK。そして登校中はガールと出会う(=カードを入手する)ことができるので、進展やエール用にどんどん出会っていきましょう。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲“登校”は本作の基本。体力が続く限り通って、経験値とガールカードを稼ぎましょう。その他にもランダムで好感度が上がったり、女の子との会話が発生したりといいことづくめ。こんな学生生活を送りたかった……。

 体力はレベルアップすると完全回復しますが、その他にも“がんばるんバー”というアイテムで回復可能。これはゲーム内のプレゼントとして入手できますが、課金通貨であるガルフレコインでも購入できます。体力を気にせずプレイし続けたいときは、リアル財力にものを言わせてバーを買い込むのもひとつの手。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲体力の回復には“がんばるんバー”。時間経過でも徐々に回復していきますが、その待ち時間をゼロにできるのはかなり大きいですよね。ガルフレコインでも購入できますが、ご利用は計画的に。

→次のページでは、バトルと合成について解説!(2ページ目へ)

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データ

▼『ガールフレンド(仮)』
■メーカー:サイバーエージェント
■対応機種:iOS/Android
■ジャンル:ソーシャルゲーム
■配信日:2012年10月29日
■価格:無料(アプリ内課金)

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