2013年5月15日(水)
実際に搭乗してみたところ、序盤に戦線を上げやすいのが印象的でした。スピードよりもスラスターに優れたMSなので、特に山岳地帯のような狭いマップで効果を発揮しそうです。ただ、1人で前線に出ても敵MSのマトになってしまうので、この辺は味方MSの構成しだいといったところでしょう。
主兵装はハイパー・バズーカを装備しましたが、とにかく使い勝手が良好! ロケット・ランチャーとの威力の差は高い射撃補正でカバーできているので、弾数が多いという長所を存分に生かせます。もちろん汎用型MS定番のバズーカ系の兵装でよろめかせて、格闘で追撃する連係も完備。格闘補正も決して低くはなく“格闘連撃制御LV1”もあるので、十分なダメージを与えられます。普段から連邦軍の汎用型MSを使っている人は“使い勝手は同じだけど、全体的にダメージは大きい”と考えてもらえれば、このMSの特徴が理解できるかと思います。
ここまでG-3ガンダムの長所ばかりを書いてきましたが、スペックの高いMSだけにリスポーン時間が長いのは欠点。リスポーンの待機画面に入った直後に24秒という表示が見られたので、撃破された後の演出と再出撃の演出を含めると、戦場にいない時間は実質30秒以上といったところ。ガンダムなど他の高スペックMS同様、搭乗するなら1度も撃破されない心構えが必要そうです。
今回はハイパー・バズーカを装備して試乗しましたが、高い射撃補正と長いリスポーン時間を考えると、ガンダム用ビーム・ライフルを装備するのもいいかもしれません。この場合は味方の汎用型MSと支援型MSの間で射撃戦をすることになるでしょう。
ただ、ビーム・ライフルは高精度収束リングLV2を装備してこそ真価を発揮する兵装。機体のLV上昇に伴うパーツスロットの増加数がこれまでのMSと同じなら、機体LV5からガンダム用ビーム・ライフルが選択肢に入ってきそうです。
▲射撃、格闘ともに平均以上の性能を持つMSですが、できるだけ高い射撃補正を生かして戦うのがよさそうです。 |
今回は連邦軍のMS1機の紹介にとどまりましたが、本作は今後も新しいMSをどんどん実装していくとのこと。まだ詳細は明かせませんが、開発スタッフの会話の中にもいろいろと気になるMS名が出ていました。電撃オンラインでも新しいMSの情報が入り次第、バンダイナムコゲームスさんへの突撃取材を行っていく予定ですので続報をお楽しみに! それでは最後に、ガンキャノン重装型とイフリート、そしてG-3ガンダムの雄姿を見つつ、記事を終わりたいと思います。
(C)創通・サンライズ
※記事中のパラメータなどは取材時のもの。
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