2013年5月11日(土)
ベスト4初戦は、これまで激戦をくぐり抜けてきた板橋ザンギエフ選手と、安定した戦いで試合を決めてきたみそひろ選手との戦いとなった。
みそひろ選手により壁のない無限ステージが選択されて始まったベスト4初戦。コマンド投げを警戒して巧みにしゃがみで投げをかわすみそひろ選手。しかし、そんなことはおかまいなしに前へ前へとプレッシャーをかけ続ける板橋ザンギエフ選手。第1戦は無限ステージにもかかわらず板橋ザンギエフ選手が勝利した。
続く第2戦はスカ確に対する反応に定評があるみそひろ選手が3本ストレートで勝利。第3戦は板橋ザンギエフ選手のホームグラウンドといえるナツステージで戦うも、みそひろ選手が試合を優位に進めて勝利する。第4戦、1ラウンド目にみそひろ選手がパーフェクトで先行するも、ガードインパクトからのCEをきっちりと決めた板橋ザンギエフ選手が取り返す。
フルカウントとなった第5戦、この試合何度か22BブレイブエッジからのA投げに失敗している板橋ザンギエフ選手だが、ストレートでみそひろ選手を下し、決勝へと駒を進めた。
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ベスト4第2戦は、ゆっとと選手(10代)とまっけん選手(20代)という若者同士の対戦となった。
第1戦、ゆっとと選手のペースで試合が運ぶ。2本先取し、勢いに乗るゆっとと選手だったが、3ラウンド目にギリギリのところでまっけん選手が1本取り返すと、そのまままくって第1戦をまっけん選手が勝利する。
第2戦もそのまままっけん選手のペース。第1戦とはうって変わって、まっけん選手がノビノビと動きまわり、ゆっとと選手はなかなか攻撃をクリーンヒットさせることができない。ゆっとと選手の下段攻撃をまっけん選手がブレイブエッジの無敵判定部分でかわすなど、戦術で上まったまっけん選手がそのまま第2戦も勝利した。
そして第3戦。流れを変えたいゆっとと選手は、まっけん選手の動きを抑制するように細かく攻撃をガードさせていく。そのまま立ちガードの隙をついた投げが決まり、ゆっとと選手が1ラウンド目は勝利。しかし反撃もここまで。ゆっとと選手の動きに対応するかのように攻撃をガードし、逆に攻撃のプレッシャーを強める。そしてそのまま、まっけん選手が押し切ってストレートで決勝進出となった。
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3位決定戦は板橋ザンギエフ選手に敗れたみそひろ選手と、まっけん選手に敗れたゆっとと選手の2人で行われた。
キャリバー勢として古くから名を馳せ、週末大会荒らしとしても恐れられるみそひろ選手に対し、ゆっとと選手は大会経験の少なさが表れてしまったのか、思うように試合を展開することができない。また、若さゆえの特権である反応のよさを生かして、みそひろ選手が放つ下段攻撃の1ABを着実にガードするゆっとと選手だったが、立ち回りの差で押し切られてしまう。
下段を読んだジャンプ攻撃を迎撃し、コンボを叩きこむなど、みそひろ選手の試合運びのうまさが特に目立った3位決定戦。2戦ストレートでみそひろ選手が勝利し、3位に輝いた。
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