2013年4月26日(金)
ゲームは大きく分けて、事件発生までの物語を読み進める“ストーリー編”、情報収集や聞き込みといった捜査を進める“調査編”、そして調査編で集めた証拠をもとに犯人を追い詰めていく“解決編”という、3つのパートで成り立っています。これらを順にこなすことで事件を解決し、次の章へとコマを進めていくことができます。
その名の通り、事件発生までの物語を主人公となるコナン君の視点で体験していくストーリー編。おなじみの登場人物たちによるにぎやかでお約束な掛け合いが楽しめる他、事件の重要人物が登場するシーンでは、そのキャラの簡単なプロフィールが表示されるなど、TVアニメさながらの演出を味わえるのもうれしいところ。そしてほどよく物語を進めたところで……待ってました! ついに殺人事件が発生です! 決して喜ばしいことではありませんが、探偵にとってこれは宿命なので仕方ありません。でも、まさかの依頼人にしてヒーローが死亡という思わぬ事態に……。
▲蘭に対するコナン君の心情など、原作の演出がしっかりと盛り込まれているのも好印象! | ▲撮影中の転落事故で、依頼人がまさかの昇天! はたしてこれは本当に事故なのか、それとも……!? |
依頼人がいなくなってしまったからと言って、ゲーム終了にはなりません。ここからがある意味本番、ついに捜査に出動です! 好みの捜査パートナーとともに、マップ移動で怪しい場所を調べたり、関係者たちに聞き込みをして、キーワードと呼ばれる事件解決に必要な証拠や証言を集めていきましょう。
なお、捜査が進展するにつれて、推理の方向性を示す選択肢や、これまでに得た証拠・証言を踏まえた問題がひんぱんに登場するので要注意! 誤ったものを選ぶたびに、画面右上のLP(ロジカルポイント)と呼ばれるゲージが減少し、それが尽きてしまうとゲームオーバーになってしまうので、慎重かつ冷静な判断を心掛けたしですぞ!
▲捜査開始後は、任意でパートナーを選択。選ぶキャラによって、その後の演出が変わることも。 | ▲聞き込みでは事件関係者たちから、重要な証言や事件解決のためのヒントを集めていこう。 |
▲捜査途中、これまでの情報を踏まえた三択問題やキーワード選びが出現。間違えるとLP値減少に……。 | ▲証拠集めでは、明笠博士お手製の発明品が活躍する場面も。これで捜査の幅も一気に広がる。 |
ちなみに私の場合、初プレーで余裕をかまして遊んでいたら、次の解決編にたどり着く前にゲームオーバーを迎えました(苦笑)。普通の会話シーンでも、ポロっと重要な話が出てきたりするので、皆さんぜひ気を抜かずに……! で、話を戻して。事件解決に必要なひととおりのキーワードがそろったら、いよいよ最後の解決編へと進みましょう。ここであの名ゼリフがin!
→次のページでは、ついに“眠りの小五郎”が登場の解決編に突入!(3ページ目へ)
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