2013年6月26日(水)
本作はPSP版の本編にあたる“亜生命体ヴィティウム編”を丸ごと収録したうえで、さらに2つの新シナリオが追加されている。
“慟哭のX抗体編”は、“亜生命体ヴィティウム編”の裏側で起こるもう1つの戦いを描いたシナリオで、“策謀の魔王編”は、ヴィティウム撃破後の展開を描いたシナリオとなっている。なお“亜生命体ヴィティウム編”も、PSP版にはない新イベントを多数追加している。これにより、PSP版と比べるとボリュームは2倍以上となっており、長時間遊び込める充実した内容となっている。
異世界デジタルワールドで目覚めた少年は、目の前に現れたアグモンとともに“はじまりの街”へ向かう。そこで出会った長老ジジモンから、デジモンが黒いオーラをまとい正気を失う“黒化現象”が頻発していることを聞かされる。
その原因は、ファイル島での出来事やデータのすべてを記録している端末の“メモリアルステラ”の機能が停止したことと関係しているらしい。現実世界へ帰るために手がかりを探すべく、調査に向かった少年たちの前に、次元のゆがみから謎の生命体が姿を現す!
▲次元のゆがみからヴィティウムが出現! 通常のデジモンとは異なる構造体を持つ謎の生命体で、いかなる経緯で産み落とされたのかは不明である。 | ▲ヴィティウムは、デジタルワールドでさまざまなデータを吸収して成長。はたして、その暴走を止めることはできるのか? |
人工生命体“ヴィティウム”の暴走によって、不安定になったデジタルワールド。世界の安定を取り戻すべく、デジタルワールドのホストコンピュータ“イグドラシル”が活性化する!
イグドラシルはGIGOカンパニーによって封印されていた“ムゲンマウンテン”をエミュレート。デジタルワールドを浄化すべく、異分子を強制削除する“Xプログラム”を散布し始めるのだった!!
▲オメガモンX抗体、デュークモンX抗体は、惨劇を繰り返そうとするイグドラシルの真意を知るため、ムゲンマウンテンの調査を開始する。主人公たちも彼らに協力するため、ムゲンマウンテンへと向かう。 |
▲街で平和に暮らしていたドルモンとプロットモンも、X抗体に縁を持つものとしてその戦いに巻き込まれていく。 |
▲ムゲンマウンテンを探索中、敵に襲われて傷つくプロットモン。それを見たドルモンは、勇気を振り絞って進化を遂げ、ドルガモンとなって敵に立ち向かう! しかし、強大な敵に対してさらに力を求めるようになるドルガモンは、徐々に自分自身の力に魅了され、暴走し始めてしまう……。 |
デジタルワールドのすべてを司る謎のホストコンピュータ。“クリスタルの破片”や“巨大なクリスタル”を放ち、“自己修復”の能力を持つが、不明な点が多い存在だ。
▲イグドラシルが創造した化身体。ムゲンマウンテンの奥に存在するようだが? |
ムゲンマウンテンから漏れ出たXプログラムの影響で、X抗体を持つデジモンは新たなX進化“ゼヴォリューション”が可能となる。Xプログラムが蔓延しているムゲンマウンテンは、通常のデジモンにとって苦手な地域となるので、“ゼヴォリューション”で強くなったX抗体デジモンで攻略したいところだ。
●ドルガモン | ●ドルグレイモン | |
▲獣と竜の資質を持ち、多くのデジモンがその影を見ただけで逃げ出すほどの獣竜型デジモン。戦いにおいては獣のごとく獰猛(どうもう)だが、竜の知性を併せ持つため普段は非常におとなしい。 | ▲“最後の敵”の異名を持つ超大型獣竜型デジモン。デジコア(電脳核)の最深部に眠っていた伝説の“ドラゴン”の強い生命力のデータが、額のインターフェイスによって解き放たれた姿である。 |
ヴィティウムを撃破し、束の間の休息が訪れる。しかしその様子を見ていた四ノ宮リナは、現実世界の異変がまだ収まっていないことに気付く。その時、魔王“バルバモン”の仕掛けたプログラムが作動し、リナは使っていた端末に吸い込まれてデジタルワールドへ連れ去られてしまうのだった……。
その後、“はじまりの街”に戻った主人公たちの前にバルバモンが現れ、“デジタワー”の最上階からデジタルワールドの支配を宣言する。リナが捕らえられたことも明らかになり、少年たちはバルバモンの野望を阻止することを決意する!!
▲デジタルワールドの支配を企むバルバモン。これを阻止するため、主人公たちはデジタワーの最上階を目指す。 | ▲四ノ宮リナは、彼女が持つ“Decode”能力に目をつけたバルバモンによって、デジタルワールドに引き込まれてしまう。 |
▲悪魔・暗黒系デジモンの頂点に君臨する七大魔王たちも、デジタワーに集まってくる。それぞれが異なる思惑を持って行動しているため、お互い手を組むことはない。そんな彼らが、主人公の行く手を阻む理由とは? |
●バルバモン |
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▲七大魔王の1人で、堕天使型デジモンたちを操って悪の限りを尽くす。ネットワーク内に存在するあらゆる財宝に執着し、物欲のためなら手段を問わず、ひとかけらの財宝のためにデジモンの命を奪う強欲で残忍な性格。 |
●ベルゼブモン | ●リリスモン | |
▲2丁の巨大な銃ベレンヘーナを使う、七大魔王の1人。馴れ合いを好まず、孤高の存在を貫く。非常にプライドが高く、冷酷無慈悲であるが、弱者を虐げることは好まない。 | ▲七大魔王の1人で、7つの大罪の色欲を司る。元は高位の天使型デジモンだったが、堕天して今の姿となる。別名“暗黒の女神”。その吐息はデジモンのデータを末端から抹消する。 |
●オファニモン |
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▲女性型天使デジモンの最終形態である座天使型デジモン。セラフィモン、ケルビモンとともにデジタルワールドの中心部“カーネル(神の領域)”を守護する三大天使型デジモンの一柱でもある。神の側面でもある慈愛と慈悲を伝える、デジタルワールドの聖母的な存在。 |
ある事件をきっかけに、主人公とティラノモンの間に奇妙な関係が生まれる。その後、ティラノモンは自らを鍛え直すために街から旅立ち、物語を進めると徐々に成長していく。最終的には本作で初登場となる究極体“ラストティラノモン”にまで進化し、主人公のピンチに駆けつけるという感動のエピソードが描かれる!
▲肉畑で、夜な夜な肉が黒こげにされるという事件が発生。その犯人はティラノモンだった。本人に悪気はなく、よかれと思ってやっていたのだが、主人公に諭されて反省し、自らを鍛え直すため旅に出る。 |
▲さまざまな試練を乗り越えて完全体の“メタルティラノモン”に進化。その後も成長を続け、ついに究極体“ラストティラノモン”へと進化する。 |
●ティラノモン[成熟期] | ●メタルティラノモン[完全体] | |
▲たくましい腕や鋭利な爪、巨大な尾を武器に戦う恐竜型デジモン。見かけによらずおとなしい性格で、知性も高め。 | ▲強力なパワーを身につけるため、身体を改造したサイボーグデジモン。頑強な装甲はあらゆる攻撃を跳ね返し、強靭な顎はどんな硬いものも噛み砕く。 |
●ラストティラノモン[究極体] |
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▲本作で初登場となる新デジモン。デジタルワールド創生から長期にわたる激戦を、進化とともに潜り抜けてきたティラノモンの究極体。過酷な環境化を長年耐え、全身のサイボーグは赤錆となっている。戦術は殲滅戦に特化され、1体で敵の拠点もろともなぎ払う。 |
→“寿命”がカギとなる育成システムを詳細解説(4ページ目へ)
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