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2013年5月22日(水)

発売直前『真・女神転生IV』座談会! ファンにも初心者にも遊んでほしい、シナリオ×遊びごたえ×ボリュームが三身合体!!

文:まさん

■“アダルトブルーレイディスク”が“丸い形の手鏡”?
思わず“ニヤリ”となる世界観の作り込み

ゴロー:今回、戦闘前がシンボルエンカウントになったり、ユーザーインターフェイスがより洗練されたり、いろいろ変わってる部分も多いけど、根っこの部分はしっかり『メガテン』してるって感じがした。

TDB:戦闘の難易度しかり、シナリオのボリュームしかり?

ゴロー:うん。アドベンチャーパートでキャラの全身のグラフィックが出てくるじゃない? オレなんかはさ、昔ながらのドット絵っぽい表現っていうか、アレに感動しちゃうんだよね。

まさん:あー、わかる! それ、めちゃくちゃわかりますよ。すごく懐かしいですよね。

ゴロー:無理に背伸びしてないっていうか、ある意味、シリーズ伝統のあの描写にもしっかりこだわっているのがひしひしと伝わってくるんだよね。そういうところにグッとくるのは、オレがシリーズのファンだからなのか……。

まさん:洗練すべきところは洗練して、変えなくてもいいところは変えないっていうところに美学があるって、山井さんもおっしゃってました。シリーズのファンにも今作から入る人にも手に取ってほしいっていうのは、そういうこだわりがあればこそかと。

『真・女神転生IV』 『真・女神転生IV』
▲どことなく懐かしさを感じさせる、ドット絵で描かれたキャラたち。これこそが『メガテン』であると感じるプレイヤーも多い?

TDB:ちなみに俺、今めっちゃ貧乏なんだけど。

まさん:なんですか突然。お金を貸せってことですか。カツアゲとかマジないわ。

TDB:いやいや、ゲームの中での話だよ! 今回、敵がちっともお金を落とさなくね?

ゴロー:そうなんだよなぁ。東京で遺物を拾えるようになってからでしょ。お金にちょっと余裕が出てくるのは。

まさん:遺物とかを死体からあさるっていう、あのダークな世界観設定にはシビれますよね。ちなみに、遺物は基本的に売ってお金に換えるのがセオリーですが、売る前にアイテム欄の解説を見ておくことをオススメします。

ゴロー:え、なんで? オレ、何も見ないで売っちゃってるけど?

まさん:いえ、これも世界観の作り込みってお話になるんですけど。主人公たちサムライ衆は、東のミカド国の住人なわけですから、東京って感覚的には完全に異世界って感じじゃないですか。

TDB:そうね。アウェイ感があるかもね。文明レベルにも大きな隔たりがあるし。

まさん:だから、東京の人にとっては日常的な用途のアイテムも、彼らサムライ衆にとってはまったく別の用途のアイテムに見えていたりするんです。それを、アイテム欄の解説のところで見られるんですよ。

ゴロー:そうなの? 今までまとめて売っちゃってたから気づかなかった。

まさん:例えば、“アダルトブルーレイディスク”って遺物を手に入れたとしますよね? でも、解説欄を見ると“丸い形の手鏡だ”的なことが書かれてるんですよ。“ビデオカメラ”を手に入れると“カナヅチだが、柄がついていない”的なことが書かれていたり。見ているだけでおもしろい(笑)。

TDB:そこは主人公たちの視点での解説なんだ(笑)。マジかよそれはおもしろい。確かに、中世ヨーロッパみたいな東のミカド国から来たサムライ衆からすれば、そう見えても不思議じゃない。

ゴロー:東のミカド国と東京の文化の違いを、しっかり表現しているわけか。考えられてるなぁ。それにしたって、“アダルトブルーレイディスク”が手鏡って(笑)。イザボーが使ったりするのかな?

TDB:真実を知った時の、イザボーのリアクションが気になる(笑)。

→プレスターンバトルのスパイスとなる“ニヤリ”(4ページ目)

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データ

▼『真・女神転生IV』
■メーカー:アトラス(インデックス)
■対応機種:3DS(ダウンロード版)
■ジャンル:RPG
■発売日:2013年5月23日
■価格:6,300円(税込)
▼『真・女神転生IV 限定モデル』
■メーカー:アトラス(インデックス)
■対応機種:3DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2013年5月23日
■希望小売価格:25,880円(税込)
 
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Amazon.co.jp

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