注目の集まる『アサクリIV』や“トム・クランシー”を冠する新規タイトルなどユービーアイソフト・カンファレンスの模様をお届け

文：電撃オンライン

■スマートフォンで“シカゴ”が武器になる――？　『Watch Dogs』

　『Watch Dogs』は、リアルに再現されたイリノイ州の都市・シカゴが舞台となるアクションADV。主人公はスマートフォンのような小型端末を持っていて、そこから街中の監視カメラや防犯措置を自在に操り、ターゲットを追い詰めていく。今回のトレーラーでは、主人公は警察組織と協力関係にはないらしい模様や、スプリンクラーを作動させて敵の虚を突く模様などを確認できた。

■『JUST DANCE 2014』

　ダンスゲーム『JUST DANCE』の最新作。大きな続報はないのだが、新ハードの発表を経て対応機種がPS4/PS3/Wii U/Wii/Xbox One/Xbox 360へと更新された。

　

■『Rabbids INVASION』

　この『ラビッツ』最新作は純粋なゲームではなく、Xbox Oneにて視聴可能なインタラクティブTVアニメーション。アニメを見ながらKinectを使用した簡単なミニゲームを楽しめる。

■『Assassin’s Creed 4 Black Flag』

　ユービーアイソフトで一番の注目作と言えば、もちろん『アサシンクリード』シリーズ最新作であるこのタイトル。会場を大きく沸かせたロゴビジュアルから始まった今回のトレーラーでは、酒場での乱闘や海戦の模様が描かれていた。また、動画の最後には意味深な“赤い何かを封じた透明な立方体”が登場。この立方体が物語のカギとなるのだろうか。

■『TRIALS FUSION』『TRIALS FRONTIER』

　世界的な人気を持つモトクロスアクションゲーム『TRIALS』シリーズからは、最新作としてPS4/Xbox One/Xbox 360/PC向けの『TRIALS FUSION』と、モバイル向けの『TRIALS FRONTIER』が発表された。キャッチフレーズは「ONE FUTURE TWO TRIALS」とのことだが、相互に連動要素があるのだろうか？

■『THE DIVISION』

　“バイオハザード”という単語や荒廃した世界のイメージが映し出され、タイトルも告げられずに上映がスタートした本作のトレーラー。グラフィックやAR表現が非常に秀逸なものの、エネミーが人間であることや攻撃時のポイント表示に、会場はしばらく怪訝な雰囲気に包まれていた。しかし臨場感のあるビジュアルによって観覧者の期待は徐々に盛り上がり、最後に“TOM CLANCY’S”の添えられたタイトルが表示されると、会場は大歓声に包まれた。

　本作は、トム・クランシー原作タイトルとしては初となるオンライン専用のオープンワールドRPG（操作はTPSに準拠の模様）。非常に巨大なタイトルであることは、まず間違いないだろう。日本での展開も注目していきたい。

　トム・クランシー作品と言えば、時折挿入される他シリーズ作品とのクロスオーバーが魅力の1つ。もし、『THE DIVISION』の世界でサム・フィッシャーや特殊部隊“ゴースト”と出会ってしまったら……？　まだまだ情報が少ない本作。想像を膨らませて続報を待とう。

関連サイト

• ユービーアイソフト
• 電撃オンライン内“E3 2013”特設ページ