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2013年5月11日(土)

日本の『ソウルキャリバーV』は板橋に制圧された――オフラインイベント“Playse #1『SCV』Ultimate Tournament”レポート

文:megane

■本戦出場12枠を目指して56人が争う当日予選トーナメント

 本戦となる決勝トーナメントは16人で行われる。事前に開催された週末大会のXbox 360版で優勝したUCくりにか選手(ヒルダ)、週末大会のPS3版で優勝したキャプテン・スーパーマーケット選手(セルバンテス)、それにオンライン段位戦で最高位“剣聖”に君臨するたもねぎ選手(アルゴル)、次点の板橋ザンギエフ選手(アスタロス)の4人は、自動的に決勝トーナメントへの進出が決まっており、残りの12枠をかけて56人による当日予選トーナメントが行われた。

▲当日予選で最も盛り上がったのはヴィオラ使いの強豪・きょーぬま選手と、トップクラスのラファエル使い・よたすた選手の1戦。1本vs1本のイーブンで迎えた第3戦、よたすた選手が2ラウンド先取されてから盛り返したものの、最終ラウンドはきょーぬま選手によるパーフェクト勝利となった。

 激戦となった12のブロックをそれぞれ勝ち上がり、決勝トーナメントへの進出を決めたのは以下の12選手。

●決勝トーナメント進出者(ブロック名クリックでトーナメント表へ)

ブロック1:ゆっとと選手(ヴォルド)
ブロック2:ウフコック選手(レイシャ)
ブロック3:ミハラナオ選手(アルゴル)
ブロック4:さわづま選手(ティラ)
ブロック5:SHK選手(ピュラ)
ブロック6:まっけん選手(ナツ)
ブロック7:おおさか選手(マキシ)
ブロック8:すいよーび選手(吉光)
ブロック9:crsk4u選手(αパトロクロス)
ブロック10:まく選手(ジークフリート)
ブロック11:きょーぬま選手(ヴィオラ)
ブロック12:Crna Ruka選手(パトロクロス)

 決勝トーナメントに進出したメンバーを見てみると、いずれも強豪として名を知られるプレイヤーが勝ち上がってきていることがわかる。そして注目したいのは、使用キャラクターが1つとして被っていないということ。

 すでに決勝進出を決めていた4人と合わせても、アルゴルが2人いる以外はすべてバラバラとなっており、キャラクターの性能差で勝敗が左右されにくい(影響がないわけではない)、『ソウルキャリバーV』らしいキャラクター分布になっている。

■フランスで戦った日本代表チーム3人との戦い

 今年3月にフランス・カンヌで行われた格闘ゲームの世界大会“World Game Cup 2013(WGC2013)”。このWGC2013に日本から板橋ザンギエフ選手、ハメコ。選手、さわづま選手、ちゃんぞの選手、デコポン選手が出場し、国別による5on5で優勝、3on3で準優勝、1on1でデコポン選手が優勝、さわづま選手が準優勝と輝かしい成績をおさめた。

 この日本代表チームから板橋ザンギエフ選手、ハメコ。選手、さわづま選手による組み手が行われた。対戦する人も3人1組のチームとなって同時に戦い、チームで何人勝てるかによって賞品となるレッドブルの数が変わるという方式になっていた。

▲板橋ザンギエフ(アスタロス)▲ハメコ。(ピュラΩ)▲さわづま(マキシ)
▲名勝負を繰り広げたよたすた選手主催によるラファエルオンリー大会なんていうのも。
▲アイ・カフェで『DOA5』側のイベントコンパニオンを務めた雪奈月さん(左)と、クラークスタジオで『ソウルキャリバーV』側のイベントコンパニオンを務めたてくまくまぁやさん(右)。

→名勝負だらけの決勝トーナメント(3ページ目へ)

(C)NBGI

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