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2013年6月2日(日)

ライブ前なのにゲームに熱中!? 『仮面ライダー バトライド・ウォー』主題歌『Go get ‘em』を歌うKAMEN RIDER GIRLSにインタビュー

文:電撃オンライン

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■ファンに支えられてきたからこそ実現できたソロライブ

――3年間というこれまでの活動を振り返って、いかがですか?

名倉:最初のメンバーは、“KAMEN RIDER GIRLS”という趣旨を知らずにオーディションされていたメンバーもいます。また、男の子のファンが多い作品にガールズユニットとして活動することや、歴史がある作品の名を付けて活動することに、不安や緊張を抱きつつ活動していました。応援してくれる方が増えているのを感じつつ、迷っている時期は長かったです。

 『仮面ライダーウィザード』のエンディングを担当させてもらえることがわかってから、自分たちが出せる最大のパフォーマンスをしようとか、いろいろなエンタテインメントを提供したいと思うようになりました。そこまでになったのは、ファンの方の応援があったからです。それで1つずつ夢がかなって、3年目にしてワンマンライブができる。ワンマンライブではファンへお返しできたらと思います。

KAMEN RIDER GIRLSインタビュー
▲先日、イオンレイクタウン越谷にて開催された『Go get ‘em』発売記念イベント。ファンや買い物客に見守られ、大盛況であった。

安田:初期メンバーは渋谷にあるパセラからスタートしたんですが、今では東京以外にも名古屋や大阪などに発売記念イベントなどで行かせていただけるようになりました。地方にもかけつけてくれる人が増えているのを実感できています。それが自信にもなるし、また来てもらえるように上を目指すことにもつながります。

 今は不安よりも楽しみつつ、活動できるくらいまでになりました。やっと行われる初ワンマンで、多くの方と会えると思います。2回目、3回目とやっていけるように、まずは今回を成功させたいですね。

吉住:内側の話なんですが、わからないままに活動してた初期メンバーが土台を作り、そこに新メンバーが入ることで活動の幅が広がりました。6人分のパワーを持って進めるのがすごくおもしろいですね。今の6人でしかできないことがあると思うので、ドンドンチャレンジしていきたいです。

井坂:3年目なんですが、結成した時は何も決まっていなくて方向性も見えなかったんです。ダンスも初心者で、何もなかった中で、映画の主題歌をやらせてもらっていました。明確に理由がわかって実行したというより、レールに乗っかっていったという感じだったので、スクリーンから曲が流れた時は実感があまりなくて、不思議な感覚でした。

 いつまで続くかもわからなくて、40周年記念で結成されたから1年で終わるかと思っていたんですが、うれしいことに3年もやってこられました。結成当初はアルバムまで出したいとか、ワンマンやりたいとか、本編に出たいとか、できるわけないと思いながら個々で言っていたんです。ところが、夢の夢だと思っていたことが、1つずつかなっていっています。いろいろありましたが……仮面ライダーGIRLSはまだ終わりませんよ!

全員:うんうん。

井坂:アイドルには年齢制限があるってよく言われるじゃないですか? でもアイドルでいようとも思っていないし、関係ないですよ。1つのグループとして、いろいろなことを生み出せていけたらいいなと思います。

KAMEN RIDER GIRLSインタビュー

秋田:私は、2012年の9月から活動に参加するようになりました。このグループを知って入りました。元々、アイドルに興味がなかったんです。ところがこのグループは、音楽的にもアイドルというよりはアーティストだし、自分を飾らず作らずに、素のままで皆を楽しませようとしてる。そこにすごく魅かれて、楽しんでやっています。なので、ワンマンライブをやる時に、入れていてよかったと思っています。

遠藤:私も“KAMEN RIDER GIRLS”を知っていて、オーディションを受けました。本当は大分にある実家の自営業を継ぐはずだったんですが、それを待ってもらって受けました。この“GIRLS”に入れるかどうかが人生の分岐点だったんですが、プロデューサーの目にとまり、選んでいただきました。

 初期メンバーというお手本があったので、それを参考にしつつ、でも新メンバーという立場に甘えないで自分でやれることをやろうと考えました。その気持ちは今でもあります。不安はありますが、初心を忘れないようにしつつ、できることをやっていこうと思っています。エンディング起用やゲームの主題歌、ワンマンライブなどはすべてうれしいのですが、まだまだ満足しないで、皆で上を目指していきたいと思います。

KAMEN RIDER GIRLSインタビュー

――3月にはアルバム『alteration』が発売されました。その中で印象的な曲や好きな曲について、それぞれ教えてもらえますか?

名倉:『prisoner』です。“GIRLS”は決め決めでカッコいい女性を目指すパフォーマンスが多いんですが、アルバムでしかできないこともあると思い、プロデューサーに提案させてもらいました。それがヤングチームとアダルトチームで分かれている、『MR.Notice』と『prisoner』です。こんな私が『prisoner』でかわいい女性の気持ちを歌っているので、そのギャップにやられてほしいと思っています。自分では新しいことに挑戦させてもらったと思っているので、印象に残っています。

遠藤:『survive』についてもぜひコメントをお願いします!

(一同笑)

名倉:あえて避けたのに! ……今回、アルバムの中でソロ楽曲をやらせていただき、作曲は野村義男さんで、作詞を名倉が担当しました。どんな歌詞にするかが一番ポイントだったんですが、こういう歌詞にしたいというのが自分の中にあったので、それを伝えたところ、「じゃあ、それを聞いて僕がメロディを作るよ」とおっしゃっていただき、できた曲です。メンバーも共感していただいていますし、社会に出ている人はわかるものだと思います。ライダーとは関係ない側面から、音楽として作らせてもらいました。

KAMEN RIDER GIRLSインタビュー

安田:私は『Let’s Go RiderKick 2011 Album Ver.』です。デビュー曲で、すごい大事な曲なんですが、新しいメンバーも加わり、皆で歌えた曲なので。初期メンバーはソロの部分が歌い方がかなり変わっていて、新メンバーはソロパートがあります。最高の仕上がりになったと思うので、いつか披露したいと思っています。

井坂:私は本編の最後の『Girls Anthem~with our BIG LUV~』です。作詞家の藤林聖子さんと、ガールズトークと言う名の打ち合わせをさせていただき、メンバーの気持ちを話させていただきました。それを受けて聖子さんが私たちの言葉を組み替えて、作ってくださいました。普段とは異なり、素直に歌っていいと言われて、等身大の自分たちを表現しているので、ストレートに響くと思います。“GIRLS”のアルバムを出せたのは、応援してくれた人がいるから。その方々に感謝を込めつつ、これからもついてきてほしいという想いを込めています。これはぜひ聞いてもらいたいと思います。

――個人的には、『Girls Anthem』からEXTRA TRACK『HEAVY METAL STRIKES BACK-血まみれの救世主(メサイア)たち-』への流れがすごいと思いました。まったく違う雰囲気ですが、どちらもいい曲で。

名倉:『Girls Anthem』でキレイに終わらないのが、私たちらしいんです。『HEAVY METAL STRIKES BACK』は、歌詞も曲もデーモン閣下が書いてくださいました。すごく気さくな悪魔でしたね!

井坂:劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』のテーマソング『FOREST OF ROCKS』のダンスビデオに出演させていただいたんですが、あれがあったおかげで曲を書いてくださったんです。

秋田:国際フォーラムで行われたイベント“超英雄祭 KAMEN RIDER×SUPER SENTAI LIVE&SHOW 2013”のリハーサルがデーモン閣下と一緒だったんですが、親切に話してくださって。「どこが悪魔だ!」って(笑)。でも歌詞は悪魔でした。

吉住:私も『HEAVY METAL STRIKES BACK』は好きですね。あとは『Just the Beginning』ですね。アルバムの最後のほうに入っているんですが、あれで勢いがすごくつくのがイイ。ただ……特にコレというより、『alteration』というアルバムの世界観がお気に入りなので、イチから聞いてもらえるとうれしいです。

KAMEN RIDER GIRLSインタビュー

遠藤:私は『咲いて』から入ったので、アルバムを出す前から『咲いて』が一番好きでした。元々ある曲に、新たに入ってきた千里が加わり、6人で歌うことができてよかったです。5人の時にプリンスホテル高輪で仮面ライダーのイベントをやった際に歌ったんですが、その次の年に6人でまたプリンスホテル高輪のイベントに参加させていただけたんです。そこで『咲いて』を歌った時に、1年前よりも大きくなった歓声や拍手が聞こえてきて、自分たちの成長を感じられてうれしかったです。そのイベントがあって、より一層『咲いて』が好きになりました。

秋田:私は『Last Engage』が思い出深いです。初めてレコーディングしたこともあるし、ウィザード本編で流れたというのもあります。サビでドカンと広がる感じや歌詞が世界観にリンクしているので、好きな人が聞いたら楽しめると思います。ライダーの曲で歌詞だけでなく、曲もカッコいいので、そういった雰囲気も感じてもらえるのではないかと。

――いよいよ6月2日に、新宿BLAZEにてライブ“K.R.G.S. 1st LIVE ROCK and KICKS 1号”が行われます。こちらへの意気込みをお願いします。

井坂:念願のワンマンライブということで“GIRLS”の世界観で存分にイベントをやれるので、好きに楽しんでほしいですし、私たちも思いっきりやらせていただきます。今までにないことを準備しているので、楽しみに待っていてください。

名倉:最初にワンマンが決まった時、「あんなことしよう、こういうのもやりたい」って考えたんですが、間近になって“私たち、KAMEN RIDER GIRLSらしい”ナチュラルで、でもパフォーマンスを決めるという、いつも通りのステージをして、ファンの方と一緒のイベントをしたいと思いました。いつも通り、楽しみに会場に来ていただければと思います。

遠藤:歌の練習もしています。ダンスの練習もしています。筋トレもしてます。仕上がっています! 楽しみにしていてください。

安田:今回はグッズもたくさん出るので、ぜひ身につけて、歌やパフォーマンスと一緒に楽しんでほしいです。

秋田:最初から最後まで、最高の“ショータイム”を見せます! 

吉住:結成当初から言っていた、念願のワンマンライブ。本当に大切な日になると思うので、ファンの皆さんと私たちとで最高の時間を過ごせればいいと思います。最初から最後までクライマックスなので、楽しみにしていてください!

――最後に井坂さんから、この記事を見ている読者に向けて『Go get ‘em』発売に際してのメッセージをいただけますか?

井坂:アルバムを出して1発目のシングルで、私たちメンバーの意気込みがギッシリ詰まっています。『仮面ライダー バトライド・ウォー』のタイアップということで、ゲームに負けないように強い意思を持って、私たちも戦ってきました。ぜひゲームと一緒に楽しんでいただきたいと思います!

KAMEN RIDER GIRLSインタビュー
▲自分たちだからこそできるライブにしたいとコメントしていた、“KAMEN RIDER GIRLS”。これからの彼女たちの活動にも期待しておこう。

■“K.R.G.S. 1st LIVE ROCK and KICKS 1号”概要
【公演日時】2013年6月2日(日)
【場所】新宿BLAZE
【時間】開場16:45 開演17:30
【チケット情報】スタンディング 4,200円(税込)
※小学生以上有料/未就学児入場不可
※別途ドリンク代(500円)が必要
※整理番号付き

(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
(C)石森プロ・東映
(C)2013 NBGI

データ

▼『Go get ‘em』
■品番:通常盤 AVCA-62461/CD+DVD盤 AVCA-62460/B
■発売元:エイベックス・エンタテインメント
■発売日:2013年5月22日
■価格:通常盤 1,260円(税込)/CD+DVD盤 1,890円(税込)
 
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▼『alteration』
■品番:通常盤 AVCA-62252/CD+DVD盤 AVCA-62251/B
■発売元:エイベックス・エンタテインメント
■発売日:2013年3月20日
■価格:通常盤 3,150円(税込)/CD+DVD盤 3,990円(税込)
 
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