【電撃PSO2】男性と女性の格差は服の価格!? 『ファンタシースターオンライン2』座談会で見えてきたPS Vita版リリース以降の状況

文：電撃オンライン

■10年分の重みを感じられたイベント……そして夏には“CODE：EPISODE2”

――相川さんの、最近のプレイスタイルは？

相川：プレイスタイルかどうかはわかりませんが、ほとんど家にこもって家具をいじっています（笑）。ハマると止まらなくて、ヤバいですね。最初は面倒くさくて、ただの家具置き場だったんです。アイテムパックも少なくて倉庫が一杯になっちゃうから「とりあえず家具を置いておこう」みたいな感じでゴチャゴチャで愛着もなかったんですけど、1回始めたらどハマりしてしまいました。

　私はカワイイものが大好きで、“スイートコレクション”という無課金のスクラッチを「全種類集めるぞー！」と思ったら、マイルームを統一したくなって。この前の“スプリングロマンティカ”もお風呂、和室とそろえたので、今はピンクの部屋の横が和室というカオスな部屋になっています（笑）。

▲かわいいものに目がない相川のマイルーム。完璧なコーディネイトは、グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』に登場するお菓子の家そのもの！

――これはすごいですね。ちょっと前の話ですが、4月のアップデート“荘厳なる守護者”はどうでしたか？

レトロ：新フィールド・龍祭壇が追加されました。新しいタイプの敵が出てくるところで、神秘的な雰囲気です。そこでしか出ないレアアイテムもあるのですが、最先端をいくユーザーさんには、少し物足りないところもある気がします。敵が弱いとかではなく、やはり「強い武器が欲しい」という欲求があると思うんですよ。

　ちょっと前に実装されたアドバンスクエストのほうが強い武器が出るので、強い武器が欲しい人は龍祭壇ではなくて、アドバンスクエストに行ってしまう傾向がある。武器を見た目で選ぶ人にとっては、欲しいものが結構出るエリアではあるんですが……そういう意味では、少しプレイヤーは割れているかもしれないですね。

――3月に日比谷公会堂で開催された『ファンタシースターシリーズ 25周年記念コンサート シンパシー2013』はいかがでしたか？

▲多くのファンが詰め掛け大盛況となったコンサート。ゲーム画像とオーケストラが一体となったステージが展開した。

レトロ：普段から遊んでいるゲームの音楽なので、『PSO2』曲に入ってからのテンションの上がり方は違いましたね。『ダークファルス』から『PSO2』オープニングテーマにつながる流れがあったんですけど、あそこは感動しました。『PSO2』は、オープニングテーマが秀逸だと思うんですよ。それがフルオーケストラという環境で聞けたのは、すごく貴重な機会だったと思います。

相川：私は本番の約3日前に行われたリハーサルで先に聞いていたんですけど、その時でもすでに胸にくるものがありました。「これは本番で聴いたらヤバいな」と思ったんですけど、やはり本番はすごくて……音楽だけでなく映像もあって、それがすごく調和していた。私はシリーズ作品をすべてやってはいないので「ちょっと以前の作品もやってみたいな」と思いました。あとは『PSO』で結婚した人が一杯いてビックリしました。

――30組以上いたようですね。

レトロ：『PSO』って10年前のゲームじゃないですか。その10年分の歴史を感じましたね。そして夏に控えた“CODE：EPISODE2”が楽しみです。

豊臣：最近始めたばかりで歴史が浅いので、先輩方にストレートにお聞きしたいのですが……オススメの課金プランはなんでしょうか？

レトロ：最低限のゲームをやるうえで「これは入っておいたほうがいいよ」というのは、プレミアムセットとアイテムパック拡張最大セット。あとは買い切り系のコンテンツや拡張倉庫といったあたりだと思います。

相川：アイテムパックが増えるものは楽になりますよね。

レトロ：マグもシステムで最初に1個もらえるんですけど、やり込む人は全クラスやるわけじゃないですか。そうすると、それぞれのクラスにあった打撃、射撃、砲撃分のマグはあったほうがいいので、追加で2個買ったりとか……。

　あとは、“レアドロップ倍率＋150％”です。僕はこのゲームで“レアアイテム探し”が一番楽しいんです。それを便利にしてくれるのが、悪魔のようなアイテムの“レアドロップ倍率＋150％”（笑）。30分しか効果がなくて、その間にレアが1個も出なかったら完全に無駄なんで、いつでも使えるものではないんですけど、「ここぞ！」という時には使わなければいけないものだと個人的には思っています。

――いい武器が欲しいという人は多いですよね。

レトロ：基本、いい武器なんて出ないわけですよ。だけど、出している誰かは世の中にいる。そういうものを探す。僕は根っからあるんでしょうね、ギャンブラー的なところが……それと同じ感覚なんですよね。プレイしている中で、宝くじ的なところを楽しんでいます。誰もが楽しめる遊び方ではないかもしれませんが、僕は日々“宝探し”をして生きている感じですね。おおげさですか？（笑）

▲レトロ吉田のマイルームには、集めた武器がウェポンホログラムによって表示されている。

――では今回のまとめで、これから『PSO2』を楽しまれるユーザーさんに、何かアドバイスをお願いします。

相川：人によって遊び方が違うので、王道を行ってもいいし、衣装に凝るなどのマイブームもいい。レベルを上げれば行ける場所も増えていくので、それはわかりやすく楽しいんですけど、とりあえず1回やって欲しいのは、仲間とのダンスですね。“モノマネ”を使うと、同じロビーアクションを行うので、有名なトレインダンスごっこを簡単にできます（笑）。

　あと、個人的に緊急クエストが好きです。みんなでドーッといって、他のパーティと一緒に大量の敵をやっつける。一緒にパーティを組むのも楽しいんですけど、他のパーティと一期一会ですれ違いその場で一緒に戦うというのも楽しい。1人で気楽にも遊べるし、友だちと一緒にも遊べる。オンラインゲームだからといって構えず、気軽に遊べるんじゃないかと思います。

――本日はありがとうございました。

▲他のプレイヤーを“モノマネ”することで、同じアクションを実行。並んでダンスをすれば、有名アーティスト気分を味わえる!?

(C)SEGA

データ

関連サイト

• PC版『ファンタシースターオンライン2』公式サイト
• PS Vita版『ファンタシースターオンライン2』公式サイト
• 電撃オンライン内“電撃PSO2”特設サイト