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2013年4月30日(火)

『朧村正』のパッケージ版出荷本数とダウンロード版販売本数があわせて10万を突破! 神谷盛治ディレクターら開発者のコメントが到着

文:キャナ☆メン

 マーベラスAQLは、3月28日に発売したPS Vita用A・RPG『朧村正』において、パッケージ版の国内出荷本数とダウンロード版の販売本数の合計が10万本を突破したことを明らかにした。

『朧村正』

 『朧村正』は、Wiiで2009年に発売された同名タイトルのPS Vita向け移植作品。江戸の元禄時代を舞台にした和風テイストただよう世界観と、シンプル操作ながら奥深い剣戟アクションを楽しめるゲーム性が特徴だ。ダウンロードコンテンツとして、新主人公4人が繰り広げる4つの短篇シナリオ“元禄怪奇譚”が、PlayStation Storeで順次配信予定となっている。

『朧村正』
▲“元禄怪奇譚”では、主人公ごとに異なる攻撃方法と、新しい妖怪との戦いが楽しめるという。

 なお、パッケージ版の国内出荷本数とダウンロード版の販売本数が合計で10万本を突破したことを受け、開発スタッフからのコメントが到着している。

■はしもとよしふみプロデューサーのコメント

 こんにちは、はしもとです。GWを皆さんいかがお過ごしでしょうか。『朧村正』への熱烈な応援のお陰で、10万本を突破することができました!

 制作中はいろいろありましたが、すべてがよい思い出です。……って、いやいや。ダウンロードコンテンツもありますので、まだまだ引き続きよろしくお願いいたします。

■神谷盛治ディレクターのコメント

 『朧村正』PS Vita版、ご好評をいただきまして、お客様には心から御礼申しあげます。

 PS Vitaで、朧が名乗りを上げる次第となりましたのは忘れもしない2年前、弊社が生きるの死ぬのと貧窮している折も折。はしもとよしふみ氏が現れて「これを食って精つけろ」と仏の心で差し出された、これというのが移植の話。奇しくも当時別件で、PS Vitaの研究をしていた事もあり、ありがたいお申し出と請け負わせていただきました。

 ところが季節も過ぎて秋口に、新キャラ足さねば認可は出来ぬと、お上からのキツイお達し、突然のことにどよめきます。時の経つのは早いもの、怒涛のような開発で悲喜こもごもを丸め込み、体を成したる『朧村正』。語り終えた夜話に、手を加えるのは無粋の極み、それでも足さねばならぬならと、覚悟の新作大見得切り。

 妖刀語りはあれ切りと、取り出したるは妖怪話。ホントは別の作品にと、取って置きの隠し弾、畢竟(ひっきょう)“元禄怪奇譚”、小粒な短篇集とは言えど、なお一層趣味に走って、新作の体で鋭意製作中なれば、皆々様ご期待の上、気を長くお待ち下さいますよう何卒よろしくお願い申しあげます。

■崎元仁サウンドプロデューサーのコメント

 皆様に愛された鬼助と百姫が4年の時を経てPS Vitaへ帰って来ました。この独特で恐ろしくも美しい世界を、また皆様と旅をできるのを楽しみにしています。

(C)2009,2013 MarvelousAQL Inc.

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