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2013年5月23日(木)

『ヴァルハラナイツ3』で描かれるのは堕ちた楽園での悪! やり込み要素が満載のファンタジーRPGが完成

文:電撃オンライン

■7対7による迫力のバトルシステムとは!?

 本作のバトルは、敵と味方で最大14人が入り乱れるパーティバトルが展開。仲間に指示を出しつつ、キャラクターを操作していこう。さらに、倒した敵から金品を奪う“まさぐりシステム”という、一風変わったシステムが用意されている。

 敵と味方が入り乱れる、迫力の“7vs7バトル”。バトルは、フィールドからシームレスに移行。プレイヤーは、キャラクターをリアルタイムでアクション操作する。敵の戦い方や戦況に合わせて、攻撃重視や防御重視といった号令をかけながら、パーティーを勝利へと導いていこう。

 また、フィールド上では“しゃがみ移動”することで敵から見つかりづらくなったり、“挑発”することで敵をおびき出したりすることができる。

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』
▲防御重視の号令をかけながら、自らが敵陣に切り込むといった作戦も有効。作戦を活用していこう。▲後方からの攻撃魔法がさく裂。持てる力を投入して、敵を一気にせん滅させろ。

 戦闘中、特定の敵に“ターゲティング”することで、対象を優先して倒すことができる。また、敵に“ターゲティング”した状態で号令を発することで、パーティー全員で一斉攻撃を仕掛けるといったことも可能だ。

 打撃による攻撃をはじき返す“パリィ”は、敵の攻撃がヒットするタイミングに合わせて防御姿勢をとることで発生。攻撃をはじき返すと同時に、姿勢を崩した相手に攻撃をヒットさせやすくなる。

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』
▲“ターゲティング”した敵を遠距離から弓で攻撃。前線の戦況を見ながら、的確に敵を狙え。▲敵集団の激しい攻撃を“パリィ”ではじき返して、形勢を一気に逆転させよう。

 戦闘中、攻撃をヒットさせることで画面右下にあるブーストゲージがたまっていく。ゲージがMAXの状態で“ブースト”を発動させると、パーティー全員の基本能力が一定時間アップした状態になる。

 強敵との戦いや、ピンチを切り抜けるのに有効であると同時に素早く戦闘を終えるのにも役立つ。ただし、敵のパーティーも“ブースト”を使ってくることもあるので、注意しておこう。

『ヴァルハラナイツ3』
▲ブーストゲージは、画面右下に表示されている。タイミングを計って“ブースト”を発動して、戦闘を有利に進めていこう。

 力が支配する『ヴァルハラナイツ3』の世界では、強い者は弱い者からすべてを奪い、弱い者は強い者にすべてを奪われる。それは、当然主人公であるプレイヤーも同じ。戦場で勝利したら、倒れている敵の体を“まさぐり”、金やアイテムを奪い取ることができる。勝利の喜びだけでなく、背徳感も感じさせるのが“まさぐりシステム”だ。

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』
▲強い者は弱い者を踏み台にして、のし上がっていく。装備品をはぎ取り、自分を強化していこう。▲手に入れた武器やアイテムは、監獄城に持ち帰って売ることで金に換えるというのもアリだ。

■キャラメイク&育成でさまざまなキャラと冒険

 自由度の高い“キャラメイク”と、職業スキルによる“キャラ育成”によって、自分好みのキャラクターを育成できるのが、本作の特徴の1つだ。基本能力や特性が異なる“種族”や“職業”が登場。経験を積ませることで得られるBP(ボーナスポイント)を振り分けることで、キャラクターを自由に成長させられる。

 “種族”は、最初から選択できる“ヒューマン”、“エルフ”、“ホビット”、“ドワーフ”に加えて、ストーリーを進めることで増える“ビースト”、“ナイトメア”、一定の条件を満たすことで作りだせる“機械人”の全7種族が存在する。

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』

 “ルックス”は、顔のパーツや髪形などを自由に組み合わせて自分好みのキャラクターを作り出すことができる。また、選んだ種族特有のパーツもあり、幅広いキャラメイクが可能だ。

 “職業”は、能力や特性が異なる全20種類。初期では、囚人、ファイター、メイジ、プリースト、シーフ、アーチャ、アカトキから選択できる。キャラメイク時には“BP”が付与され、好きなパラメータに割り振ることで特定の能力値を伸ばすことが可能。例えば、武器攻撃が得意なメイジといったキャラクターを作り出すことも。

『ヴァルハラナイツ3』

 さらに、各キャラクターには、ランダムで設定される“性格”という概念が存在。同じ種族・職業であっても、性格が異なれば戦い方にも違いが出るという。同じプリーストでも、仲間の体力が減っているとすぐに回復魔法を唱える者、ピンチだからこそ敵のせん滅を優先する者など、さまざまな戦い方をする。

 以下では、7種類の種族を紹介する。

・ヒューマン

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』

 平均的な能力を備えたオールラウンダー。世界の各地に多く見られ、もっとも一般的な種族。他種族と比べて特に際立った能力を持たないが、反面、これといった弱点も持たない。嘘をついたり、感情的な面をみせるなど、種としてはまだ未成熟な部分もある。

・ホビット

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』

 敏捷度と器用さが武器のスピードスター。非常に小柄で、愛らしい種族。一生を通して、無垢なままの風ぼうをしており、慣れないと年齢は判別がつかない。腕力は弱いが、俊敏な動きと器用さを生かすことで戦いを有利に進めることができる。

・エルフ

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』

 知識と気品に溢れた戦闘のエリートで、本来は森など自然の豊かな土地を好む種族。とがった耳と気品に満ちた外見をしていて、その余裕をもった態度から他種族を逆なですることも。魔法を得意とするが、戦士としての素質も高い。

・ドワーフ

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』

 もっとも腕力があり、高い生命力を持つ種族。その体からは考えられないほどのパワーで様々な苦難を乗り越えてきたことを誇りとしている。普段は、おとなしい性格をしているが、戦いの場では修羅と化す。

・ナイトメア

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』

 妖艶ですらりとした体躯が特徴的な種族。歴史的に表舞台へ姿を現すことは稀(まれ)な存在。圧倒的な魔力を保有する魔法のエキスパートな半面、直接攻撃に弱い為、接近戦は禁物だ。

・ビースト

『ヴァルハラナイツ3』 『ヴァルハラナイツ3』

 巨大で野生的な体躯を持つ種族。戦闘能力が非常に高く、近接戦の攻防を得意としている。体に大きな傷跡を持つ者ほど優秀であると言われている。動物的な外見の通り、サカリのようなものもあるらしい。

・機械人

『ヴァルハラナイツ3』

 頑丈なボディと正確な頭脳を持つ人型マシン。生命なきところから造りだされたと言われている。初期能力は低いものの、改造を重ねることによって大幅な性能アップを図ることができるのが特徴。他種族では扱えない、反動の強すぎる重火器を武器として使用できる。

職業レベルが関係するキャラ育成を3ページ目でお届け

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データ

▼『ヴァルハラナイツ3』(ダウンロード版)
■メーカー:マーベラスAQL
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:A・RPG
■配信日:2013年5月23日
■価格:5,980円(税込)

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