2013年5月13日(月)
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、発売予定のPS Vita用ソフト『ラグナロク オデッセイ エース』について、新情報を公開した。
本作は、2012年2月に発売されたPS Vita用ソフト『ラグナロク オデッセイ』に、エンディング後の後日譚や成長する武器“ハロモナスウェポン”などの新要素を追加したボリュームアップ版。『ラグナロク オデッセイ』にて入手したダウンロードクエストを本作でも使用できる。また、前作からはプレイデータの一部を引き継げる。
新システムの1つである“傭兵ヘルパー”とは、Zenyを支払うと任務単位でプレイヤーに協力してくれる流浪の戦士たち。主義・思想や所属を持たず、国家存亡をかけた戦いでも汚れ仕事でもZeny次第で参加してくれる。
傭兵ヘルパーはシングルプレイ時のみ2人まで同行させられ、クエスト中には各々の判断で行動する。雇用料金の支払いは成功報酬となっていて、クエストクリア時に受け取れるZenyから一部が傭兵たちへ支払われる。
彼らが戦闘不能となってもクエスト失敗にはならず、その場合は一定時間を経て復活する。ただし、何度も戦闘不能となった場合には復活までの時間が延長される。傭兵ヘルパーの強さは、チャプターの進行度合いによって上昇していく。
▲プレイヤーが選択できる職業は、特化した能力があるのと同時に苦手な一面もあるのが常。弱点をカバーする傭兵ヘルパーを雇って、戦況を優位に進めよう。 |
本作で登場する新ステージ“ニヴルヘイム”。その一角が冥府の門前街とも言われる“死者の街”だ。ここは本来死後に訪れる場所なので、生者として侵入する場合は相応の危険が伴うという。
“朱月の屍卿”の異名を持つ冥府の軍団長。ニヴルヘイムを統べる領主で、死者を武力によって従わせている。大巨人に匹敵する体躯を持ち、馬上から長槍と大盾を巧みに振るって敵を襲う。
別名“咎人の拘束衣”。かわいい容姿をした子悪魔のようにも見えるが、実は咎人の魂を捕縛するために作られた拘束衣。内部には悪逆非道の限りを尽くした咎人の魂が詰められている。拘束衣は動くたびに激痛が生じる作りになっていて、咎人の魂はその責め苦から逃れたい一心で、目の前にいる生者を攻撃する。
内部の責め苦がデビルチよりも強くなった拘束衣。閉じ込められた咎人は、もはや自分が何者であり、何をしているかすら判っていないようだ。
別名“骸骨戦士”。本来は死者が魂となって訪れるニヴルヘイム。しかし伝承によると、一部の戦士や冒険者は腕前の証明や飽くなき探究心のままに、生者としてニヴルヘイムに踏み入れたと言われている。ソルジャースケルトンは、そのまま帰らなかった彼らの成れの果てのようだ。
別名“漆黒より這い出し異形”。ガガプーは、生物とも精霊ともまったく異なる特徴を持つ、謎に満ちたモンスター。そもそも生命体なのかすら疑問なため、王立学会は現代学問で説明できない“異形なる何か”との見解を示した。
ある無責任な学者は「世界樹の先にあると言われる、漆黒なる空虚・ギンヌンガガプより這い出た異形だ」と説いたが、痛覚がないような反応や、全個体が深層意識を共有しているような振る舞いを見ると、それが真実なのかもしれない。
別名“闇に染まりし巨人”。神々の黄昏が起きる以前からニヴルヘイムに住んでいるとされる巨人族。祖先はヨトゥンヘイムの霜の巨人族と共通しているようだが、暗黒の瘴気で溢れかえるニヴルヘイムに適応した結果、現在の姿になったと言われている。
大きな仮面をつけた深淵の巨人の部隊長。一族の中でも特に優秀な存在で、巨人族の特徴である仮面からは、無数の禍々しいツノが生えている。
『ラグナロク オデッセイ エース』の音楽は、前作に引き続き『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』や『チョコボの不思議なダンジョン2』などの楽曲を代表作に持つ谷岡久美さんが担当する。
さらに今回はスペシャルゲストとして、『ファイナルファンタジー』シリーズで数多くの楽曲を手掛け、2007年7月には『Newsweek』誌にて“世界が尊敬する日本人100人”の1人に選出された植松伸夫さんも参加。本作の背景音楽をさらに盛り上げてくれる。
▲谷岡久美さん | ▲植松伸夫さん |
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