2013年5月25日(土)
5月24日、東京・新宿にある角川シネマ新宿で、映画『劇場版 とある魔術の禁書目録(インデックス)-エンデュミオンの奇蹟-』のフィナーレ上映イベントが開催。ゲストとして上条当麻を演じる声優・阿部敦さんや錦織博監督たちが駆け付けた。
『劇場版 とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-』は、鎌池和馬先生原作(イラスト:はいむらきよたか先生)の電撃文庫『とある魔術の禁書目録』の劇場映画。ストーリーは、鎌池先生全面協力体制で贈る完全オリジナルストーリーとなっており、ストーリー詳細はもちろんのこと、学園都市や魔術サイドの新設定、それに伴うキャラクターやシーンのサンプルテキストなど、ぼう大な量の原稿を鎌池先生が書き下ろしている。
この日ゲストとして登場したのは、上条当麻役の阿部敦さんと錦織博監督、中山信宏プロデューサーの3名。トークコーナーでは、上映開始直後のことを振り返ったり、3カ月がたった現在の心境を明かしたりしていた。まず中山さんが観客に“これまで『劇場版 とある魔術の禁書目録』何回見たのか?”を会場に訪ねると、10回以上見ている人がかなりおり、中には30回以上見ているという人も。30回以上見たと話した人は、詳しい回数を覚えていないそうで、他の観客や阿部さんたちを驚かせていた。その後、阿部さんが劇場版で新しいキャラクターが登場したことに触れると、錦織監督は、新たなキャラクターたちが受け入れてもらえるか、作品の中でどれくらいキャラクターが成長するか心配だったと話していた。
▲左から錦織監督、阿部さん、中山さん。 |
劇場版で一番思い入れのあるキャラクターは? というトークテーマでは、錦織監督と阿部さんがシャットアウラを挙げていた。阿部さんは、日笠陽子さんの演技がよかったとコメント。演技について話が及ぶと錦織監督は、三澤紗千香さんの声で鳴護アリサがとてもいい娘なんだと実感できたと話していた。中山プロデューサーが挙げたキャラクターは佐倉綾音さん演じるレディリー。セリフにキャラクターならではの執念がこもっていたところが、強く印象に残ったとのこと。
続いては、とても長かったというアフレコの話に。初日舞台あいさつの際にも、阿部さんとインデックス役の井口裕香さん、日笠陽子さんの直訴によってお昼休みが与えられたというエピソードが阿部さんから飛び出していたが、さらに阿部さんは用意されたお弁当の種類がとっても多かったことを話し、どれを食べるか楽しみにしながらアフレコを頑張ったと話し、観客を笑わせていた。
トークがひと段落したところで、プレゼント抽選と告知が行われた。告知のコーナーでは、『劇場版 とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-』のBD・DVDが8月28日に発売されることが明かされた。
▲BD&DVDは、特装版と通常版の2種類が発売される。特装版には、特典としておまけアニメや複製アフレコ台本が付属する。 | ▲こちらはBD&DVDのパッケージイラスト。ちなみに、美琴の左にいるのか上条さんとのこと。 |
▲イベント終了間際、サプライズとして角川シネマ新宿から錦織監督と阿部さんに花束が贈呈された。2人ともまったく聞いていなかったようで、驚きながらもうれしそうに笑顔を浮かべていた。 |
最後は、「ファンの皆さんと“楽しいお祭り”をすることができました!」という阿部さんのメッセージでイベントは終了した。なお、本日5月25日よりコロナシネマワールド11館での上映がスタートするなど、映画館で『劇場版 とある魔術の禁書目録』を楽しむチャンスはまだまだ残されている。まだ見ていないという人は、ぜひ上映中の劇場に足を運んでもらいたい。
(C)鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX MOVIE
■『劇場版 とある魔術の禁書目録(インデックス)-エンデュミオンの奇蹟-』
【公開日】2013年2月23日
【スタッフ】(※敬称略)
原作:鎌池和馬(『とある魔術の禁書目録』アスキー・メディアワークス刊)
イラスト:はいむらきよたか
監督:錦織博
ストーリー原案・構成:鎌池和馬
脚本:吉野弘幸
キャラクターデザイン:田中雄一
音楽:井内舞子/I've sound/IMAGINE
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:PROJECT-INDEX MOVIE
配給:ワーナー・ブラザース映画
【キャラクター&キャスト】(※敬称略)
上条当麻:阿部敦
インデックス:井口裕香
御坂美琴:佐藤利奈
鳴護アリサ:三澤紗千香
シャットアウラ=セクウェンツィア:日笠陽子
レディリー=タングルロード:佐倉綾音
神裂火織:伊藤静
ステイル=マグヌス:谷山紀章
姫神秋沙:能登麻美子
土御門元春:勝杏里
月詠小萌:こやまきみこ
白井黒子:新井里美
初春飾利:豊崎愛生
他