音ゲーブーム到来？ 『ビートモンスターズ』は『ラブライブ！』に続くか!?【週間ゲームアプリ・ランキング6月10日-11日集計】

文：カッシー

　電撃ゲームアプリ編集部がお届けする週間ゲームアプリ・ランキング。今回は、6月10日～11日に集計したGoogle Play、App Store、Mobage、GREEのランキングをお届けする。

■ Google Play ■

　Google Playの売上TOPランキングは、常連タイトルの上下動があったのみで、あまり目立った動きがなかった。一方、有料ランキングには顕著な動きがあり、6月3日に配信スタートした『FINAL FANTASY IV』が早くもランクイン。2012年6月27日に配信された同シリーズの『FINAL FANTASY III』は今も13位と大健闘中で、本作もランキング上位への定着が予想される。

　また、パチンコ/パチスロアプリがほとんどの中で、目立っているのが10位の『AVP： Evolution』と、16位の『Weaphones： Firearms Simulator』だ。『AVP： Evolution』は、エイリアンとプレデターの両モンスターの視点からプレイできるアクションゲーム。『Weaphones： Firearms Simulator』は端末をさまざまな銃に見立て、実際に銃を撃っている感じを体験できるというマニアックなシミュレータ。

　それに対し人気無料ランキングは、女性に好まれるライトなパズルゲームが多いのが特徴。そんな中、今週目立ったのがGREEなどで多数の人気乙女ゲームを配信するボルテージの新作『生存率0％！ 地下鉄からの脱出』だ。男女ともに楽しめるサスペンスノベルゲームで、今後同社が女性に加え男性の固定ファンを獲得するか注目していきたい。

■ App Store ■

　App Storeのトップセールスで今週目立ったのが、サムザップの『戦国炎舞 -KIZNA』。72位→30位→27位→17位と着々とランクアップ。6月16日からはリリース1カ月を記念したレジェンドガチャ券プレゼントキャンペーンが開始しており、来週以降の動きが楽しみなところ。

　有料ランキングでは、スクウェア・エニックスの『FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争』が急激にランクアップして1位に。グラフィックを向上したアップデート内容と、期間限定の半額キャンペーンによる効果だ。また、ゲームロフトが6月7日に配信開始した『ギャングスターベガス』が、早速5位にランクインしたのも見逃せない。街の中で自由自在に暴れることができる『ギャングスター』シリーズの最新作で、シリーズのファンが一気に購入・ダウンロードしたためと考えられる。

　無料ランキングでは『アルパカにいさん』に続く形で、『育ててイケメン』『にゃんこハザード ～とあるネコの観察日記～』といったグロめの育成ゲームが上位に。比較的開発コストをかけずにヒット作を生み出せる可能性があるため、今後も同種のアプリが配信される流れは続きそうだ。

　また、これまで『よけてぇぇぇぇ！ヒーロー』などユーザーからの評価が高いゲームを着々と配信してきた“あくのそしき”にも注目。同社が6月9日に配信したリズムアクションゲーム『この星を消す…ッ!!』が2位にランクインしている。同じくリズムアクションゲームの要素を取り入れた6月6日配信の『ビートモンスターズ』も11位へと付けた。カラオケのJOYSOUNDで知られるエクシングと音ゲーシリーズ『ルミネス』や『メテオス』のゲームメーカー・キューエンタテインメントによる開発の本作。その本格的な音ゲーの要素が、ユーザーに受け入れられている。トップセールスでは『ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル』が上位に定着していることもあり、今後音ゲーアプリがブームとなるか楽しみだ。

■ Mobage ■

■ GREE ■

　MobageとGREEは、前週と変わらず安定した動き。目立ったのがフィーチャーフォン版GREEにおける、オルトプラスの『サモンナイト コレクション』。PSP用ソフト『サモンナイト5』発売記念イベントによるユーザー活性化が、主な要因として考えられる。

※Google Playは売上TOP、App Storeはトップセールス、GREE、MobageはAndroid版の総合ランキングを『電撃ゲームアプリ』編集部で独自に集計し編集しています。
※App Storeの☆の数と評価数は、最新バージョンの数を記載しています。
※［初］のタイトルはランキング20位以内に初登場したもの、［-］は20位圏外です。
※本データに関するお問い合わせはアスキー・メデ ィアワークスまで。

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