News

2013年5月18日(土)

Hiroさん、細江慎治さん、堀井直樹さんがFM音源についてトーク――本日20:00より『FM音源ドライバーズサミット2』が配信

文:皐月誠

 本日5月18日20:00より、Ustreamの“OBSLiveチャンネル”にて『FM音源ドライバーズサミット2』が配信される。

『FM音源ドライバーズサミット2』

 『FM音源ドライバーズサミット2』は、FM音源の全盛期、音源ドライバーの世界で活躍した人たちが対談する番組。FM音源とは80年代に登場しゲーム音楽に多大な影響を与えた技術で、音源ドライバーとは音源チップの性能を発揮するため独自に作られていたハードウェア制御プログラムだ。

 今回は、アーケードゲームにFM音源が搭載されていたころのキーパーソンとも言える、セガのHiroさんとスーパースィープの細江慎治さんが登場。FM音源を使用したゲーム音楽の開発について語っていく。また、現行ハード上にオールドゲームを再現する技術力で名高いエムツーの、代表取締役社長・堀井直樹さんも同席する。ゲーム音楽ファンやFM音源を懐かしみたい人は、番組を視聴してみよう。

■出演者

●Hiroさん

 プログラマーとしてセガに入社後、『ハングオン』や『スペースハリアー』など体感ゲームシリーズの楽曲を担当し、時代に先駆けたサウンドが大きな注目を浴びる。

 さらに、『アウトラン』や『アフターバーナー』、『ファンタジーゾーン』などを手がけ、 ファンはもとより幅広い層にゲームミュージックの知名度を押し上げる大きな原動力となった。

 その後、S.S.T.BANDを結成。ゲームミュージックのライブというスタイルで時代を牽引。現在も、SEGAオフィシャルサウンドユニット[H.]のリーダーとして活躍中。

●細江慎治さん

 ナムコ(現バンダイナムコゲームス)在籍時に、“めがてん細江”として『ドラゴンスピリット』や『メタルホーク』、『リッジレーサー』などを手がけ、その特徴的なサウンドが熱狂的な支持を受ける。

 現在は、株式会社スーパースィープ代表取締役として、作曲やプロデュースなど幅広い活躍を続けている。

●堀井直樹さん

 80年代アーケードゲームのリメイク作品を数多く発表し、再現性やこだわり抜いた表現に定評のある制作会社、エムツー(M2)の代表取締役。

 Wii/3DSのバーチャルコンソール用タイトルを多く手掛ける他、『3Dスペースハリアー』や『3Dスーパーハングオン』ではセガの人気シリーズを豪華に蘇らせている。役職の幅広さと技術的な造詣の深さから、今回の座談会に参加することとなった。

ONION software Copyright 2007-2013(C) All rights reserved.

関連サイト