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2013年6月17日(月)

『鉄拳』原田勝弘さんに聞くXbox One&PS4インタビュー! 各社カンファレンスを見て3D格闘の雄は何を思ったか?【E3 2013】

文:電撃オンライン

 現地時間6月10日、E3 2013の開催に先駆けて詳細情報が発表されたPS4&Xbox Oneの次世代機。両ハードメーカーのカンファレンスでは多数の対応タイトルやサービスなどが公開された。

 E3 2013の会場内にて『鉄拳』シリーズのプロジェクトディレクターであるバンダイナムコゲームスの原田勝弘さんにXbox OneとPS4のカンファレンスの感想をお伺いしたのでお伝えする。

原田勝弘さん
▲『鉄拳』プロジェクトディレクターの原田勝弘さん。写真は『鉄拳レボリューション』インタビュー時のもの。

――Xbox OneとPS4のカンファレンスをご覧になって、率直なご感想を教えてください。

 各社のカンファレンスは毎年必ずライブで出席させていただいているのですが、今回のXbox Oneのカンファレンスのみ飛行機のエンジントラブルで間に合わず出席できず、後に録画で見ることになりました。

 あくまで個人的な主観ですが、カンファレンスまでの発表手法や順番の戦略がそれぞれ違ったこともあって、エンドユーザーにはPS4のほうが好印象に映ったように感じました。Xbox Oneの目指すところも、いち開発者としてはとても理解できるのですが、ユーザーメリットがはっきりわかる形の説明が少なかったように思います。

 PS4のカンファレンスの帰り道では海外メディアの人々が「PS4のカンファレンスはとてもうまかったな! そう思うだろミスター原田!?」と興奮気味に話してましたね。これはあくまで個人的な感想です。先にも言ったように、Xboxのカンファレンスに関しては録画を見ただけですので。

 例年のE3に比べて、私を取材しに来てくれるメディアの方々、それこそ日米欧すべてのメディアさんがこぞって「XboxとPSのカンファレンスの感想」についての質問をされるのが何よりも印象的ですね。

――プレスカンファレンスで発表されたPS4とXbox Oneの価格について、ご感想を教えてください。

 うーん、それぞれ求める価値観で変わるかもしれませんね。ネットワークの月額サービスなどもそれぞれ違いますし。でも、当然店頭価格で本体価格が安く感じるPS4が消費者には好印象だと思います。特に日本の場合、欧米のXbox Oneで展開されるサービスの恩恵を受けられないかも、と思う人も少なからずいると思いますし、値段から感じるお得感のアピールが弱い気がします。

――各カンファレンスで紹介された内容の中で、気になったタイトルやサービスについて教えてください。

 Xbox One のカンファレンスでは Crytekの『Ryse:Son of Rome』が気になりました。シューターとはまた違う、かなりフィジカルな内容で臨場感がありそうだなと。

 PS4では『MAD MAX』が気になりました。まあ世代だからでしょうけど。でも映像で一番おもしろかったのは『ダークソーサラー』ですね。会場が爆笑に包まれてました(笑)。

――Xbox OneやPS4といった次世代機で、どのようなゲームを作ってみたいか、差し支えない範囲で教えてください。

 いわゆる3D格闘(立体視という意味でなく)というジャンルにはこだわりたいですね。理由は以下の通りです。

・多くのメーカーが手がけるわけでもない。
・欧米のメーカーは描画手法こそポリゴンだがメカニズム的には2D格闘ゲームしか製作しない。

 つまり、いわゆる3D格闘作ってるのは今や日本の一部メーカーだけです。まして、まがりなりにもこの格闘ジャンルでは世界で最も売上本数やインカムを上げてきたタイトルを持つ我々にはそれなりの責務があると思います。

 という側面もありつつ、個人的には“対人戦”を主とするゲームであれば、なんでも作りたいというのが本音ですね(笑)。

(C)2013 NAMCO BANDAI Games Inc.

データ

▼『鉄拳レボリューション』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:FTG
■配信日:2013年6月12日
■価格:無料(アイテム課金制)

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