2013年5月8日(水)
妙な機械からがれきとともに、クローンが飛び出てくるところからゲームはスタート。何か説明があるわけでもなく、唐突なスタートに戸惑いながらクローンを飛ばしてステージを進んでいきます。
クローンの動きには慣性が働くので、最初はなかなか上手に飛ばせずに四苦八苦。強制スクロールに追いつかれ、画面外に出てしまうと画面がブラックアウトし、チェックポイントからやり直し。他にも、仕掛けの間に挟まったり、上から落ちてきた岩に挟まれたりすると、クローンが押しつぶされれて破裂してしまいます。あらかじめどこがチェックポイントになるかもわからないので、ドキドキしながら進めていきます。
少し進んでいくと、真っ黒なステージの中に鮮やかな色に光る物体が配置されています。近づくと自動的にクローンに吸い込まれていき、なんとクローンが巨大化! クローンが巨大化すると体重が重くなったせいか、飛び上がる速度は遅くなり、落下する速度が早くなるようです。狭いところも通り抜けられなくなりますが、どうやら重さによって床が抜けたりするので、行き止まりだった場所に思わぬ道ができるなんてことも。反対に小さくなるアイテムもあり、こちらは狭いところを通り抜けられるようになります。仕掛けを切り抜けるためにはアイテムをどう使うかが重要になるようです。
なんとなくプレイの感覚もつかめてきて、軌道に乗ってサクサクと進んでいった私は、10ステージほどを難なくクリアします。すると背景の色がガラリと変わり、ステージ名も“DAY-1 DAWN”から“DAY-1 NOON”へと変わりました。ステージの仕掛けも本格化し、より一層慎重な操作を求められます。特に、触れただけでクローンがバラバラになってしまう丸鋸が、連続で配置されているところなんて緊張感タップリです。
▲アイテムによってクローンが増えていれば、1体でも生き残ればクリア可能。次々と破裂していくクローンを見ていると、かわいそうな反面ちょっとスカッとする一面も……。 |
操作が難しくなるだけでなく、アイテムを活用しないと切り抜けられない仕掛けも増えていきます。分裂した後、高度を上手に調整しながら上下の道をふた手に分かれないと進めない道があったり、ところどころに仕掛けられている機雷の爆風で進んだりと、頭も使わないといけません。パッ見だけではわからずに、トライ&エラーを繰り返しながら仕掛けの突破法を考えるという、パズルのような楽しさも味わえます。その感覚は、コンシューマのダウンロードゲーム『LIMBO』や『UNFINISHED SWAN』を彷彿とさせます。
新たにスイッチのような仕掛けを見つけた私は、早速スイッチにクローンをぶつけるようにして仕掛けを起動。ふさがれていたはずの道が開き、そこを飛び越えようとした瞬間に再び仕掛けが閉じてクローン圧死! 絶妙なタイミングに思わず声が漏れてしまいました……。後半ではパズルの要素とアクションの要素がうまく組み合わされた仕掛けが多数あり、かなりの手応えがあります。
とはいえ、アクションでは定番の残機制というわけではなく、仕掛けの前にはチェックポイントがあることも多いので、ストレスを感じることなくプレイできるようになっているので、ついつい繰り返しプレイしてしまいました。
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