『境界線上のホライゾン PORTABLE』は英国クリア（約12時間）までがプロローグ!? 壮大すぎる本作をレビュー！【春のレビュー祭り】

文：てけおん

　こんにちは！　てけおんです。4～6月に発売されるゲームの発売前レビューをお届けする企画“春のゲームレビュー祭り”の第2回として、4月25日に発売されるPSP用ソフト『境界線上のホライゾン PORTABLE』のレビューをお届けしたいと思います。読者プレゼントもありますので、最後までお見逃しなく！

　さて、このゲームを知らない方のためにまずは作品説明を。本作は、2012年10月で第2期が放送を終えたTVアニメ『境界線上のホライゾン』（原作：川上稔さん、イラスト：さとやすさん）をゲーム化した作品です。“極東（きょくとう）”と呼ばれる中世日本をベースにした世界が舞台となっていて、川上さんならではの緻密（ちみつ）な設定に裏打ちされた壮大な世界観が特徴です。ゲームジャンルは“学園戦国RPG”で、開発はTENKY（テンキー）が担当。川上さんは企画原案＆監修として制作に携わっています。

▲こちらは、さとやすさん描き下ろしの初回限定版パッケージイラスト。

　より詳しいゲームの詳細が知りたいという人は、電撃オンラインに掲載された過去記事をご覧ください。オパーイを強調したイベントCGなどもたっくさん掲載していますので、まだ見ていない人は要チェックです。

　さ、これまでの記事を振り返ったところで、早速レビューをお届けしていきましょう。てけおんは、オパーイなCGたちを見たいのですがたどりつけるのでしょうか？

■アニメのストーリーを約12時間で追体験！■

　ゲームをスタートすると、さっそくチュートリアルが開始。ゲームの序盤では、上でも触れているようにTVアニメ『境界線上のホライゾン』の第1期と第2期の内容を追体験していくことになります。

▲皆さまご存知（？）の“品川のヤクザをなぐりに行く体育の授業”からスタート。ここでは、オリオトライ・真喜子先生が実地でバトルを教えてくれます。チュートリアルというやつですね。

▲戦闘を実地で教えてくれるのですが、さすがはアマゾネス！　クッソ強いのでまず勝てません。なすすべなくやられるアデーレ。このあと梅組の面々が挑んでは破れます。

　チュートリアルが終わったところで、いよいよゲーム本編がスタート。プレイヤーは、1日に昼と夜の2回、行動を選択するタイミングがあります（※昼夜どちらかだけでしか選択できない行動もあります）。

　基本的には、昼に“校外”でミッションを選択することでゲームが進んでいきます。ミッションの種類は、物語を進行させるものから単に戦うだけのものまで、実に豊富です。“メイン”と書かれたミッションは強制的にこなさなければならないもので、物語の進行に関連するものが多いです。ちなみに、上の画像で“解説”とあるのはチュートリアルです。

　“サブ”に分類されるミッションはこなさずに飛ばすこともOK。しかし、アニメなどに登場したシーンをサブミッションで再現している場合もあるので、本作をどっぷり楽しみたいのであれば、きちんとこなしていったほうがいいでしょう。バトルをこなせば経験値も稼げますしね。英国をクリアすると、“汎用”や“ダンジョン”などミッションの種類が増加します。

▲アニメでも展開したシーンが、グラフィックとともに再現されます。なので、「アニメ見たことないんですけど……」という人でも十分に楽しめます。

　上で“英国をクリアすると”と言いましたが、このゲーム、英国をクリアするまでは……。

●昼に“所持品”で装備品（とスキル）のチェック
↓
●“校外”でミッションを受ける
↓
●夜に“食堂”でレベルアップをするか、レベルアップできないならそのまま“帰宅”

　という行動の繰り返しになると思います。生徒会室では、武蔵の各艦に人員配置をすることもできますが、そこまでひんぱんに立ち入る必要はありません。スキルのセットについては、次のページで触れてみます。

▲武蔵に人員配置を行うことで、バトルの難易度や1日終わるごとに得られる収入などにボーナスを得ることができます。		▲食堂で食事をすると、キャラのレベルを上げられます。パンの耳だと無料ですが、レベルアップ時にパラメータが下がる場合も。お金がかかるフルコースだと、パラメータが下がりません。

　“教室”と“錬金室”には、英国をクリアするまで立ち寄る必要はないと言っていいでしょう。この2つについては、本格的に活躍するのは英国以降です。

▲錬金術士がいない状態で錬金室に行ってもこの通り……。

　言ってしまいましょう。このゲーム、英国クリアまでは序章にすぎません!!　てけおんは英国クリアまでにだいたい12時間くらいかかりました（笑）。

　 →続いてバトルと装備品、スキルについて触れてみます（2ページ目へ）

(C)川上稔／アスキー・メディアワークス／境界線上のホライゾン製作委員会
(C)2013 TENKY／ASCII MEDIA WORKS Inc.

データ

関連サイト

• 『境界線上のホライゾン PORTABLE』公式サイト
• TVアニメ『境界線上のホライゾン』公式サイト
• 電撃文庫＆電撃文庫MAGAZINE