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2013年6月6日(木)

ご家庭のリビングに“劇場”を――体験したからこそわかる『パペッティア』の魅力をお届け!

文:ゴロー

 チワッス! ゴローです。SCEから9月に発売されるPS3用ACT『パペッティア』のメディア体験会に行ってまいりました。

『パペッティア』

 『パペッティア』は、魔法の月に囚われた少年・クウタロウの不思議な冒険が描かれるアクションゲーム。“劇場”をコンセプトに作られており、状況に応じて客席から歓声や笑い声があがったりします。

 体験会は、取材班3人でプレイを回しながら、クリエイターの方たちが要所でポイント解説をする形で行われました。以下でプレイした感想やゲームの見どころを紹介していきますが、まずは最新素材を使って本作の概要から簡単に説明しましょう。

■アクション大活劇『パペッティア』とは

 パペットにされてしまった主人公の“クウタロウ”が地球に帰るべく、魔法の月の王である“ムーンベアキング”に立ち向かう冒険活劇。“ヘッド(頭)”を落としてしまわないようにクウタロウを操作し、魔法のハサミ“カリバス”を駆使して道を切り拓いていきます。

『パペッティア』 『パペッティア』
▲“ヘッド”は、いわばクウタロウの命。攻撃を食らうと落とし、すぐに拾わないと消えてしまいます。ヘッドの種類には、ドクロやハンバーガーなどユニークなものが数多くあります。▲“カリバス”はムーンベアキングの邪法に対抗できる唯一無二の存在。何かを切っている間は進み続けることができ、うまく使えばステージを縦横無尽に移動できます。

【魔法劇場の登場人物たち】

クウタロウ

『パペッティア』

 夢の中でムーンベアキングに魂を盗まれ、木の人形に姿を変えられてしまった少年。目覚めてすぐにムーンベアキングの機嫌を損ねたため、ヘッドを食べられてしまう。代用品のヘッドで生きながらえているが、しゃべることはできない。聖なるハサミ・カリバスを手に入れ、月を救う英雄になる……はずである。

おてんばパートナー
ピカリナ(声:松岡由貴)

『パペッティア』

「なんやねん! なんっやねん! ほんま冗談ちゃうわ!」

 コテコテの関西弁でしゃべる好奇心旺盛な妖精。クウタロウのパートナーであり、ツッコミ役でもある。その激しすぎるツッコミは物語や世界観さえも揺るがすほど。太陽の娘の侍女らしく、姫の監禁場所について知っているようだがなぜか口が堅い。

月の暴君
ムーンベアキング(声:乃村健次)

『パペッティア』

「ここは俺の月だ! 逃げ隠れできると思うな!」

 無慈悲で暴虐な月の国の支配者。月の女神からムーンストーンとカリバスを盗み、その権力の座を奪った。自分の力と権力からの転落に脅え、毎夜子どもの魂をさらっては闇の兵士にしている。

ムーンベアキングのしもべ
タイガー(声:白熊寛嗣)

『パペッティア』

「王よ、お怒りをお鎮めください。万事、私めが処理いたします。」

 ムーンベアキングに付き従う将軍の1人で、黒の城を警備する。ムーンストーンのかけらで強固な牙を得た。ムーンベアキングを神のごとく畏れ敬いゴマをするが、部下たちに対する態度は横柄。

月の魔女(声:片岡富枝)

『パペッティア』

「素敵なお客様。本当にかわいい坊やだこと……さっさとそいつを連れてきな!」

 黒の城の厨房で働く月の魔女。優しい言葉をかけたかと思えば、次の瞬間に怒鳴り出す。聖なるハサミ・カリバスを盗もうと画作し、クウタロウをうまく言いくるめる。料理の腕は壊滅的だが、魔法はそこそこ。

やる気のない道案内猫
インヤン(声:多田野曜平)

『パペッティア』

「ヘッドが消えたら、お前さんの命もここまでにゃ」

 クウタロウを教え導く役割を飼い主である月の魔女から与えられた空飛ぶ猫。元々は月の女神の飼い猫だったが、ムーンベアキングの反乱以来、今の立場に甘んじている。そのせいか、やる気というものがまるで感じられない。

→『パペッティア』は見ているだけでも世界に入り込める!(2ページ目)

(C)Sony Computer Entertainment Inc.

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