2013年5月20日（月）

『エスカ＆ロジーのアトリエ～黄昏の空の錬金術士～』電撃PSの独占企画をまるごと配信！ “アトリエプレミアムライブ”チケットのプレゼントも!!

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　5月16日発売の『電撃PlayStation Vol.542』に掲載された、PS3用ソフト『エスカ＆ロジーのアトリエ～黄昏の空の錬金術士～』の記事ページをPDFでまるごと配信！

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　『電撃PlayStation』では、『アトリエ』シリーズのファンに向けて本作の魅力をお伝えする独自の企画記事を毎号展開中！　第4報となるこの号でも、『電撃PlayStation』独占画像となる3Dモデル＆コンセプトアートとあわせて、3人の新キャラクターを公開。寂れた雑貨屋のお騒がせ少女“カトラ・ラーチカ”、支部の予算を管理する毒舌な経理担当“ソール・グラマン”、不正を許さない大人びた小さな監査官“ミーチェ・サン・ミュッセンブルグ”のプロフィールを紹介している。

　さらに、前回のエスカ役の声優・村川梨衣さんに続いて、ロジー役の声優・石川界人さんの独占インタビューや、本作のシナリオ担当書き下ろしの特別ショートストーリー第2回など、『電撃PlayStation』でしか読めない独自企画が盛りだくさんとなっている。

◆◇◆今号の記事の見どころチョット読み♪◆◇◆

●石川界人さんが“人に好かれる主人公を目指して”演じたロジー

──先日エスカ役の村川梨衣さんにインタビューしたとき、「ロジーはお兄ちゃんのようで親しみがわく」と語られていたのですが、石川さん的にエスカとの掛け合い部分はいかがでしたか？

石川：そうですね、ところどころエスカへの優しさも出ますし、逆にあきれた感じも出すように意識しています。2人の心の開き方がとても兄妹に近いところがあって、恋愛とか友情とも違う、絆みたいなものがあるんじゃないかなと演じながら思っていました。

──役作りをするうえで、石川さん的にロジーらしさはどの部分で出した感じでしょうか？

石川：エスカとの掛け合いやツッコミであきれるシーンがあるのですが、そのときには必ず優しさも込めるように気をつけています。主人公が嫌なキャラだと、プレイヤーも感情移入したときに嫌な気分になってしまいますよね。だから、他人を見下すようなイメージを与えないように、いろいろ意識しながら演じました。

──収録もかなり終盤ですが、ここはぜひ注目してほしいといったシーンはありますか？

石川：ロジーはある過去のことを引きずって生きてきたのですが、それをエスカに打ち明けて彼女がはげましてくれるシーンは、ぜひ見ていただきたいです。

『電撃PlayStation Vol.542』P.50より抜粋
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●特別ショートストーリー第2回「ロジー、落し物を探す」

　広場に出たロジーは、あたりを見回しながら考えます。

「さて、探すにも手がかりがないな。どうしたものか……」
「おーっす、何やってんの？」

　立ち止まっているロジーに、めずらしい格好をした少女が声をかけてきました。彼女の名前はウィルベル。この街に滞在している、魔法使いの少女です。

「ああ、ウィルベルか。この辺りで封筒を見なかったか？　書類が入ってるやつなんだけどさ」
「なに、仕事の書類を失くしちゃったの？　まったくもう、しょうがないわねー」

　ロジーが困っている様子を見て、少しイジワルそうにウィルベルは笑います。

「いや、別に俺が失くしたわけじゃなくて──」
「まあまあ、大丈夫。内緒にしておいてあげるから」
「だから……。ああもう、そういうことでいいよ……」

『電撃PlayStation Vol.542』P.53より抜粋
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