2013年4月30日（火）

クラウド技術による新しいサービス“ゲームナウ”が本日スタート――日本ファルコムやアタリなどのタイトルをプレイ可能

　ユビタスは、クラウドゲーム配信サービス“GameNow（ゲームナウ）”の提供を本日4月30日より開始する。クラウドサービス上で国産のゲームタイトルが有償配信されるのは、今回が日本初になるとのこと。

　ゲームナウは、インターネットを通じてサーバー上のゲームをプレイできる、クラウド技術を利用したサービス。ユーザーは空き容量の心配やダウンロードの待ち時間を体感せず、気軽にゲームをプレイできる。

　本サービスの開始当初は、日本ファルコムの『イースI/II 完全版』、『英雄伝説III 白き魔女』、『英雄伝説VI 空の軌跡FC』などを筆頭に、5社26タイトルが提供される。各タイトルは、期間レンタル（1/3/7/30日のいずれか）および無制限アクセス権（100円～3,999円の価格帯で販売）のどちらかを購入してプレイする。


▲『英雄伝説VI 空の軌跡FC』

　アクセス権は、ドコモのサービス“ケータイ払い”やクレジットカードなどの決済手段に対応した仮想通貨“ジーコイン”を利用して購入する。ジーコインは、今後提供されるオンラインゲームの課金アイテム購入においても使用可能となる。

　サービス開始当初に対応する端末は、NTTドコモのF-01D/F-05D/L-01D/N-06D/N-04D/SC-01D/SC-03D/SC-03E/SC-06Dといった9種類。今後も、auやSofBankを含む他のAndroid端末、Windows PC、Mac、スマートTV、IPTV/CATVの各種端末などに順次対応していく予定だ。配信ゲームタイトルも、毎月連続リリースされる日本ファルコムの計14タイトル他が追加され、年内に50タイトル超まで追加するという。

　ゲームナウのサービス開始にともない、商用クラウドゲームサービス“G CLOUD（ジークラウド）”がゲームナウと統合された。これにより、ジークラウドのアプリからゲームナウへアクセス可能となり、ゲームナウのアカウントへジークラウドの記録データを移行することもできるようになる。

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